第17回全日本スピードスケート距離別選手権、初日!
季節はずれの台風上陸で、日本各地のスポーツイベントの開催が危ぶまれるなか、ここ長野市はさほどの天気の崩れもなく、予定通り10月30日に第17回距離別選手権が開催されました。
私も相方を伴って、エムウェーブへ少し早めに到着。
何せバンクーバー五輪後の大会ですからね、きっと、観客もごった返して、いい席もとりにくいと思ったんですよ。しかしながら客入りは去年同様、会場の4割ほど、余裕でした。いいんでしょうか、これで…。
競技はまず女子500mの1本目から。
優勝候補はやはり信州のスター小平奈緒(茅野市出身、相沢病院)。
対抗は大菅小百合選手(大和ハウス)でしょうか。
注目は高木美帆選手(帯広南商)がここにもエントリーしていること。
私はスピードスケートはあまり詳しくないのでどうしても五輪に出場していた選手に目がいってしまいます。
高木さんはTVではボーイッシュな感じでしたけど、高校生になったせいか、カッコいいお姉さんといった風情でした。なんだか大物感があります。相方いわく、「白鵬に似ている」だそうです。
タイムも39.34と、もう国内トップ選手と比べても遜色ありません。スゴイ。
小平さんは1本目39.10と、まずまずのタイム(37.50の日本記録保持者ですからね)で首位。新エースとして周囲からは好タイムを期待されてしまうので辛いところですね。めたいけ!
続いては男子500m1本目。
注目はどうしたってバンクーバー五輪500m銀メダリストの長島圭一郎(日本電産サンキョー)と500m銅メダリストの加藤条治(日本電産サンキョー)に集まってしまいますけど、五輪に2度出場しているトリノ4位の及川佑(大和ハウス)や太田明生選手(Jr北海道)といった強豪もいます。
その1本目、12組で一緒だったのが及川(IN)と長島(OUT)。スタートは互角ながらもコーナーから終盤で長島がぶっちぎって34.88の大会新記録!
ゴール後の長島は、「どうよ!」って感じで手を広げて観客にアピール。
私と相方も大興奮。これだけでこの日、観に来た甲斐がありました!
次の13組の加藤はそれまでの大会記録保持者。気合も入ったでしょうけど力んだのか35.10とあまり伸びず。
タイムはこの2人が抜きん出ていて、2本目は直接対決、震えるほど楽しみです。
女子500m2本目。
まず会場を沸かせたのが高木さん。なんと2本合計で78.74高校新記録を樹立!おめでとう!
そして優勝争いですが、実力的に小平さんが頭1つ抜きん出いているので興味はタイムかなあ、と思っていたら、1本目2位の仁科有加那選手(日本電産サンキョー)が素晴らしいレース。
いいスタートをして、コーナーを抜けても体1つリードする仁科さん、小平さんは苦しいか、しかし、ラストの直線、思いのほか伸びてきた小平さんがぎりぎりで仁科さんをかわして勝利!
熱いレースでした。


優勝したものの小平さんは去年自身が樹立した大会記録77.01に遠く及ばない記録に残念そうでしたけど、「産休の岡崎(朋美)さん、引退した新谷(志保美)さん、吉井(小百合)さんの分も頑張りますので、応援よろしくお願いします」と、新エースの自覚は十分。これからこれから!
男子500m2本目。
長島×加藤のライバル対決に会場の温度が2、3度上昇した感じでした。
そしてスタート。
100mのラップはまったく同じ、コーナーで長島がわずかにバランスを崩すと加藤がリード、長島に足は残っているのか、いやそんなことは問題ではなく、加藤がそのまま弾丸のようにゴール!
記録はなんと34.81の大会新記録!
加藤もこれを見て、「よっしゃあ!」と雄たけび!
長島はがっくり。
会場も大盛り上がりで、私と相方も加藤くんに思わず手を振ってしまいました。こうして世界最高峰の戦いが長野市で観られるなんてほんと幸せ!
と、なんだか加藤くんが優勝したような雰囲気でしたけど、合計タイムは長島が69.87でこれまた大会新記録での優勝(加藤くんは69.91)。

優勝したものの悔しそうな長島、1本目のタイム差で「プライドを傷つけられた」といって2本目で一矢報いた加藤くん、素敵なライバル関係です。
女子1500m。
私のお目当てはバンクーバー五輪チームパシュートの銀メダリスト・穂積雅子(ダイチ)。
バンクーバー五輪では個人種目の3000mと5000mの両方で入賞するも、「メダルを取らなきゃ意味がない」といい切った負けん気が大好きです。
ところが穂積さん、コケ気味のスタートからどうも乗り切れず。会場からは「穂積はときどきこれがあるんだよな…」と落胆の声。
優勝は石野枝里子選手(日本電産サンキョー)。30日のNHKサンデースポーツで特集をやっていましたけど、一度引退してからの復活優勝だそうです、おめでとうございます!

高木菜那・美帆(ともに帯広南商)の姉妹も入賞。お姉さんも才能溢れるスケーターでした。今後も目が離せませんね。
続いては男子の1500mだったんですけど、寄らなきゃいけいないところがあって、私と相方はここで無念のコースアウト。2日目(31日)は行けないので、今季のスピードスケート観戦はこれが最初で最後になりそうです。
それにしても大満足でした。
来年も楽しみ!

