山口達也くんの置き土産

私は普段あまり芸能ニュースには興味ありませんが、〈TOKIO〉の山口達也くんが強制猥褻容疑で書類送検されたという報道には心底びっくりしました。

今日4月25日(2018年)、報道各社が伝えたところによると、山口容疑者は今年2月、テレビ番組で知り合った16歳の女子高生を自宅マンションに誘い、そこで飲酒を勧めた上で無理矢理キスするなどの猥褻行為に及んだとのことです。
警視庁の調べに対し、容疑者本人も大筋でそのことを大筋で認め、所属するジャニーズ事務所からもそれに則したコメントが発表されたので、ほぼ事実なのでしょう。
”飲酒強要”の部分ははっきりとしないので、そこが今後の争点になりそうですね。
(※テレビなどでは「山口メンバー」といって伝えていますけど、私は心を鬼にして”容疑者”と書くことにします。マスコミは〈ラッツ&スター〉の田代まさしさんが逮捕されたときは「田代容疑者」と呼んでいたのですから、ダブルスタンダードはおかしいです。)

山口容疑者といえば、司会やコメンテーターをするテレビ番組を3つも持っている売れっ子タレントですし、〈TOKIO〉としても冠番組やCMが複数あるわけですから、業界には激震が走っていることでしょう。
事件は示談が進んでいるそうなので起訴猶予になる可能性が高いでしょうけど、犯した事実は変わらないので、今後の山口容疑者は一定期間の活動停止が避けられないのはもちろん、グループ脱退と事務所からの退所が現実的だと思われます。
アイドルグループ・アイドル事務所に所属するタレントが”未成年に強制猥褻”というのはどう考えても許されません。アイドル失格ですからね。

また、今回の事件は山口容疑者ひとりの問題で終わらせてはならない部分もあります。
報道によると、被害者とは「テレビ番組で知り合った」となっているわけですけど、一部のメディアはその番組をNHKの『Rの法則』だと断定しています。
この『Rの法則』は山口容疑者が司会を務め、中高生が興味を持っている話題をリサーチし、それを元にスタジオ集まった中高生と山口容疑者らがトークを繰り広げる番組です。

そこに出演する女子高生は、一般人もいればタレントやタレントの卵もいるわけですが、”大物司会者”である山口容疑者から自宅へと誘われば、断りにくいのは想像に難くありません。
この事件は強制猥褻や未成年者への飲酒強要というだけではなく、〈#MeToo〉として世界的にも話題になっている”パワーハラスメント問題”の要素も多分に含まれているわけです。

『Rの法則』は2011年に始まった長寿番組ですから、山口容疑者が過去にも似たようなことをしていなかったかNHKとしても徹底的に調査すべきですし、山口容疑者は他局でも多くの番組に出演していますから、そこでも調査をすべきです。
そして、もちろん”山口容疑者以外の加害者”がいないかどうかも。

いま、日本のテレビ局は福田事務次官のセクハラ疑惑を、それがまだ疑惑の段階であるのにまるで事実のように報じながら批判しているわけですから、自分たちの業界内で起こった今回の事件にはより厳しい態度で臨むべきです。
これは業界全体の問題なのです。
もちろん、新聞や雑誌といった他のメディアも、これを厳しくチェックするべきです。
それがされないのであれば、日本のマスコミはパワハラ問題やセクハラ問題に積極的に取り組む意志がないということです。

”政権批判の道具”ではないところを見せてもらいましょうか。
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集英社は”悪・即・許”

いやあそれにしても最近の日本列島は暑いですねえ。
今日は私の住む長野市も30℃近くまで気温が上がって、街行くひとも半袖姿が目立ちました。
そうなると熱中症にも気をつけたいところですが、もうひとつ気をつけたいのが通勤・通学の電車・バスでの痴漢ですね。統計では春からぐっと増えてきますから。

もちろん痴漢行為においては加害者や容疑者になってしまう側も気をつけねばなりません。
ふとした心の迷いはもちろん、冤罪という恐ろしい落とし穴もあるわけです。
ちなみに、よくある勘違いですが、普通の会社員の方だったら痴漢(初犯・低い悪質性)では簡単に首にされません。
もし会社から懲戒解雇を宣告されても、弁護士さんを介して法的手続きを処分を進めれば、それは無効になることでしょう。
もっとも、停職などの懲戒は避けられませんし、その後会社に居づらくなることは間違いないと思いますけど…。

