内親王に恥を欠かせるなど許されない

昨日2月6日(2018年)、突如発表された眞子内親王の結婚行事延期は、国民に大きな衝撃を与えましたが、昨年末から複数の週刊誌でお相手の小室圭さんとその母親にまつわる金銭トラブルが報じられていたので、ああやっぱり…と思われたひとも多いのかもしれません。

眞子内親王のご婚約に関する動きは昨年5月にNHKがスクープし、宮内庁はその時点では「未定」と説明したものの、その後報道が過熱するとともに婚約が既成事実化した9月には宮内庁も「婚約内定」と発表しました。
そうして結婚に向けたスケジュールが決まり、今年3月には結納の儀、そして11月には結婚式という運びだったわけです。

それが結納の儀を間際に控えての延期。
内親王の婚約延期というのは前代未聞といってもいいでしょう。
結婚式は2020年に執り行うという予定だそうですけど、眞子内親王の心中を察すると私も胸が痛みます。
これから約2年もの間、内親王は国民から同情の目を向けられるわけですが、それは晒しものにされるのと同じことです。

このような事態に陥った直接の原因は小室家の杜撰な金銭感覚にあったことは疑いありません。
複数の週刊誌報道によれば、未亡人である小室圭さんの母親は、数年前に結婚を前提としてお付き合いしていた男性から400万円を援助してもらい、それを圭さんの大学入学費や留学費に当てたそうです。
ところが、その後、母親と男性が破局すると、男性側は「お金は貸したものだ」として返却を求めたものの、母親は「もらったものだ」としてそれを拒否したというのです。
小室家側は男性から援助を受けたことについては否定していませんから、お金の流れ自体があったことは事実なのでしょう。
問題はその流れに対する認識というわけです。
(「もらった」とする小室さんの母親は贈与税を支払ったのでしょうか?)

この手の金銭トラブルは我々一般人でもよくあることですし、裁判沙汰も珍しくはありませんが、内親王の降嫁を控えた小室家がことを穏便に処理しなかったことは甚だ疑問です。
援助を受けたのは事実なわけですから、向こうが返せといってきたら、争わずに返却すべきでした。
400万円もの現金ですからすぐに用意できなくても、毎月数万円ずつでも支払うという約束をし、実際そうして誠意を見せておけば男性側もことを荒立てなかったでしょうし、報道が出ても「少しずつ返している」と説明すれば問題はなかったはずです。
それが結婚の延期にまで発展してしまったのですから、小室家の責任は大きいとしかいいようがありません。

ただし、今回の延期については、眞子内親王は「予期せぬ時期に婚約報道がなされました。このことに私たちは困惑いたしました。(中略)当初の予定を大きく前倒しして婚約が内定した旨を発表することにいたしました」とのコメントを出され、金銭問題には触れていませんし、宮内庁もそれが原因であることを否定しています。
内親王と宮内庁の批判の矛先はすっぱ抜いた”NHK”です。
眞子内親王にしたら、自分たちのペースで結婚に向けて話を進めていれば、今回の金銭トラブルも事前に解決できていたのに、という忸怩たる思いもあるのかもしれません。
また、宮内庁もNHKのスクープがなかったら、小室家の”身辺調査”をしっかりすることができたはずです。

しかし、宮内庁は仮に時間がなかったとしても、今回の金銭トラブルをどうにかすべきでした。
小室家にアドバイスをしてもよかったでしょうし、場合によったらお金を貸してもよかったはずです。
宮内庁にだって機密費のようなものはあるでしょうに。
結婚を2年も延期することによって生じる警備費などのコストを考えれば、400万円などは安いものです。
宮内庁は眞子内親王の結婚についてはもっと剛腕を振るうべきです。
この400万円だけではなく、しばしば話題になる小室圭の就職の問題や結婚後のお2人の新居も、宮内庁が用意すればいいんです。

眞子内親王の結婚については、女性宮家創設案や女系天皇論もあって、国民が諸手を挙げて賛成というわけではなかったと思いますが、ことここまで来れば、とにかく内親王に恥を欠かせてはなりません。
宮内庁はそれを一番に考えて行動して欲しいものです。
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恵方巻と商売人根性

