2012欧州、全米、全中(中国じゃありません)!

いやあ、それにしてもやっぱりエフゲニー・プルシェンコは超人ですねえ。
バンクーバー五輪以来の復帰戦となった2012ロシア選手権では優勝したものの動きはまだまだ万全にほど遠く、ヨーロッパ選手権前にはまたどこぞを痛めたとのことで予選(試合から遠ざかりポイントがないため)のLPでも157.52と調子は上がらず、SPでも4回転を回避するという状況でしたから(それでもSPは首位と0.9差の2位)、私はもうFSはあまり観たくないくらいだったんです。もしミスを重ねてひどい演技をしようものなら、彼の輝かしいフィギュア人生に傷がつくんじゃないかと不安でならなかったんです。
ところが超人プルシェンコは私などと生きている次元が違うのか、FSでは4Tと3A、3A+3Tを含むジャンプを全て綺麗に降りた上に、つなぎの部分でもステップシークエンスでも最小限の動きのなかで、美しく大らかに、曲の肝をぎゅっと押さえた滑りをし、またしてもフィギュアスケートを芸術の域まで高めてしまったんですからもう言葉はありません。脱帽して最敬礼です。
結果、FS176.52、トータル261.23でパーソナルベスト更新、2位の弟弟子ガチンスキーに約15点の差をつけるぶっちぎりの優勝でヨーロッパ選手権は7度目の制覇。びっくらこきました。
今季はここで競技を終えて満身創痍の体の治療に入るそうですが、来季はどうやらGPSも含めた本格復帰のようです。ソチ五輪を本気で目指しているんでしょうね。またしても巨大な台風の目になりそう…。

そして、そんなプルシェンコの興奮があった数時間後には全米選手権女子シングルでアシュリー・ワグナーが見事初優勝!
ここ4年はいつも「あと一歩」のところで世界選手権もGPFも四大陸選手権も出場を逃してきた彼女が、「今年こそは」と世選アメリカ代表2枠を目指してぶつかっていった全米選手権での女王戴冠ですから喜びもひとしおだったことでしょう。
私も今季のワグナーには期待していたのでこの結果は本当に嬉しかったです。FSの『ブラックスワン』ではジャンプのミスひとつだけに抑えての堂々たる演技でした。何かこう殻を破った感じがしますね。世界選手権ではもうひとりの代表、アリッサ・シズニーとともに日本勢の強力なライバルになりそうです(アメリカンな笑顔が眩しいコンビですね)。

と、こんな感じで1月29日(日本時間)は世界各地でフィギュアスケートが盛り上がっていたわけですけど、我が長野県長野市でも恒例の全国中学校スケート大会が催されていたんです!
今日29日は女子のSP。私も寒風吹きすさぶなか、相方とともにビッグハットへ馳せ参じました。

昨季の全中女王・庄司理紗さんやドデカイ3Lzを跳ぶ佐藤未生さんは愛知県で開催されている国体の方に出るということで欠場してしまったのはかなり残念ですけど、今季の全日本ジュニア女王・宮原知子さんや美しいスケーティングの鈴木春奈さんといった好選手、そしてまだ見ぬ才能にわくわくするだけで十分。
ただ、今大会のルールは今季のISUジュニア課題に準拠しているため、女子SPの課題ジャンプが単独ルッツジャンプで、これを精確に跳べる選手が少なく、全体的に得点はあまり伸びませんでした(ほとんどの選手が2Lz。手こずっていてかわいそうでした)。
そんななか、2位と約8点差をつけてSP首位に立ったのは3Lzが得意な宮原知子さん。
3F+3Tと2Aもきちんと跳んで、得意の逆回転スピンでも観客を驚かせると、「どうだ!」といわんばかりのフィニッシュ。ノーミスなのにニコリともしない気位の高さはまさに女王のようでした。
明日のFSでも「誰々がいなかったから」なんていわせない圧巻の演技が期待できそうです。

2012全中女子SP
長野市内の中学生が作ったバナーや幟も賑やかな全中フィギュア、市民のみなさん、明日は男子女子のFS、それにエキシビションもありますよー!
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