『おひさま』を最後まで

いよいよ明日10月1日に最終回を迎える朝の連続テレビ小説『おひさま』、舞台が信州安曇野ということもあって、私と相方もこの半年、ほぼ欠かさず視聴させていただきました。
戦前から戦後まで、どのような状況にあろうとも明るく前向きな主人公とその家族たちの生き方、そして安曇野の爽やかで美しい景色。朝のドラマにはぴったりだったんじゃないでしょうか。
主演の井上真央さんの清潔感、高良健吾さんや寺脇康文さん、永山絢斗さんといった男優陣のハンサムぶりもとても心地よかったです(相方が串田和美さんのことを「菅直人に似ている」といい出してから、そうとしか見えなくなったのだけが困りものでした)。

実は私、この連続テレビ小説というのをきちんと観たのはこれが初めてなんです。
1話1話はまどろっこしくて、ストーリーがまったく進展しない回もあって、せっかちな私などはイライラしてしまうこともありましたけど、たぶん”朝、出かける用意でもしながら観る”というコンセプトなのでしょう。確かに”ながら視聴”してもおおよその内容がわかるのは助かりました。『おひさま』は戦後パートに入ってからは特に冗漫でしたが、私もそのころには連続テレビ小説のリズムに慣れていたので凌ぎきることができました。
そのように何気に生活のなかに入り込んでいた『おひさま』ですから、放送が終了してしまうことが寂しくて仕方ありません。自分でもこういう感覚になっていることが不思議なくらいですけど。

最後に不満点を少々述べさせてもらいますと、物語のなかで信州各地が紹介されると思っていたものの、舞台が安曇野近辺に限定されていたのは肩を透かされました。「いつ善光寺が出てくるのだろう」なんて思っていましたしね。
信州の名所旧跡の類も『おひさま』では松本城くらいしか出てきませんでしたし、安曇野のある中信には乗鞍や上高地、諏訪湖なんかがありますから、登場人物たちに足を伸ばしてもらえればもっと信州らしさが醸し出されたように思います。
それと主人公たちのお蕎麦屋さんでの注文で、掛け蕎麦(山菜蕎麦、天ぷら蕎麦)が多いのはおかしな感じがします。私の知る信州人は盛り蕎麦かざる蕎麦に終始しています。温かいお蕎麦を食べるのはよほど寒い日とか、毎日お蕎麦を食べていて冷たいのに飽きたときとかじゃないでしょうか。
『おひさま』の脚本家さんは戦前戦中を自然に描いていて、おかしなイデオロギーが入っていないのは好印象でしたが、信州への愛着が最後まで見られなかったのはちょっと心に引っかかっています。

…いや、そう断言してはいけませんね。なにごとも終わりが大事です。
明日の最終回に、隠されていた何かが溢れ出ることを期待します!
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