昨日土曜日(2月3日)の昼下がり、相方と回るお寿司屋さんに行くと、中途半端な時間だというのに妙にお客さんが多く、レジの後ろも予約注文の袋がたくさん置かれていて何事かと思ったんですけど、そうです節分です。恵方巻です。
恵方巻といえばもともと大阪の一部の風習だったものが00年代からは全国的な広がりを見せているとはいえ、私の住む長野市でもこのように定着していることは驚きました。
しばらくすると”売り切れ”の表示になりましたし、営業時間はこれからだというのに店長さんが早くもぐったりしていました…。

ちなみに”節分の行事食”というのは、伝統的な定型を持つ地域は極少数で、一般的には特別なものは食べられてきませんでした。
雛祭りのちらし寿司や端午の節句の粽や柏餅みたいなものはないんです。しいていえば豆まきの豆でしょう。
そういう間隙を縫って恵方巻を定着させた業界(寿司・小売り・醸造)とマスメディアの”商才”は大したものです。

そう、この恵方巻は伝統食ではなく、商業食なんです(※伝統食なのは一部地域)。
そもそも伝統食にはなんらかの意味があるものです。
地域の風習であったり、宗教であったりがその背景にあるわけです。
ですから、私は恵方巻を食べるときも伝統食だとは思わず、商業食だと思って食べます。
ただし、せっかくですから”楽しむこと”は忘れません。バレンタインのチョコやクリスマスのケーキやチキンと同じことです。
どこかの地域の真似をすることをイベントとして楽しむわけです。

そんなふうに考えている私ですから、関西以外の地域で恵方巻を伝統食として扱うことには違和感を覚えて仕方ありません。
長野県内でも須坂市のさる小学校で、地域の伝統野菜を用いた恵方巻を作り、それを子供たちが食べるという催しが開かれたことが全国ニュースでも報じられていました。
この催しは「ふるさとの食材や日本の食文化に触れてもらおうと、地元のすし店などが企画したもの」だそうですけど、須坂市はここ最近その伝統野菜を全国に発信しようとかなり努力していますから、行政と民間が一丸となった町おこし企画といってもいいでしょう。
ただ、そこに”恵方巻”や”小学生”という要素を絡めたところに私は”いやらしさ”のようなものを感じて仕方ありませんでした。
伝統野菜をPRしたいのであれば、須坂の伝統食をこしらえればいいだけのことです。
しかしそれではマスメディアが”かぶりついて”こないので、恵方巻を使ったのでしょう。
これもまた”商才”というわけですかね。

恵方巻とともに、大阪の商売人根性も全国に普及しているようです。
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安倍総理、ピョンチャン五輪出席の悪手

”安倍総理のピョンチャン五輪出席”。

普通ならば、隣国で開催される五輪であり、2年後に東京五輪を控えている立場から、総理が出席してもなんらおかしくはありません。
しかし、みなさんご存知のように(世界の共通認識)、韓国というのは普通の国ではないんです。
韓国は、”政治利用をしない”ことが原則の五輪を北朝鮮との融和政策の道具にし、世界から白眼視されているだけではなく、五輪の公式HPに日本の竹島を自らの領土であるように記載したり、日本海を妙な名称で呼んだりと、五輪を利用して侵略的野心を既成事実化させようとしています。
それなのに安倍晋三総理は1月24日の会見で「事情が許せば、平昌オリンピック開幕式に出席したいと考えています」という方針を発表してしまったのですから見識を疑います。
確実に”南北融和を是認した”みたいに政治利用されると思いますけど、のこのこと出かけて行くことが本当に正しいのでしょうか?

しかも韓国は、慰安婦問題を「最終的かつ不可逆的に解決」するはずの日韓合意を完全に無視し、韓国民は被害妄想で作られた慰安婦なるものを歴史的事実にしようと日々やっきになっているんです。
安倍総理は「ムン大統領と会って、日本の立場をしっかり伝えたい」といって”日韓合意履行の圧力”を理由にしているようですが、それならば”慰安婦像を撤去するならばピョンチャンに行く”という条件を出せばいいだけです。
ムン大統領との首脳会談が実現しなかったらただの間抜けですぜ。
安倍総理がいうところの「事情が許せば」はなんらかの条件のはずですけど、26日朝の段階でもなにも漏れ伝わってこないだけに不安しか感じません。
(私も安倍総理を信じて情報を待っていましたけど裏切られた気分です。)