そしてここで気をつけなければいけないのは、普通の会社員でない場合、たとえば鉄道会社の社員だったり、私立学校の教師だったりの痴漢は、解雇などの重い懲戒を食らってもそれを無効にするのはかなり難しいということです。
これは昭和49年の最高裁判決で「企業秩序を乱したり、企業の社会的評価の低下棄損をもたらした場合は懲戒の対象になる」という見解がベースになっています。

もう少し例を挙げると、バス会社の運転手がマイカーを飲酒運転して罰金刑に課せられたことで解雇され、それが有効と認められた判決もありますし、最近世の中を賑わせた事件でいえば、八百長(業務妨害罪・信用棄損罪)した力士が解雇されたり、野球賭博をしたプロ野球選手が解雇されても文句はいえない、といったところでしょか。
職業柄、許されない非行や犯罪があるというわけです。

その”許されない”でいえば、今日4月23日(2018年)、集英社が『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』の連載を『ジャンプスクエア』7月号から再開すると発表したのはかなりの驚きでした。
作者の和月伸宏氏が去年の11月に違法DVDを複数所持しているという〈児童買春・児童ポルノ禁止法〉違反で書類送検され、連載が休止になったのは全国ニュースにもなりましたけど、今年2月には略式起訴され、罰金20万円の処分が下ったそうなんです。
集英社は、和月氏がその罰金を支払ったから”禊は終わり”という認識なのでしょうか?
(※未成年者の裸体が猥褻であるか芸術であるか、児童ポルノ所持での罰が厳しすぎるのではないか、というのはまた別の議論。)

集英社のHPによると『ジャンプスクエア』は”少年コミック誌”ということになっています。
”少年”というのは一般的には”未成年の男女”ということになりますけど、〈児童買春・児童ポルノ禁止法〉で守られている”児童”は「18歳に満たないもの」となっていますから、”少年”と同じ意味といっていいでしょう。
そういう少年コミック誌に、児童買春・児童ポルノ禁止法に違反した人物が、略式起訴からわずか数ヶ月で連載を再開する…。
私には理解できませんし、社会常識としても許されないと思います。
単純所持は「一年以下の懲役又は百万円以下の罰金」なのですから、せめて1年は待つべきでした。
集英社は2002年に児童買春で逮捕され、懲役2年・執行猶予4年の判決を受けた島袋光年氏を、それからわずか2年後に『スーパージャンプ』で起用するという”前科”もありますから、恐ろしく倫理観が低いといわざるをえません。

また、この集英社の判断をマスメディアが批判的に伝えていないのですから、そちらの倫理観の低さも本当に残念なことです。
『るろうに剣心』は実写映画としてシリーズ化され、来年2019年には3作目の公開が予定されているとのことですから、利害関係が複雑に絡み合い、メディア上では批判ができなくなっているのかもしれません。
なんだかとっても”気持ち悪い”ですね。

緋村剣心ならばこの不届き者どもを叩きのめすはず!
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(※『るろうに剣心』製作委員会にはワーナー・ブラザース、アミューズ、集英社、KDDI、C&Iエンタテインメント、Yahoo! JAPANが名を連ねています。)

2018アジア杯、優勝はなでしこジャパン!

〈なでしこジャパン〉といえば国民栄誉賞に輝いたこともある国民的ヒロインのはずですが、マスメディアはこの2018アジア杯での彼女たちの奮闘をほとんど報じていません。
マスメディアにとっては160試合もあるメジャーリーグでのヒット1本やプロ野球2軍戦のホームランの方が大ニュースのようです。
リオ五輪を逃したこともあり、なでしこジャパンのメディア価値は下がっているのでしょう。マスメディアとは気まぐれなものです。
なでしこたちはこのアジア杯決勝に勝って、それを取り戻さねばなりません。
代表チームが勝ち続けなければ、勝たなければ日本における女子サッカーの灯はか細いものになってしまうのです。

