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そろそろ両刀使いを捨てるとき

”二刀流”というのは、普通は両手で一振の太刀を扱うところ、片手に太刀、もう片手に小太刀(脇差)を持つ剣術の流派のことですが、我々が思い浮かべるのはやはり宮本武蔵の二天一流ですよね。
小説や映画や漫画で、武蔵が二刀を振るって敵をばったばったと斬り倒すシーンはお馴染みです。
また、宮本武蔵は日本を代表する”samurai”として外国でも人気があって、『五輪書』が哲学書として読まれていたり、創作物に登場する武蔵に憧れて剣道を、それも二刀流で始める外国人もいるそうです。
ちなみに、二刀流は英語では”two-sword style”や”two-sword samurai”と訳されています。

ということは、野球のシーズンになると日本のテレビが連日のように騒ぐ「二刀流」の大谷翔平は、アメリカでは「two-sword」といわれているのでしょうか?
答えは”no”です。
アメリカでは「two-way player」と紹介されています。
日本語でいうところの”二通り”という意味ですし、”ツーウェイ”はもう普通に使われている言葉ですね。

身近な道具でいうとなんでしょう、鋏とヤスリがひとつになった爪切り、ショルダーとハンドのツーウェイバッグ、ソファベッド、ラジカセ(骨董)、釘抜きハンマー、スト―レトとカールのヘアアイロンなんかがぱっと思いつきます。
いずれも二通りの使い方があって便利なものです。
ただ、ひとつの用途に絞った専門のものに比べれば性能がどうしても劣ってしまいますし、構造が複雑になっていたり、頻繁に使ったりするため、”壊れやすい”という特徴があります。
そしてまた困ったことに、ひとつの機能が壊れた場合、それを修理に出せば、もう片方もその間使えなくなってしまうのです。

今季(2020年)、腱移植手術から2シーズンぶりにマウンドに戻ってきた大谷翔平ですが、初登板でワンナウトも取れずに5失点KOという屈辱のスタートを切り、大きな不安のなか2試合目の登板となった8月2日は1回を三者凡退で抑えたものの、2回に四球を連発して2点の押し出しを献上すると、またもやノックアウト。
しかも、最後のバッターへの球速がガクっと落ち、手術した右肘を気にする様子を見せ、そのまま検査のため病院に直行したというのですから、ショッキングとしかいいようがありませんでした。

翌日判明した検査結果は「右屈曲回内筋群の損傷で、練習再開まで4~6週間かかる」というもので、武漢ウイルスのために60試合に縮小されたメジャーリーグでは今季の登板は絶望的ということになりました。
まあ、移植した腱が切れたり、剥離したわけではないとのことですから、そこは不幸中の幸いだと思いますけど、中6日開けてわずか50球しか投げていないのに、こうも簡単に痛めたところを見ると、復活への道のりはかなり険しいものと思われます。

大谷が投手としてメジャーでこれから何年も投げたいのであれば、残り少ない今季はリハビリにあて、少なくとも来季いっぱいはマイナーでじっくり調整するしかないはずです。
腱移植手術の予後が芳しくない投手はだいたいそうしています。
少しずつ投球の強度を上げ、球数・イニングを増やし、登板間隔を徐々に縮めてゆくというのが通常のやり方ですし、メジャーでプレイした日本人投手でいうと和田毅や藤川球児そうでした。
そして、メジャーに復帰できた場合でも、1年2年は登板間隔や球数を制限しながら、肘を大事にすることになります。

ただ、ここで問題なのは、大谷の肉体が恐ろしく”脆い”ということです。
”球数を絞り、登板間隔を長くする”というのが腱移植手術後の定番ですが、2018年シーズンの大谷は中6~7日・90~100球という怪我明けの投手みたいな起用のされ方をしていたのに、わずか10登板で肘を痛めてしまいました。
こういう先発投手が復帰した場合、制限をかけるとしあら中8日・80球くらいになるのでしょうか?
メジャーの先発は通常、中4日・100球なので、それでは笑い話です。
(※大谷は日本時代もまったく酷使されていません。松坂大輔やダルビッシュ有や田中将大が肘を故障したのとはまったく事情が異なります。)