ちなみに韓国では「ムン大統領の外交的勝利」などと報じられているそうです。
ピョンチャン五輪はほとんどの国が首脳級を出席させませんが、”北朝鮮と韓国の政治ショーに花を添える役”などはまっぴらごめんということなのでしょう。
そんななかで安倍総理の出席となれば、普通は”韓国に対して大きな貸しを作る”ことになるわけですが、韓国は普通ではありませんから、恩を感じることもなければ、慰安婦像を撤去したりHPを修正することは微塵も考えられません。
つまり、韓国はなにもせずに安倍総理出席という果実を手に入れられるわけです。
ムン大統領も高笑いが止まらないことでしょう。

では、安倍総理が手にしたいものはいったいなんなのでしょう?
会見では「東京五輪のため」「日韓合意を履行させるため」「日米韓の連携をしっかりさせるため」という理由を上げていましたけど、”韓国に政治利用される”というリスクに見合ったものとも思われません。
この総理の判断については、自民党内からも反対の声が多く上がっていますし、あの森喜朗氏(東京五輪組織委員長)ですら懐疑的な見方をしているんです。
もし、安倍総理が五輪に出席したにも関わらず、日韓合意が遅々として進まなかったり、韓国の北への融和路線が変わらなかったりしたら、安倍総理は完全なる外交敗北を喫することになります。
そうなれば世論の反発も必至です。
安倍内閣は「2021年まで続く」などと予想されていますが、思わぬ正念場がきちゃいましたね。

悪手を指したように見える安倍総理、「事情が許せば」の部分になんらかの逆転の秘策があるのかどうか…。
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草津白根山噴火、火山はやはり恐ろしい

昨日1月23日(2018年)午前10時頃に発生した草津白根山の噴火は、1人の方が亡くなり、11人が怪我という被害が報じられたものの、雪山ということで被災規模がいまだ判然とせず、今日も群馬県警と消防が捜索に入ったものの、火山性微動によりすぐに中止になったそうです。安全第一ですからね。
また、国土交通省も噴火後の降灰状況などを調べるためにヘリコプターを飛ばしたそうですが、こちらも悪天候ですぐに中止となり、噴火の様子や降灰状況は、被災した自衛隊員(訓練中)の話や、草津国際スキー場にいたスキー客が撮影した動画や映像で知るのみとなりました。

テレビニュースに流れた映像ではスキー場のすぐ傍で黒々とした噴煙が沸き起こっていただけではなく、砲弾のような噴石がゲレンデに降り注ぎ、現実のものとは思えないほどでした。
命からがら逃げてきたスキー客たちが噴煙で全身を真っ黒にしながら語った恐怖体験は、日本中を震撼させたといっていでしょう。
噴石はスキー客に怪我を負わせただけではなく、スキー場の頑丈なゴンドラをも破壊していましたし、その威力は計り知れません。唯一の犠牲者である自衛隊員の方もその直撃が原因だそうです。

怪我をした自衛隊員の話では、「『ドカン』という音がして右後方の丘から噴煙が上がり、直後に噴石が飛んできたので脇の林に避難した。10分間くらいは煙がすごく、周囲の確認ができなかったが、視界が開けた時には、周りに隊員が倒れている状況だった」
(NHKニュース)とのことですから、まさに地獄のような有様です。
唯一の犠牲者である自衛隊員の方は噴石に当たったことが致命傷とのことですから、おそらく隊の訓練はゲレンデよりも噴火場所に近いところだったのでしょう。
心からのお悔やみを申し上げます。

このように少しずつ明らかになっている噴火状況を見ると、我々はどうしても14年9月の御嶽山の噴火を思い出してしまいます。
あのときも噴石が登山客を襲い、多くの怪我人と犠牲者(58人死亡・5人行方不明)を出しました。
噴石は拳大~直径2mほどの大きさがあり、飛ぶスピードは時速数百キロ、飛距離は数キロもあるそうです。
当たれば人体が耐えられるはずもありません。
噴石は噴火から数十秒で地表に落ちてくるそうですから、岩や樹木があればその陰に隠れることも可能かもしれませんが、スキー場のゲレンデは障壁になるものはありませんから、専門家によると「運だのみ」だそうです。

ちなみに、今回の草津白根山のように、山麓にスキー場のある火山というのは、日本に数えきれないほど存在します。
長野県でいえば御嶽山麓にもありますし、浅間山麓にもあります。
開田高原マイアスキー場などは御嶽山の噴火を機会にゲレンデに50人規模のシェルターを設置するなどの安全対策を取っていますが、そういうスキー場はほとんどありませんし、あったとしても位置関係や収容人数から絶対に逃げ込めるとも限らないわけです。

