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日本人サッカー選手の質は間違いなく上がっている。

秋春制を執るサッカーの本場欧州ではほとんどの国のリーグがこの5月いっぱいで2022-23シーズンを終えたわけですが、今季は日本人選手の活躍がかつてないほどに目覚ましく、カタールW杯での代表のセンセーションも含め、日本サッカーの世界での地位は確かなものになってきたように思います。
それが本当に誇らしく、また楽しくて仕方ないですよね。

そんななか幾人かの選手をピックアップしたいのですが、まずは久保建英です。
19-20シーズンからスペインリーグで奮闘しながらもなかなか結果が出なかったこの神童は、W杯でも出場時間が短く、不完全燃焼に終わると、その悔しさをバネにシーズン後半から「いままでとは別人」と自己評価するほどに爆発し、終わってみれば9G7Aという上々の数字。
MOM選出もリーグ最多の9回を数えたのですから数字以上のインパクトを残したといっていいでしょうし、今季加入したレアル・ソシエダが肌に合っていたのもあるでしょうけど、ついにその才能と努力が花を開きましたね。
この久保の存在もあってレアル・ソシエダは10年ぶりのチャンピオンズリーグ出場も決め、久保は来季もここに残りそうなので、わくわくはさらに広がります!

久保とは違ってカタールW杯で一気にブレイクし、その勢いを所属するブライトンでも持続させた三笘薫はプレミアリーグで”ミトマ”という名を明確に認識させたといっていいでしょう。
7G5Aという数字以上に、そのプレイの質の高さが評価され、いまではプレミア屈指のサイドアタッカーのひとりですし、ブライトンがクラブ史上初のヨーロッパリーグ出場を決めたことに大きく貢献したのも素晴らしかったと思います。
今季はプレミア初年度ということで適応に苦労したでしょうから、来季はさらにやってくれるでしょうし、久保もそうですけど、”シュート精度”が高まってくれば、とんでもないことになるはずです。

フランクフルトの鎌田大地はシーズン前半の活躍が凄まじく、スタッツ的には”ブンデスリーガ最高の選手”といっていいくらいでしたけど、カタールW杯を挟んだシーズン後半はW杯での疲れや移籍問題が影響したのかパフォーマンスが低下し、我々ファンをやきもきさせたものです。
しかしシーズン終盤に復調の気配を見せ、ゴールとアシストを連発すると、結果的には9G7Aという数字を残し、本人も「間違いなく過去最高のシーズン」という納得の1年でした。
ACミランに移籍決まったという報道もありますが、6月3日にフランクフルト最後の試合になるであろうリーグ杯決勝がありますから、そこで勝ってクラブに優勝カップとEL出場権の置き土産を残したいですよね。
それがキングの責務です!

またフランクフルトでは39歳の長谷部誠がまだまだ元気にプレイしていて、リーグ戦で15試合も先発しただけではなく、リーグカップでも大いに貢献し、準決勝でのアシストは”最年長記録”だというのですからまさにレジェンドです。
来季も選手として契約を延長することとなった長谷部誠ですが、ブンデス記録をどんどん更新していって欲しいものです。

同じブンデスリーガでいえば、堂安律はカタールW杯でブレイクしただけではなく、所属するフライブルクが一時首位に立つなど好調だったこともあって、素晴らしいシーズンを送っていたはずでしたが、終盤にチームがまさかの失速をし、最終節(対フランクフルトというのがなんとも)の逆転負けもあって、悲願のCL出場を逃してしまうのですから、堂安もさぞ悔しかったことでしょう。
ただ、堂安は強豪となったフライブルクでスタメンの座を勝ち取り、5G4Aという一定の数字を残したのですから、十分誇っていいと思います。
来季こそ10G10Aだ!

CLやEL争いをしている選手たちとは対照的に、シーズンを通して降格の危機と戦い続けてきたのはシュツットガルトの遠藤航と伊藤洋輝。
2人も守備の選手ですから毎試合、胃が痛かったと思うんですけど、その2人がシーズン終盤は持ち前の攻撃能力でチームの勝ち点に貢献し、自動残留はならなかったものの、なんとか入れ替え戦の16位に踏みとどまったのは感動的ですらありました。
入れ替え戦も頑張って!
(ボーフムが浅野琢磨の活躍もあって最終節で奇跡の残留を果たしたのはシュツットガルトにとって想定外だったことでしょう。)

この他にも欧州で奮闘する日本人選手はたくさんいて、守田英正や中村航輔(代表復帰おめでとう)、伊東純也や板倉滉や上田絢世などもいいシーズンを送ったと思いますし、細かく書いていればキリがないのですが、最後に記すべきはなんといっても古橋亨梧でしょう。
セルティックの”キヨゴ”は得点王となる27Gを記録してチームをスコットランドリーグ優勝に導いたことにより、リーグMVP(争ったのが旗手怜央というのも楽しい)、スコットランド選手協会最優秀賞を受賞するという凄まじいシーズンでした。
スコットランドリーグMVPはかつて中村俊輔もそれに輝いたことはありますが、欧州のリーグで日本人が得点王を獲ったのは古橋が初めてですし、これは日本サッカーとしても大きな出来事だと思います。
上田もベルギーリーグで得点を量産しましたが、日本からもワールドクラスのFWが輩出されるのだということは、日本のサッカー少年・サッカー少女の夢を広げるはずです。
古橋は経歴がエリートではないのもまた多くの子供たちにとって手本になるのではないでしょうか。

このようにいまの日本人選手は本当に充実していて、世界で確固たる銘柄になりつつあります。
日本ではサッカーの報道が少ないので、ひょっとすると日本人の方が自分たちのサッカーを低く評価しているかもしれません。
同じ日本人が世界のひとたちと必死に競い合っている姿を見ることこそが、いまの日本人にとって必要なことだとおもうんですけどね。
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