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経営委員を退任する百田さんと毎日新聞

「作家の百田(ひゃくた)尚樹氏(58)が、2月末の任期満了をもってNHKの経営委員(定数12)を退任することが30日、
分かった。」
(2015年1月31日毎日新聞)

NHKの経営委員は、公共放送たるNHKの運営や経営を審議し、役員の業務を監督する重要な職で、衆参両議会の同意を得て総理大臣が任命すると放送法に定められています。
百田さんはずけずけと物をいう人なので、NHKを改革するためにも頼もしい人事だと思いましたし、できれば続けて欲しいと思っていたのでとても残念です。
なぜ退任なさるのでしょう、できればその理由を知りたいものです。
毎日新聞にはそこについては一切書かれていませんでした。
本人に取材すればいいのに…。

なんて思っていたら、百田さんがこの記事を受けてTwitterを更新。
「先日、NHK経営委員の新年会で、二月の任期終了で経営委員を辞めることを言った。内輪の席での発言で、正式発表ではない。ところが早速、毎日新聞が記事にした。
実は以前から、経営会議で「外では出さないことを条件に話し合った」内容が毎日新聞社に書かれることが何回もあった。実に気持ち悪い!」
なるほど、という感じですね。スパイを使ったような記事なのですから毎日新聞が本人に話を聞けるはずもありません。

毎日新聞の記事は、「問題発言を繰り返してきた」ことで「市民団体のほか、与党内からも辞任を求める声が出ていた。関係者によると百田氏は、政府サイドから再任を求められたが、辞退したとされる。」と締めくくられていて、これでは読者は百田さんが”問題発言”で自ら職を退いたように受け取ってしまいかねません。
では、百田さんはこれまでの発言を自ら問題視した上に、大手メディアが「問題だ!」と非難したことを認めるのでしょうか?
私にはそういう人物のように思えません。
(※私は百田さんのそれは”問題発言”ではなく、”過激発言”だと認識しています。)

百田さんに一切取材せずに、勝手に退任理由を設定して、それをあたかも事実であるように報道する。
これは週刊誌なんかではよく見かける手法ですけど、”日本の三大紙”なんて呼ばれる新聞がそれをしてはならないのではないでしょうか。
ミスリード、偏向、いや最近流行りの”捏造”に近いかもしれませんよね。
毎日新聞には〈「開かれた新聞」委員会〉なる有識者による第三者機関があるそうですけど、いっそのこと、そこに百田さんを任命してはいかがでしょう。
毎日新聞は長らく経営難が伝えられていますし、起爆剤になるかも!
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