我々一般人が登山やスノースポーツをする際には、まず、そこが火山なのかどうかを意識することが大切ということでなのしょう。
今回の草津白根山は、気象庁も専門家も「噴火をまったく警戒していなかった」というレベルの火山なのに、それが突然猛威を振るうのですから、予測などできないということです。
火山を有する地域の方には申し訳ありませんが、「危うきに近寄らず」という言葉が一番の安全対策なのかもしれませんね…。
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差別の世界常識は難しいですね

世界的アパレルメーカーの〈H&M〉が「Coolest Monkey in the Jungle」とプリントされたパーカーを”黒人少年”に着せてオンラインショップに並べ、世界中から「人種差別だ!」と批判されている問題ですが、昨日1月13日(2018年)、南アフリカのヨハネスブルクにあるH&Mが複数の黒人に襲撃され、商品を奪われたというのですから穏やかではありません。
抗議の意思を示すならば別の方法があるはずです。
南アフリカの野党〈経済的解放の闘士〉の党首がこの不法行為を正当化する発言を行ったのも混乱に拍車をかけることでしょう。
(※H&Mはスウェーデンで生まれ、現在の本社もスウェーデン。)

それにしてもなぜH&Mがこのような形でパーカーを発売してしまったのか、私は理解に苦しみます。
黒人を猿に例える差別というのは昔から問題になることが多いですし、最近でもサッカー界で大きなニュースになりました。
H&Mは世界的メーカーでありながらそういう問題意識がなかったことは驚きですし、商品の企画や撮影、Web掲載といった段階で、誰かが「これはまずい」と指摘すべきでした。想像力を広げればすぐにわかることです。
”猿”というのは黒人だけではなく有色人種(白人以外)全てへの差別語としても使われますが、有色人種は全人類の7割なのですから、H&Mがそのひとたちに不快の念を抱かせたことは経営的にも大失敗だったといえるでしょう。

人種差別というのは本当にナイーブな問題です。
もちろんこれが”いけない”のは疑いがないところなのですが、”なにをもって差別とするのか”というのは簡単ではありません。
たとえば日本でも年末のバラエティ番組で、ダウンタウン(漫才コンビ)の浜田雅功さんが”顔を黒塗り”にしてエディ・マーフィーに扮したことが「人種差別ではないか」という指摘を受け、世界各国のメディアでも批判的に報じられています。

かつて欧米で”白人が顔を黒く塗って黒人のふりをする笑い”がありました。
これは自分たちと違う風貌や風俗を嘲り、自分たちのモラルや価値観とは違う行動を蔑み、貧しさを馬鹿にするような笑いです。
いうまでもなく、”違いや格差”を笑うことはまさに差別そのものですから、人権意識が進んだ現在では完全なるタブーとなっているわけですが、”顔を黒く塗る”という行為は差別の象徴という扱いになり、”違いや格差を笑う意図”がなくてもタブーとなってしまったわけです。
浜田さんのエディ・マーフィーに差別意識があるようには見えませんが、国際常識としてはタブーに踏み込んでしまったことになります。
これもまたH&Mと同様に、番組制作の段階で誰かが「これはまずい」と指摘するべきでした。
たとえば同じ日本の芸能界でも、ビヨンセでの物真似で有名な渡辺直美さんは顔を黒塗りにせず、ファッションやダンスや表情で上手く化けているのですから、日本のテレビ局だってわかっているはずです。

いまは世界がWebで繋がり、あらゆるものが”日本だけ”で見られているわけではありません。
企業もメディア関係者も世界常識を頭に入れて行動すべきでしょう。
差別というのは抗議がなければ、それを認めたことになり、助長することになってしまいます。
ですから、世界では少しのことでもすぐさま抗議がなされるのです。
しかし、我々日本人はいい意味でも悪い意味でも差別に鈍感です。
不用意に差別的なことをしてしまうことがありますし、自分たちが差別されていても「大したことがない。ことを荒立てることではない」と軽く受け流すこともしばしばです。
アジア人が欧米で差別を受けたときでも、日本人だけはずいぶん大人しいそうですし、サッカーやフィギュアスケートや野球といったスポーツの世界で、日本人選手が”アジア人差別”を受けたときでも、ほとんどの場合、抗議をするのは日本人ではなく、世界のひとたちです。
日本人が差別問題への意識を高めるためには、まず先に自分たちされる差別に敏感になった方がいいのかもしれませんね。
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かつしき

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