大谷が本気でメジャーの先発をしたいのであれば、それに適った強靭な肉体を作らねばなりません。
故障をしにくいフォームや投球への考え方もそうでしょう(全力投球し過ぎだと思います)。
大谷はいま26歳(94年7月生まれ)ですけど、マイナーで2・3年かけてそれを作れば、20代後半から30代半ばくらいまでメジャーで投げられると思います。
日本からFAでアメリカに渡った岩隈久志や黒田博樹がだいたいそれくらいの活躍期間でしたし、その間メジャーでも高評価を受け、それぞれ63勝、79勝もしているのですから、大谷だって悲観することはなにもありません。

とはいえ、もちろん、これはtwo-wayを諦めた場合のことです。
壊れやすい肉体をしているのに壊れやすい使い方をするというのは、二通りではなく、道を閉ざすだけのです。
いうまでもなく、投手を諦めるという選択もあるでしょう。
いずれにせよ、一本に絞り、いっぱしのメジャーリーガーになってくれなければ、”日本野球史上最高の才能”があまりにももったいないものになってしまいます。
我々日本の野球ファンは彼の決断を応援しようではありませんか。

そうそう、two-wayを日本語でいうなら、二刀流ではなく、両刀使いですよね。
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2020メジャーリーグ開幕、悲しき無限大

野球の〈防御率〉というのは、その投手が9イニング・27アウトを投げたと仮定した場合に失う点数の平均であり、少なければ少ないほどいい成績になるわけですが、ときおり成績欄に”∞”(無限大)と表記されていることがあります。
これはその投手が1アウトも取ることもなく失点してしまっていることを意味しています。
ゼロアウトなので防御率の計算ができないわけです。
もちろん投手としてはかなり悲惨な表記になりますが、開幕直後ならそう珍しいことではありません。
たとえば同点の9回裏にシーズン初登板のリリーフピッチャーがいきなりサヨナラホームランを打たれてしまえば、あっという間に∞です。

今日7月27日(2020年)、メジャー初登板だった山口俊(ブルージェイズ)などはそれに近い状況でした。
今季のメジャーは武漢ウイルス対策として、試合を早く終わらせるために、延長10回からは無死2塁からのタイブレーク制を導入しているのですが、1点リードの10回裏のマウンドに上がった山口は、先頭打者に四球を与えて1・2塁にすると、次打者に2点タイムリーを打たれてあえなくサヨナラ負けを喫してしまいした。
試合後の山口は淡々と投球を振り返っていたようですし、特殊ルールのせいと思って、次は開き直って投げて欲しいものです。

ただ、そんな∞の防御率も、先発投手だとかなり珍しいことになります。
先発が1アウトも取れずに降板するというのもめったにありませんし、それがシーズン初登板ならなおさらです。おそらく何十年に一度という珍記録、それもかなり不名誉な珍記録ということにになることでしょう。
ですから、今日2年ぶりにメジャーのマウンドに戻ってきた大谷翔平(エンゼルス)が、その珍記録に名前を残してしまったことは大きな衝撃でしたし、信じられない思いです。
1アウトも取れずに3四球3安打5失点、ランナーを残したまま、わずか30球での降板はまるで悪夢のようでした。
ちなみに、メジャーで先発投手が1アウトも取れずに降板したのは2004年のボーグルソン(元阪神タイガース。懐かしい)以来とのことです。

自慢の速球は平均が150キロに満たず、変化球も制球が定まらないという目も当てられない内容でしたし、なによりも肘の手術を経て変更した新フォームがまったくしっくり来ていない様子は、不安しか残しませんでした。
下半身との連動性がなく、いわゆる”野手投げ”になっていましたけど、次の登板までにこれが修正できるものなのでしょうか?
フォームが固まっていないなかで投げ続け、肘の怪我が再発することが心配です。
チームから離れ、調整すべきとしか思えません。

