御開帳の賑わい

今日(5月20日水曜)の昼前、知人が御開帳に行くというので一緒に善光寺に参拝したのですが、ものすごいひとだかりで、結局、回向柱にさわるのを断念してしまいました。係員さんは「15分くらい」といっていましたけど、あの行列はそんなもんじゃない長さに見えました。今日は夏のような日差しでしたし、知人は高齢だったのでちょっと厳しいものがありまた。

私は4月の終わりの平日にも同じくらいの時間に参拝したのですが、そのときは並ばなくても回向柱にさわることができたので、この混雑は想定外。
御開帳期間は4月5日~5月31日なので駆け込み需要みたいなものがあるのかもしれませんが、6年前はこんなでもなかったと思うんです。
今年は過去最高だった前回よりも参拝者の数は増えるんじゃないでしょうか。

善光寺事務局が4月26日に発表したデータによると、4月5日~19日までの参拝者の数は「153万2700人」で、前回を「やや上回っている」とのことです。
その理由については、午後9時まで行っているライトアップやPRの強化、好天の数の多さが挙げられていて、4月20日以降も客足は「かなり伸びている」そうです。
ただ、事務局の発表では、仲見世のお土産屋さんの店主のひとりが「本当に増えているのか?」と疑問を抱いている声も紹介されていて、前回は高速道路の千円乗り放題があったが今回はなく、客単価も低いとのことでした。

しかし、2度参拝した私には前回よりもお客さんは多いように見えましたし、仲見世の活気も前回を上回っているように感じました。とくに今日の賑わいは前回の同じ時期にはなかったものです。私はあらゆる面で前回を上回ると予想しています。
この盛況の理由ですが、5月9日の中日庭儀大法要の真っ最中に起こった〈ドローン落下事件〉のせいではないかと私は
思っています。
嫌な話ですが、全国ニュースでもかなりの量の報道がされていたので、ある意味で宣伝になったのではないでしょうか。
やっぱりメディア露出というのは重要です。

事件を受けた善光寺は周辺でのドローンの飛行を禁止、このこともニュースになりましたが、”善光寺とドローン”の組み合わせが一般にも刷り込まれたのではないでしょうか。
次回の御開帳ではこれは逆手に取って、公式にドローンを飛ばし、その映像をネットで配信するというのもひとつの手段かもしれません。

江戸時代の善光寺は伊勢神宮と並ぶ大観光地だったといいますし、目指すはその頃の賑わいです!
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2015年の御開帳

4月5日から始まった今年2015年の善光寺御開帳は、この春の北陸新幹線延線もあって、前回2009年よりもお客さんが増えているみたいですね。
私も昨日の日曜(12日)がいい天気だったので、相方と一緒にお参りにいってきましたけど、活気を感じました。それはただ単に参拝者が多いというだけではなく、仲見世の売り上げもずいぶんよさそうに見えたからです。店舗も以前に比べ種類が増えましたし、一軒一軒の気合の入り方も前回とは違います。景気が回復傾向のあるのも影響しているのかもしれませんね。
150413御開帳
嫌らしい話ですが、長野県では御開帳が終わると、「今回は何万人が訪れた」というだけではなく、「経済波及効果」や「宿泊客と日帰り客の割合」や「ひとりの参拝者がいくら使ったか」までがメディアで報じられるんです。
ちなみに2009年は過去最高の673万人がいらしてくれたくれたんですけど、2003年に比べて宿泊のお客さんが減ったこともあってか、消費単価も、経済波及効果も下がってしまいました(細かい数字は嫌らしすぎるので割愛)。

宿泊客減少の理由としてよくいわれるのは1998年の長野新幹線開通で、やはりそれ以降、首都圏からは日帰りが多いようです。これは北陸新幹線延線にも同じことがいえるので心配です。
残念ながら御開帳だけではなかなかお客さんは長野市に宿泊してくれないのでしょう。松代や戸隠といかに連携してゆくかも大切かもしれません(両方ともいまは長野市)。
その点でいえば松代で11日~12日かけて春祭りが催されていたことはとってもよかったと思います。この土日で善光寺と松代城址の両方を楽しまれた方もいらっしゃるんじゃないでしょうか。
来年はNHKの大河ドラマで『真田丸』が放送されるので、それによって巻き起こるであろう真田ブームに、今度は善光寺が絡んでゆくべきですよね。

ただ、もちろん御開帳単体だって宿泊のお客さんを呼べる魅力が詰まっていると私は思っています。
たとえば、早朝のお数珠頂戴からお朝事の流れ。
上人さまや貫主さまにお数珠で頭を撫でて頂いて、朝から晴れ晴れとした気持ちになり、お朝事では読経とともに厨子が開けられ、その日初めて外気を浴びる前立ご本尊のお姿が拝めるのです。これは毎日行われる初日の出みたいなものですから、なんともありがたく、清々しい気分になることは請け合いです。