日本時間の4月21日未明に行われた決勝の相手はグループステージで微妙なジャッジもあって引き分けに終わったオーストラリア。
今度こそすっきり勝ってアジア女王を掴みとりたいなでしこは、コイントスで勝つと”風下”を選びます。
これはちょっと意外でしけど、前半はオーストラリアに攻めさせ、それを凌いで、後半に勝負をかけるという戦術なのでしょう。GSではそれがハマりましたからね。

そして前半のオーストラリアは予想通り、というか予想以上の圧力で日本ゴールに襲い掛かってきます。
現在”世界一”とも評されるその攻撃力はまるで暴風雨のようで、シュートは雨霰。
13分には完全に崩される形でカーの強烈なシュート!
決定的という以上に絶望的な場面でしたが、GK山下杏也加が奇跡的にはじき出します!
山下はそこからの波状公的も防ぎ切り、そのすぐ後には自らのミスもあって相手に与えたPKをも止めてしまうのですから神がかっていました。
”女・川口能活”襲名ですね!

この山下の活躍もあってオーストラリアの猛攻を凌ぐと、25分くらいからは日本がチャンスを作り始めます。
35分には岩淵真奈がマラドーナ張りのドリブルで相手DFを3人引きはがしながら右サイドを突破すると、そこからのスルーパスに長谷川のシュート!これは惜しくも相手GKに防がれましたけど、岩淵のドリブルは鳥肌ものでした。

そうして前半は0-0で終了。
日本はよく守り抜きましたし、緊迫感のある好ゲームでした。
オーストラリアはやや疲れが見えていましたし、ここまでは日本のゲームプラン通りといっていいでしょう。
GSのときのオーストラリアは後半ガックリ動きが落ちたので、”風上”の後半はなでしこの時間になるはず。

ところが、決勝ということもあって気合十分のオーストラリアは後半に入ってもパワーダウンせず、エースのカーを中心に猛攻を繰り返してきます。
この大会は2週間で5試合という過密日程なのに、オーストラリアの奮闘は敵ながら見事なものでした。

しかし、なでしこは前半同様に高い集中力と粘りの守備でオーストラリアの暴威を跳ね返します。
組織された守備と、選手個々の局面での奮闘は、いわゆる”ゾーン”に入ったかのようで、サッカーではこういうチームからはそう簡単に点は取れません。
オーストラリアは攻めているようで”攻めさせられている”という部分もありますからね。

するとようやく後半20分過ぎからオーストラリアのスタミナが切れてきた様子で、攻撃でミスが出始めると同時に、守備もやや緩くなってきます。
それを見て高倉麻子監督は27分に菅澤優衣香→横山久美の交代カード。
横山は途中出場した準決勝・中国戦で2得点ですから大いに期待。

しかしこの試合のオーストラリアはやはり気合が違って、なかなか日本に主導権を譲ってはくれません。
さすが”世界一”を目指しているチームだけありますね。
オーストラリアはアグレッシブで組織的で、ロングボールというストロングポイントもあって、本当にいいチームです。
こういうチームと同じ地域で切磋琢磨できることは日本にとっても幸福といっていいでしょう。
そしてそんなチームに勝つことができれば、大きな自信を掴めるんです。

そんな後半40分、なでしこの左サイドからの攻撃。
スルスルと相手を縫って前進した長谷川唯からのスルーパス、それをターンしながら受けた横山がサイドステップで相手をかわし、”よこちゃんゾーン”からの豪快ミドル!
これがネットに突き刺さり、待望の先制点!よっしゃああ!
この日ほとんど目立たなかった長谷川の天才性と横山のここ一番の集中力が見事に融合したスーパーゴールでした。

あとは守り切ればアジア杯に手が届くわけですが、GSではここから悔しい同点に追いつかれています。安心はできません。ここからが正念場です!
もちろんそれはなでしこたちも十二分にわかっていたことでしょう。そこからの5分+3分、彼女たちにはまったく隙がありませんでした。
攻守に奮闘した岩渕が足をつる場面もありましたけど(高倉さんはなぜ交代カードを2枚も残すのか)、11人が高い集中力を持続させた日本はオーストラリアを根負けさせ、ついに試合終了。
日本からヨルダンへの祈りも届きました。
アジア女王は我らがなでしこジャパンです!

