豪雨と後追い政治

昨日7月29日午後9時過ぎからの菅直人総理の記者会見、またどうせ”個人の思い”をくだくだとしゃべるだけだと思ったので、私などはNHKのニュース9の冒頭は無視して、世界水泳の中継を観ていましたけど、この総理の記者会見ほど時間と電力の無駄はありませんよね。

しかし、この記者会見なんですけど、翌日の産経ニュースによると、新潟県と福島県で起こっている記録的豪雨について、菅さんは一言もふれなかったというんです。
29~30日にかけて最大で41万人に対して避難指示や勧告が出され、30日午後5時現在でも28万人以上の人々が被害にあっているという今回の豪雨ですが、菅さんの記者会見前だって10万人以上の国民が不安と恐怖に苛まれていたんです。それなのにこの総理はそれにまったく意識がいっていなかったんでしょうか。
報道によると首相官邸内に豪雨災害の情報連絡室が設置されたのも29日の午後9時15分というのんびりした時間だったというんですから、菅内閣(と民主党)に政権が委ねられていることは国民にとっての害悪としかいいようがありません。

みなさんもうお気づきでしょうけど、菅直人という政治家はいってしまえば、なんの信念も政策も持たないポピュリストですよね(反日が信念ともいえますが)。
しかも最も性質の悪いそれ。
このところの日本の政治で「ポピュリスト」との批判を受けている人でいえば、小泉純一郎元首相、橋下徹大阪府知事、河村たかし名古屋市長などが思い浮かびますが、少なくとも彼らは自分の主張を全面に押し立てて、選挙を戦いました。
その主張が大衆迎合なのかどうかは判断の分かれるところでしょうから私には何もいえませんが、では、菅直人という人にそういうものがあったのでしょうか?
菅さんは常に事が起こってから主張する人です。薬害エイズにしろ、脱原発にしろ全てそうです。事が起こる前には何の関心も示していませんでした。
菅さんのやっているのは、大衆迎合にも及ばない、大衆の後追いです。
しかし、我々国民が欲しているのは前を歩いてくれる政治家のはずです。
後手後手に回るのなら、邪魔なので、いない方がいいくらいです。

今回の豪雨で比較されるのは16人の死者を出した2004年7月に起こった新潟・福島豪雨ですが、雨量はすでにそれを上回っています。
それなのにいまのところ死者と行方不明者数はそれをずっと下回っているんです。
これはやはり7年前の経験のおかげでしょうし、ひょっとすると3・11大震災で高まった危機対処意識も理由にあるのかもしれません。
国民は政治を置いてどんどん先にいっているような気がします。
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