それと、あまり宣伝されていないのですが、御開帳期間の境内は軽くライトアップされていて、なかなか幻想的な雰囲気なんです。
そのせいか夜は恋人同士って感じの参拝が多いようにも見受けられます。これもまた”結縁”ですよね。
そういえば最近の善光寺の周辺は空き店舗を若手経営者に貸し出す活動を積極的に行っていて、昔ながらの風情のなかに若々しい感覚が煌めく雑貨屋さんや喫茶店なんかもあるので、恋人同士やご夫婦でちょっと歩き回っても楽しいんじゃないでしょうか。

また、ご家族連れでいえば、仲見世で立ち食いができるようなお店が増えたのはお客さんを大いに喜ばせているような気がします。
味噌ソフトクリームや蕎麦ソフトクリーム、おやきなんかは定番で人気ですけど、新しく出来たお煎餅屋さんが店先で手焼きをしているので、その匂いには思わず引き寄せられてしまいます。
この仲見世で色々つまみ食いをしても楽しいですし、ここでぐっと我慢して名物のお蕎麦を何軒か梯子するという手もあるので、本当に迷っちゃいます。
…そうだ!1泊して2日に分ければいいんです!

ちなみに参拝は午前中に団体のお客さんが多いので、並ばずに回向柱に触るのは午後の方がいいかもしれません。
触っている姿を写真に収めたいところですけど、昼間は到底無理です。立ち止まっていると係員さんに注意されてしまいますしね。
でも、夜ならば大丈夫だと思います。
…そうだ!宿泊すればいいんです!

というわけで、みなさんが善光寺にいらっしゃるのを心からお待ちしております。
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2014善光寺節分会

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これは善光寺に初詣に行ったときに見かけた節分会のポスターなのですが、その特別来賓のところに”常盤貴子”という名前が書かれているのを、最初はどこの「常盤さんだろう?」と本気で悩んでしまいました。
でも、女優の常盤貴子さんといえば日本にひとりしかいません。
本当に長野市にいらしてくれるんですよね?そんなビッグネームが節分会にやってくるなどこれまでありませんでしたから、今日2月3日、相方と一緒に善光寺を訪れるまでは半信半疑でした。

しかし参道を歩いていると例年よりも人通りが多く、「常盤貴子がくるんだって…」という話し声もちらほらと聞こえてきます。有名女優の求心力というのはやはり大したものです。
加えて、この日の長野市の天気はうす曇ながら気温は10度近くもあり、例年とは比べ物にならない暖かさ。絶好の豆まき日和といえるでしょうね。

そして午後1時、善光寺木遣り保存会の先導で始まった節分行列(大本願前~本堂)、そこに本物の常盤さんがいらっしゃった!私と相方は「この世の中にこんなに綺麗なひとがいるのか!」と大興奮。
常盤さんは参道のお客さんからのカメラ目線や握手の求めにも気軽に応じ、人柄のよさも滲んでいました。
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「いやあ、今年の節分会は本当によかった、楽しかったなあ」、などと私と相方は行列見物だけでかなり満足してしまって、もう帰ろうか、みたいな気分になっちゃっていましたけど、豆まきこそが本番です。気合を入れなおして本堂東側の人ごみのなかに陣取ります。もちろん手には口の大きなバッグを持って、それで豆だのお菓子だのを根こそぎ頂こうとの魂胆です。
ところがあまりの人だかりにバッグを広げることはできません。常盤貴子効果のすさまじい事。
そして本堂で行われている追儺式が終わるのをいまかいまかと20分ほど待っていると(以前、雪のなか待ったときがありましたけど、それに比べればなんのその)、いよいよ来賓の方たちが回廊に姿を見せ始めます。常盤さんやACパルセイロのレディースと土橋宏由アンバサダー(男子チームはキャンプ中)、長野グランセローズの選手たち、地元テレビ局の女子アナウンサー数名、地元の有力者や政治家、事前申し込みをした福男さん・福女さんたち(一般の方)と色とりどり。
そこからまずは豆まきの前に特別来賓の方たちの簡単なスピーチが始まったのですが、常盤さんのそれはちょうど東側で我々にとっては幸運でした。
それにしても常盤さんという方は本当に感じがよくて、豆がまかれるまでお客さんがじれったそうにしているのを見て、豆を投げる真似をしたり、手を振ったりして楽しませてくれるのですが、それがとても自然なんです。きっと素敵な方なんでしょうね。
(※スピーチでテレビ信州の女子アナが自分の局の番組宣伝をしたのは辟易としました。場をわきまえないのはテレビ信州の方針なのか女子アナ個人の問題なのかわかりませんがマナーの欠如したテレビ局だと多くの信州人に認識されたことでしょう。また、同じように豆まきで「お客さんが押し合って危険なときは笛を吹くので豆まきを止めてください」と警察がアナウンスしているのにそれを無視して、笛がいくら鳴ってもひとりで豆をまき続けた小松ゆたか衆議院議員も酷かった。何でもないような催しの一場面ですがこういうときに人間性というものが垣間見れます。)

そしていよいよ始まった豆まきでの我々は「そんな素敵な常盤さんが投げた豆を取る!」と意気込んだものの、列の後方にいたこともあって残念ながらそれは叶わず、収穫といえば相方はどこぞのひとが投げてくれたチョコボール一袋、私はゼロ…。悔しい…。
しかし、まあ、常盤さんを近くで見られただけで十分福があったと満足しよう!
と、我々はすっかり常盤ファンになっちゃったわけですが、帰りにはっと冷静になってみると、私、常盤さんの出演作品ってほとんど観たことがないんです。相方は『ビューティフルライフ』は観たといっていましたけど…。
次に何かあれば絶対に観ます!