私も相方を伴って、エムウェーブへ少し早めに到着。
何せバンクーバー五輪後の大会ですからね、きっと、観客もごった返して、いい席もとりにくいと思ったんですよ。しかしながら客入りは去年同様、会場の4割ほど、余裕でした。いいんでしょうか、これで…。
競技はまず女子500mの1本目から。
優勝候補はやはり信州のスター小平奈緒(茅野市出身、相沢病院)。
対抗は大菅小百合選手(大和ハウス)でしょうか。
注目は高木美帆選手(帯広南商)がここにもエントリーしていること。
私はスピードスケートはあまり詳しくないのでどうしても五輪に出場していた選手に目がいってしまいます。
高木さんはTVではボーイッシュな感じでしたけど、高校生になったせいか、カッコいいお姉さんといった風情でした。なんだか大物感があります。相方いわく、「白鵬に似ている」だそうです。
タイムも39.34と、もう国内トップ選手と比べても遜色ありません。スゴイ。
小平さんは1本目39.10と、まずまずのタイム(37.50の日本記録保持者ですからね)で首位。新エースとして周囲からは好タイムを期待されてしまうので辛いところですね。めたいけ!
続いては男子500m1本目。
注目はどうしたってバンクーバー五輪500m銀メダリストの長島圭一郎(日本電産サンキョー)と500m銅メダリストの加藤条治(日本電産サンキョー)に集まってしまいますけど、五輪に2度出場しているトリノ4位の及川佑(大和ハウス)や太田明生選手(Jr北海道)といった強豪もいます。
その1本目、12組で一緒だったのが及川(IN)と長島(OUT)。スタートは互角ながらもコーナーから終盤で長島がぶっちぎって34.88の大会新記録!
ゴール後の長島は、「どうよ!」って感じで手を広げて観客にアピール。
私と相方も大興奮。これだけでこの日、観に来た甲斐がありました!
次の13組の加藤はそれまでの大会記録保持者。気合も入ったでしょうけど力んだのか35.10とあまり伸びず。
タイムはこの2人が抜きん出ていて、2本目は直接対決、震えるほど楽しみです。
女子500m2本目。
まず会場を沸かせたのが高木さん。なんと2本合計で78.74高校新記録を樹立!おめでとう!
そして優勝争いですが、実力的に小平さんが頭1つ抜きん出いているので興味はタイムかなあ、と思っていたら、1本目2位の仁科有加那選手(日本電産サンキョー)が素晴らしいレース。
いいスタートをして、コーナーを抜けても体1つリードする仁科さん、小平さんは苦しいか、しかし、ラストの直線、思いのほか伸びてきた小平さんがぎりぎりで仁科さんをかわして勝利!
熱いレースでした。


優勝したものの小平さんは去年自身が樹立した大会記録77.01に遠く及ばない記録に残念そうでしたけど、「産休の岡崎(朋美)さん、引退した新谷(志保美)さん、吉井(小百合)さんの分も頑張りますので、応援よろしくお願いします」と、新エースの自覚は十分。これからこれから!
男子500m2本目。
長島×加藤のライバル対決に会場の温度が2、3度上昇した感じでした。
そしてスタート。
100mのラップはまったく同じ、コーナーで長島がわずかにバランスを崩すと加藤がリード、長島に足は残っているのか、いやそんなことは問題ではなく、加藤がそのまま弾丸のようにゴール!
記録はなんと34.81の大会新記録!
加藤もこれを見て、「よっしゃあ!」と雄たけび!
長島はがっくり。
会場も大盛り上がりで、私と相方も加藤くんに思わず手を振ってしまいました。こうして世界最高峰の戦いが長野市で観られるなんてほんと幸せ!
と、なんだか加藤くんが優勝したような雰囲気でしたけど、合計タイムは長島が69.87でこれまた大会新記録での優勝(加藤くんは69.91)。

優勝したものの悔しそうな長島、1本目のタイム差で「プライドを傷つけられた」といって2本目で一矢報いた加藤くん、素敵なライバル関係です。
女子1500m。
私のお目当てはバンクーバー五輪チームパシュートの銀メダリスト・穂積雅子(ダイチ)。
バンクーバー五輪では個人種目の3000mと5000mの両方で入賞するも、「メダルを取らなきゃ意味がない」といい切った負けん気が大好きです。
ところが穂積さん、コケ気味のスタートからどうも乗り切れず。会場からは「穂積はときどきこれがあるんだよな…」と落胆の声。
優勝は石野枝里子選手(日本電産サンキョー)。30日のNHKサンデースポーツで特集をやっていましたけど、一度引退してからの復活優勝だそうです、おめでとうございます!

高木菜那・美帆(ともに帯広南商)の姉妹も入賞。お姉さんも才能溢れるスケーターでした。今後も目が離せませんね。
続いては男子の1500mだったんですけど、寄らなきゃいけいないところがあって、私と相方はここで無念のコースアウト。2日目(31日)は行けないので、今季のスピードスケート観戦はこれが最初で最後になりそうです。
それにしても大満足でした。
来年も楽しみ!