通常、大谷のように腱移植手術を受けた投手は、1年数ヶ月のリハビリを経たあと、マイナーで何試合か投げて、実戦感覚を取り戻したり、投球後の肘の張りのチェックを繰り返すものです。
ダルビッシュ有もそうでしたし、大谷も本来はそうすべきです。
ところが、今季は特別な事情があって、武漢ウイルスのせいでマイナーリーグが創設以来初めての中止となってしまっているので、そこでの調整ができないんです。
大谷が酷い姿をさらしたのも、そこに原因のひとつがあるといっていいでしょう。ぶっつけ本番すぎたわけです。

ただ、このままローテーションで”調整登板”を続けるのは、チームにも本人にも決していことではないはずです。
ファンも怒りますぜ。
今季のエンゼルスの大谷の起用方針は、中6日で先発登板させ、その前後は準備と休養、4日間はDHでバッターボックスに立たせるというものですが、そういうスケジュールのなかで新フォームを修正することはかなり難しいはずです。
開幕前の練習中に頭部に打球が当たってローテーションを外れている田中将大(ヤンキース)は、チームに帯同せずに調整を続けていて、実戦形式もベンチ入りを外れたチームメイト相手にピッチングをしていますが、大谷はそれ以上にじっくりと仕上げなければならない状態のように思います。

可能性が無限大だったはずが、いまは不安が無限大です。
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ルールブック以下のガイドライン

武漢ウイルスのせいで夏場所が中止となり、ファンがうずうずするなかようやく迎えたこの令和2年7月場所ですが、私の住む長野県では地元のスター御嶽海の初日からの連勝に大いに沸いています。
今日7日目も対戦相手の阿炎の土壇場休場で不戦勝となり”7連勝”ですから、ひょっとしたら3度目の優勝があるかもしれませんね。
過去の優勝も19年ぶりの3横綱全員休場場所とか、貴ノ富士の暴力問題とか、いわくつきの場所でしたし、名古屋ではなく国技館開催となり、観客も制限された今場所などは御嶽海が強くないはずはありません。

それにしても、今日の阿炎の休場は唐突でしたし、師匠の錣山親方から説明された理由が「数人のお客さまとの会食」というのも驚きでした(場内アナウンスは「病気欠場」)。
相撲協会が定めたガイドラインでは「不要不急の外出」と「クラスター発生場所や3密になる場所」を避けるよう力士に求めているので、それを阿炎が破ったというわけです。
錣山親方が「お客さま」といっていることから、おそらく後援会関係者と食事に行ったのが露見したのでしょう。
流行の第2波が囁かれているなか、力士のような目立つ風貌の人間が外食をしていれば目立つでしょうに、なんとも迂闊なことです。
相撲協会はNHKと協力しながら”大相撲は感染防止に厳格に取り組んでいるキャンペーン”を貼っているだけに、幹部たちもカンカンに怒っていることでしょう。

ただ、今回の阿炎の休場はガイドライン違反による罰ではないんです。
相撲協会のガイドラインには力士がやっちゃいけないことが色々並んでいますけど、”罰則”はどこにも書いていません。
今回の阿炎の休場は、あくまで錣山親方の判断ということでした。
ということは、親方によっては、不問に付すということもあり得るわけですよね?
それは力士たちにとって公平といえるでしょうか?
相撲協会として罰則も含めたガイドラインを定めるべきです。

私が心配なのは、たとえば終盤戦に入って優勝争いをしている力士のガイドライン違反が発覚した際はどうするかということです。
優勝争いがつまらなくなるといってお目こぼしをすれば、阿炎との比較で出場の正当性が疑われてしまいますし、最悪なのは優勝したあとの違反発覚でしょうね。
協会として規定を設けておかないと、万が一のときに対応できません。

この相撲協会もそうですけど、日本のプロスポーツ興行の武漢ウイルスのためのガイドラインにはどこも罰則がありません。
それは選手に対してもそうですし、観客に対してもそうです。
Jリーグでもプロ野球でも、観客・サポーターによるガイドライン違反が散見されていますけど、連盟やクラブが注意を呼びかけるだけでなんの罰も与えていませんし、このままでは選手がなにかしてもそれで終わりになることでしょう。
契約形態が曖昧な大相撲では親方が力士に強権を振るうことができても、きちんとした契約書があったり選手組合があったりするJリーグやプロ野球では、クラブが規定にない処分をすることはできないはずです。
強行したら選手から訴えられるかもしれません。