そんな私がなぜ”常盤貴子”という名に引き寄せられたのか。それは前に常盤さんが京都の〈静香〉さんという喫茶店に撮影での滞在中によく通っていたと耳にしたことがあったからなんです。私も京都に住んでいたころは静香さんに入り浸っていましたからね。店の地下から汲んだ水で淹れるコーヒーの独特の味わいが懐かしいです。
そんなわけですから節分絵から帰ってすぐにコーヒーを淹れたのはいうまでもありません。

ミーハー気分とコーヒーの香りに浸る2014善光寺節分会でした。
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2010秋の善光寺

秋の善光寺
爽やかな秋の日差しを浴びた本堂の美しい輝きはまさに善の光のようでした。
気持ちのいい陽気だったので参拝のお客さんもとっても多く、賑やかで、本当に平和な午後です。
長く続く円高株安、中国やロシアとの悪関係、無為無策の菅直人内閣…、日本はいま大変な国難のなかにいるはずですけど、そんなことはどこか遠くの出来事のようです。

ただ、善光寺は08年4月26日(会場となるのを辞退した長野市での聖火リレーの日)に中国のいやがらせを押し切って、中国共産党に弾圧されるチベットの人々を悼む法要を行った力強い顔も持ち合わせています。
この寺の平和にはしっかりした意思があります。

秋の忠霊殿
そしてもう1つ、善光寺が平和の寺であるシンボルが本堂の西にあるこの日本忠霊殿です。
ここには戊辰戦争から第2次世界大戦までに日本のために命を捧げた240万を超える英霊が祀られています。靖国神社の仏式版といえばわかりやすいかと思います。こういう施設は日本でこの善光寺にしかありません。

悪辣な隣国に抗議し、日本政府を正すデモにはなかなか参加できない私ですが、今日は善光寺にお参りして、日本と世界の平和安穏を祈願するとともに日本の将来のために自分自身で何が出来るのかを深く考えたいと思います。
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2010年、善光寺節分会

豆を拾いに来たんだか、雪を拾いに来たんだかわからないほどの荒れた天気のなか、相方と一緒にいってきました。

ほんとに寒くて仲見世で甘酒を一杯買ってそれをちびちびやりながら、時間が来るのを待っていると、花火の音が聞こえて、いよいよ始まりです。
100203節分会
午後1時過ぎに大本願を出発した上人さまたちご一向、先頭はご開帳の回向柱を運ぶときにも歌われる木遣り歌保存会のみなさん。いい喉してます。
お偉いさんや芸能人といった、ゲストの方の姿もちらほら。
そこには去年の衆議院選挙で惨敗した小坂憲次さんもいて、福が来るといいですね、ってちょっと寂しい気持ちに…。

15分ほどかけて本堂までやってきたご一向、ついで内陣での仏教儀式が始まりますが、一般の人は入れませんので、境内に参集した人々は中から漏れくる音を聞きながら、ただひたすら風雪を浴びながら待ちます。
儀式の時間は約20分…。
人々は寒さに顔を歪めながら、読経の声に合わせ、体を揺らして温めていました。
まるでなにかの修行のような風景です。

100204節分会2
豆まきの開始は午後1時50分の予定。
しかし、気温零下の中、雪を積もらせ待つ人々からは、「空気読んで、早く始めろ」の囁きが交わされます。
(豆まきは本堂正面ではなく、その東と西と北で行われます。)

ようやく50分となり、ぞろぞろと人影が本堂から出てきます。
お坊さん、関係者、それに善男善女である年男年女のみなさん(15000円を払って申し込みます)。
ところが、みなさんあまり慣れていないのでしょう(当たり前)、なんだかぐずぐずとやっていて、時間がかかります。
境内で雪ダルマとなっている人々はややお怒りの様子。
けれどもそれを言葉には出しません。
「はよ、まかんかい!」
地域によってはそんな怒声が聞こえてもおかしくありません。
信州人は大人しいです。

と、思ったのもつかの間。
いざ、豆まきが始まると、「危険ですので、押さないで下さい」というアナウンスなど寸分も聞かず、押し合いへし合いしながら、豆やお菓子、手ぬぐいに殺到します。
相方は人に押されて切れ気味でした。鬼は外!

豆まきって戦いですね。
それにしても信州人は”物”がからむと怖ろしいです…。
100203節分会3
我々が得た戦利品はこんなものです(写真を撮る前に相方がいくつか食べてしまったのはナイショ)。

久しぶりに胃がひっくり返りそうなほどの寒さを体験した私、家に帰ると、なんだか体調がおかしくなっていました。
私も肉体を信州使用に改造しないと。
相方は平気な顔しながらスーパーで買ってきた恵方巻きを驚くほどの勢いでパクついていましたし(どこでも売っているんですね)。
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かつしき

Author:かつしき
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