”ゲームプラン通り”の勝利といっていい結果でしたけど、ランクが遥かに上のオーストラリアとの試合では、薄氷を踏むというよりも、剣の刃を渡るようなプランでしたから、それを遂行したなでしこジャパンは天晴れとしかいいようがありません。
また、大会MVPには岩渕が輝きましたけど、チーム全体がMVPといっていいまとまりを見せていたと思います。
全員が一致団結し、泥にまみれながら栄光を掴みとる姿こそがなでしこジャパンです。
今大会での彼女たちはそれを取り戻しました。

なでしこジャパンはここからがここからが再出発です。
日本女子サッカーの灯を燃やし続けろ!
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テレビ朝日のパワハラにドン引き

スケベオヤジというのは世のなかに数えきれないほどいるでしょうけど、その生々しいスケベ発言を聞けば、普通のひとはドン引きするものです。
そしてその発言が特定の個人や集団へと向かえば、それは間違いなくセクシャルハラスメントです。

財務省・福田淳一事務次官のセクハラ疑惑は、まさにそういうケースとして『週刊新潮』が伝えました。
『週刊新潮』は被害者とされる女性記者が盗み撮りしていた音声を、福田次官の声だけを拾う形で公開し、女性の対応は文字で説明していたわけですが、その会話の内容は子供に聞かせられないような破廉恥なものといっていいでしょう。
まさにセクハラ=性的嫌がらせとしかいいようがありません。

ただし、それはその報道が真実ならばです。
残念ながら音声は編集されており、福田次官も4月19日(2018年)に「音声は一部を切り取られたもので、全体を申し上げればセクハラに該当しないのはわかるはず」との弁明をしていましたから、真実はどこにあるのかわかりません。
福田次官のスケベ言葉が女性記者に向けてのものなのかどうか不透明ですし、女性記者の側がその発言を誘発するような言動をしている可能性もあるわけですからね。
わかっているのは福田次官がとんでもないスケベオヤジだということだけですが、スケベオヤジというだけでは犯罪ではありませんし、公務員倫理の教材にも「スケベなことをいうな」とは書かれていないのです(今後書かれるかも)。

問題はむしろ『週刊新潮』やその記事の後追いをするマスメディアにあるといっていいでしょう。
一方の主張だけを事実のように報じ、片方をコテンパンに叩くというのは、公平性の観点から正しいことではありません。
繰り返しますけど、今回は証拠があやふやなんです。
それが決定的な証拠ならば”推定有罪”扱いするのもいいでしょうけど、いまの段階では”推定無罪”ですからね。

事実を明らかにするためにも、まずは女性記者側が加工前の音声データをしかるべきところに提出すべきです。
麻生太郎財務大臣も17日に「被害を受けたとされる女性記者の声が出てこなければどうしようもない」と述べ、女性記者のプライバシーを守るべく、直接財務省へではなく、財務省が指定する弁護士(守秘義務がある第三者)に被害を訴えられるよう態勢を整えたとのことでした。

そもそもこの女性記者は自分が所属する報道機関の上司にセクハラ被害を訴えたところ、それを真摯に受け止めてもらえなかったために『週刊新潮』に駆け込んだとのことですけど、被害をどうにかしたいのであれば、代理人を雇うなりして財務省や内閣府に抗議をするのが筋だったのではないでしょうか。
週刊誌に頼るというのは相手を叩きのめすのが目的としか思えません。
そうではなく、財務省や内閣府に抗議すると同時に、音声データを加工せずに公表するというのが、”記者”としての社会正義だと思いますぜ。

そうして今日4月19日未明、”テレビ朝日”が記者会見を開き、被害女性が自社の記者であることを認めました。
ここでちょっと理解しがたいのは、テレビ朝日は「福田次官からのセクハラ行為があったのは事実だと考えている」といって、今後は財務省に正式抗議する旨を発表したわけですけど、それなら女性記者が上司に訴えたときにそうすればよかっただけですよね?
最初の段階でテレビ朝日が被害を握りつぶしたからこそ、女性記者は『週刊新潮』を頼ったわけですよね?