もともとヤンチャ者の阿炎もそうですけど、スポーツ選手なんてガイドラインを粛々と守るいい子ちゃんばかりのはずがありません(偏見)。
阪神タイガースの西勇輝投手なんて、緊急事態宣言が発出されている最中、球団も外出・外食を禁止しているのにも関わらず、県境を跨いでゴルフをしたり不倫をしたりしていたのがバレちゃいましたよね。
それでも球団からの処分はただの厳重注意なんですから、痛くも痒くもありません。

サッカーも野球も、ルールブックには退場とか警告とか罰金とかあるんですから、本当におかしなものです。
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マーティも驚くに違いないコロナ下のプロ野球視聴率

武漢ウイルスによってペナントレースが6月19日(2020年)にずれ込んだプロ野球で、日本テレビが開幕からのジャイアンツ戦を5試合連続で地上波中継すると聞いたとき、私は日テレが勝負をかけてきたと思いました。
近年のプロ野球は視聴率が獲れなくなっていて、例年ならば開幕からの地上波中継も3連戦か初戦のみといった具合です。
それを5連戦にするというのは、武漢ウイルスによって様々なスポーツの試合が中止になるなか、国民の”スポーツ視聴への飢え”を計算に入れて、ここでプロ野球中継の人気を回復したいという腹積もりが日テレにあったのでしょう。

私はその決断は案外間違っていないんじゃないかと思いました。
けっこうな視聴率を獲って、「テレビで野球を観るのって楽しいなあ」というひとが増えるんじゃないかと思ったわけです。
ちなみに去年の開幕のジャイアンツ戦のナイター中継の視聴率は10.6%で、最近は10%前後といったところです。
そして、日テレで通常その時間帯に放送している番組の視聴率は12%弱くらい。
ということは、今年の目標は13%、いや15%くらいだったんじゃないでしょうか。
報道番組でも「プロ野球開幕」はかなりの時間と熱量を持って扱っていましたし(いつも多いですけどそれ以上に)、無観客試合という珍しさもありますし、カードは伝統の巨人阪神ですし、他局にそう強い番組はありませんし、御膳立ては整いました!

そして今日(22日月曜)明らかになった結果は10.7%。
…えっと、これ去年の数字じゃないですよね?
再確認してもやはり10.7%でした。
これだけ状況が違って、去年とほぼ一緒って想像できますか?
20日と21日のデイゲームもそれぞれ7.3%と5.8%ですから、例年と比べると微増くらいですし、私は少々あっけに取られました。
日本テレビも愕然としているんじゃないでしょうか。
中継のあとの『バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2』が12.4%に跳ね上がっているのも悲しいです。この映画は初めて地上波放送されたのが92年で、それ以後も繰り返し放送され、高い人気を保っているのにプロ野球は…。

こうして見ると、プロ野球のテレビ視聴というのは、いまはもう一部の限られたひとの趣味になってしまっていて、そのひとたちは何があっても観る、それ以外のひとたちは何があっても観ない、ということなのかもしれません。
テレビ桟敷でプロ野球観戦というお茶の間の光景は、もはや過去のものといっていいでしょう。
若者にとっては昭和や平成の昔話です。

また、最近のプロ野球はJリーグ的になったといいましょうか、ファンは贔屓のチームの動向だけを気にし、その試合を観に行ったり、専門チャンネルやネットでチェックするという関わり方になっているといいます。
気軽な地上波中継だからといっても、他所のチームの試合には関心がないわけです。

そう考えると、プロ野球人気回復、プロ野球視聴率回復のためには、中継する開幕戦は通常の試合ではなく、スペシャルマッチのようなものが適していたのかもしれません。
たとえば、医療従事者のためのチャリティマッチとし、加えて全国大会が中止になってしまった高校球児を勇気づけるために、オールスターのような試合、いやそれだと当たり前すぎますから、甲子園出場経験の有無で12球団のスター選手を2チームに分け、試合も甲子園休場で行い、最後に両チームが”甲子園の土”をかき集めて、阪神タイガースがやっていた高校球児へのチャリティキーホルダーに協力すれば、かなり話題を集めたんじゃないでしょうか。

