2015年は羊年

雑誌やネットに載っている”お正月の過ごし方ランキング”というのは面白いもので、11月くらいに予定を聞くと”国内外の旅行”が1位なんですけど、1月になってからどう過ごしたかを聞くと”家でのんびり”が1位になっているんです。
やっぱり年末というのは理想と現実の狭間で人々がもがき苦しむ時期なんでしょうねえ。
ちなみに私はもう端から諦めて、11月から”家でのんびり”を選んじゃっています。
正月は久しぶりに会った親戚や家族と取り止めのない話をしたり、カードゲームをしたり、テレビを観たり、お節を肴に昼から酒を飲んだり、だらだら過ごすのが最高です。そして最後には”寝正月”、これですよね。特に今年2015年はひつじ年ということもあって、なんだかすごく眠くります。
でも、私、例の「羊が1匹、羊が2匹…」というやつで、眠くなったことはないんです。
調べてみると、この羊数えは日本で生まれたものではなく、ヨーロッパ発祥らしく、眠りに誘う理由も諸説あって、羊飼いが羊を数えるうちに眠くなった単純作業説、英語で自分に「sleep、sleep…」といって言い聞かせているうちにsleepがsheepになった発音変化説のふたつが有力だそうです。
私は以前にどこかで誰かに、「毛がふわふわしている羊を思い出しているうちに眠くなる」というふわふわ説を聞いたことがありますけど、あんまりリアルなものを想像すると鳴き声の方が強く蘇ってくるので余計に眠くなくなってくると思うんですよね…。
私は「眠れ、眠れ、母の胸に♪」で有名なシューベルトの子守唄が聞くといまでも眠くなるので、自分に「sleep、sleep…」と暗示をかけるsleep→sheepが最もしっくりきます。

そしてその”羊”といえば”美しい”の語源となったことでも有名ですよね(1000~3000年前の中国)。
これには他の説は聞いたことがありませんが、羊→美しいにも細かくいえば2つの説があって、”大きい羊が素晴らしい”というのがひとつ、もうひとつは”美”という文字そのものが見栄えのいい羊を表す象形文字だという説。
これに関しては論争じみたものもあるみたいですけど、羊が人間にとってとても大切な家畜だったことだけは間違いありません。
確かにその通りで、現代の我々から見ても、毛が取れて、乳が絞れて、最後は肉が食べられる。しかも群れで行動するので大量に飼育しやすいなんて家畜はそうそうないんじゃないでしょうか。
たとえば鳴き声が羊と同じことでよく知られるヤギ(※両方ともウシ科ヤギ属)は羊に比べて毛が少なく、乳に脂肪分が薄く、肉も量が少ないですし、あまり大きな群れを作らないので羊の完勝といっていいでしょう。干支にヤギがないのも頷けるってものです。

なんて思っていたら、ベトナムの12支にはヤギが入っているというんです!
国によっては豚が入ったり、猫が入ったりすることもありますから、ところ変われば、といったところなんでしょうねえ。
ベトナムではヤギ料理をよく食べるそうですし、身近なんだと思います。
だとすれば、もし古代ベトナムで漢字が使われていて、うつくしいという意味の象形文字が生まれたとすれば、羊+大ではなく、ヤギには髭があるので、羊+木になっていたのではないでしょうか(※中国の漢字でも山羊と書きます)。
さらに想像を広げて、「羊が一匹…」を「ヤギが一匹…」に置き換えて、英語の「one goat.two goat…」が「one goast,two goast…」になったら怖くて眠れません!

…おあとがよろしいようなので、それではみなさん、2015年もよろしくお願いいたします!
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