また、この女性記者は1年ほど前から福田次官と複数回「1対1」での会食形式の取材をしていて、その都度セクハラ発言があったので「身を守るため」に会話を録音していたとのことですけど、その取材方法はテレビ朝日も知っていたわけですよね?
むしろ、女性記者ならばスケベオヤジから特ダネを聞きだせると企んでいたんじゃないんですか?
もちろん、セクハラ被害を受ける可能性を理解した上で、女性記者の人権はまったく考慮せずに。
(日本のテレビ局は女子アナをプロ野球選手に近づけるのが得意技ですけど、似たような手法ですね。)

女性記者は”身を守るため”に録音していたとのことですけど、それはセクハラからなのでしょうか?
女性の人権を蔑ろにし、被害を握り潰すテレビ朝日のパワハラからとしか思えませんが。
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2018アジア杯、未来が明るくなってきた準決勝

GSを突破し、W杯出場権を獲得したなでしこジャパンの次の目標は、もちろん2018アジア杯制覇。
その最初の関門たる準決勝の相手は”古豪”中国女子。
このところ力が落ちてきているとはいえ、得意の肉弾サッカーが勢いづけばまだまだ怖い存在です。
リオ五輪予選では苦杯をなめさせらましたしね…。

4月18日、日本時間午前2時に始まったこの試合のなでしこのスタメンは、今大会初出場のGK池田咲紀子とCB三宅史織を含め前の試合から5人を代える、いわゆるターンオーバー。
4バックが有吉佐織・三宅・熊谷紗希・清水梨紗、中盤が長谷川唯・宇津木瑠美・隅田凜・中島依美、FWに増矢理花と岩渕真奈。

高倉麻子監督が常々「このチームは控えが出ても力が変わらない」といっているように、なでしこは立ち上がりから攻勢に出て、サイドからの攻撃や細かいパス交換で相手を押し込み、ペースを完全に握ります。
しかし、なかなかゴールをこじ開けられないまま時間が進み、ちょっと嫌な感じで前半が終わりかけた39分、ボランチの隅田凜からの縦パスを受けた岩渕真奈が華麗なターンから軽やかなステップで相手DFをかわすと左足でズドン!何度も動画再生されそうなスーパーゴールで日本先制!

こうしていいムードで前半を終えたなでしこですが、後半は立ち上がりから中国がギアを挙げてきて苦しい展開。
中国の野性味あふれるキック&ラッシュは試合を観る側も疲れるそうになるくらいですから、ピッチのなでしこたちは拷問のようだったことでしょう。
ただ、明けない夜はない。
後半25分を過ぎたあたりからはさしもの中国女子もスタミナが切れてきて、なでしこの時間帯…といいたいろこですけど、なでしこたちも同じくらい疲弊。
今大会は中2日、中3日の強行日程ですからこうなるのも仕方ありません。

そうなれば大事なのは交代カード。
高倉監督は28分に長谷川唯に代えて横山久美を投入すると、その横山が40分に左サイドの”よこちゃんゾーン”から思い切りのいいミドル!これがネットに突き刺さり、貴重なダメ押しゴール!
このときのなでしこたちの笑顔と、中国女子のがっくりきた表情の対比といったら例えようがありません。

押せ押せの日本はそこからも攻め手を緩めず、43分にPKを奪取するとこれを横山が決めて3-0!
横山はそのすぐ後にちょっと雑な守備で中国にPKを与え、3-1に迫られるきっかけを与えるなど、終盤はよこちゃん劇場でしたね。
これで復調してくれたら嬉しいです。

こうして見事な試合運びで中国を下し、なでしこジャパンの決勝進出が決定!
ここのところずーっと得点力不足が課題だったなでしこですが、前線で岩渕が自由自在に動く”マナドーナ・システム”が確立されつつあることで、相手にかなりの脅威を与えられるようになってきました。
岩渕の調子に左右されるシステムですから、そこはやや不安ですが、この大会の岩渕はかなりキレているので決勝もやってくるでしょう。
また、長谷川や隅田、清水(今大会のシンデレラガールかも)といった若手が大会中に成長し、チーム力を底上げしてくれているのも頼もしい限りです。
なでしこもようやく世代交代し、低迷期間からも抜け出しそうですね。

そして21日の決勝戦の相手は”ライバル”オーストラリア。
GSではもったいない引き分けでしたから今度はすっきり勝ってアジア女王を掴み取りたいですね。
未来が明るくなってきたなでしこジャパンをメディアももっと取り上げてください!
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プロフィール

かつしき

Author:かつしき
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