もちろん、これはもはやタラレバですが、プロ野球全体として何かアイデアが欲しかったのは確かです。
現場は頑張っていると思うので、コミッショナーやオーナーが頭を切り替えてゆかなければ、プロ野球は令和の時代を切り開いてはゆけませんぜ。
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無観客のプロ野球がちょっと楽しみ

武漢ウイルスのせいで開幕が延びたプロ野球も、いよいよ明日6月19日(2020年)からペナントレースが始まるわけですが、”国民のスポーツ視聴への飢え”を計算して、なんと日本テレビでは開幕からの5試合を地上波中継する異例の日程を組んでいます。
ウイルス対策でこちらも異例の無観客試合ですし、その珍しさもあって、視聴率もそこそこ獲るかもしれませんね。
ネットやSNSではあまり話題になっていませんが、視聴者層が違うので、蓋を開けてみるまではわかりません。

ちなみに今年は〈特例2020〉と銘打ち、日本プロ野球機構(NPB)が特例事項を発表しています。
代表的な項目を挙げると、
・試合数は143→120に減らす
・クライマックスシリーズはパ・リーグが1位×2位の対戦のみで、セ・リーグは開催しない
・延長戦は10回までで、同点なら引き分け
・一軍登録は29人→31人、ベンチ入りは25人→26人に増やす
となっています。
連戦で移動も大変でしょうから、延長戦を10回までにして、移動時間を確実に確保するのは当然の措置ですし、クライマックスシリーズも仕方ないですよね、ペナントレースをしっかりやることが大事ですから。
きつきつの日程になって選手も裏方も運営も大変でしょうけど、なにごともなく120試合が行えることに期待します。

…なんて思いながら見ていたんですけど、登録とベンチ入りを増やすというのは、ちょっと意味がわかりません。
延長10回までなんですから、選手数はその分いらなくなるはずですし、そもそも感染リスクを考えれば、選手は少ない方がいいに決まっています。
それについて、NPBは「選手の負担を減らすため」と説明しているようですが、連戦続きとなることを考慮しているのでしょうか?それならば一軍登録枠だけを増やして、ベンチ入りはチームで調整できるようにすればよかっただけのように思います。

これはおそらく、一軍登録日数が大きな意味を成すFA権(選手が自由の契約球団を選ぶ権利)や出来高制の問題なんじゃないかと思って調べてみると、やはり選手会とNPBはそれに関する折衝をかねてより行っていたようです。
試合数が少なくなればFA権取得までの日数が延びてしまいますし、出来高だって減ってしまいますから、なんらかの措置が必要です。
結論からいうと、FA権は係数を増やして120試合でも例年くらいになるようにして、出来高や一軍登録最低年俸に関わる部分は係数をかけずにそのままにしたようです。
私のアイデア(一軍登録を増やす)だとFA権に関しては選手側が有利になりすぎてしまいますし、あんまりごちゃごちゃ話をしていると、いつまで経っても試合が始まりませんかね。

それでいうと、海の向こうのメジャーリーグでは、機構+オーナーと選手会との折衝が暗礁に乗り上げています。
問題はもちろん”お金”です。
日本ではなんとか120試合を組んでいるためもあってか、選手の年俸を減らさないということにしていますが、メジャーではオーナー側が試合数に比例して年俸を下げることに加え、日割り70%を主張したため、選手会からの猛反発を食らいました。
オーナーが出し渋っている理由は、メジャー球団の収益の大部分がテレビ中継とネット配信になっているせいだと思われます。
そういうところとの契約は”試合数”で入ってくるお金が変わってしまうせいでしょう。

しかし、最新の情報だと、開幕が遅れるよりはましだと思ったのか、オーナー側が日割り100%で折れたようですから、7月上旬には開幕するようです。
選手のなかには年俸をビタ一文下げない!といっているのもいるので、今後も一波乱ありそうですが…。
こういうとき、日本では親会社が広告費名目で球団の赤字補填できるので助かるのですけど、親会社が音を上げる前に、観客を入れての試合が再開できるといいですね。

というわけで、試合時間短縮のため、選手が高校球児のようにきびきび動くことを期待しています!
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かつしき

Author:かつしき
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