正月をあまさず食べる

私は長い休みになると決まって池波正太郎先生の本を読むのですが、この年末に手に取ったエッセイのなかで、日本人が忘れてはならない味は?という問いに対して先生は「それはもう、米と醤油ですよ。」と断言なさっていました。
私もそれに強く頷いたのはいうまでもありません。やっぱりこの2つがあってこその日本の食卓ですよね!

…ただ、三が日を過ぎてみて、私はあることを思い出したんです。
実は私、お醤油の濃い料理を何日か続けていると、体がお醤油を拒絶するようになってくるんです。
それはもう、匂いをかぐのも嫌なくらい。
そういえば、外国人が日本にやってくると、お醤油の匂いが町に漂っていることがすごく気になるそうです。
我々には身近な調味料ですけど、味も匂いも存外強烈なんですよね。

ですから私は正月が終わるとすぐに醤油から離れます。
しかし、お正月明けといういのは、もうひとつ問題があるんです。
それは大量に用意した料理や材料の残り。
私はこういうのを捨てるのだけは許せないんです。

そうなると選ぶ料理は”カレー”しかありません。
具材は雑煮であまった鶏肉、ニンジン、大根。
それといつもは玉ねぎをよく炒めたものをベースにするところを、年末にお鍋で使った白菜を代用(30日や31日に家族でお鍋をするご家庭も多いのではないでしょうか)。
お出汁も鶏ガラではなく、鰹節だっていいじゃないですか。
そこにトマトピューレかケチャップ、それとウスターソースで味を調えて、最後にカレー粉を入れて出来上がり。
このごった煮カレーが正月の終わりを告げる料理というわけです。

私のように醤油が苦手でなかったら、煮しめを細かく刻んで具材にしてもいいと思います。
厚揚げ、ニンジン、レンコン、シイタケ、サトイモ、コンニャク、竹の子といった定番の品はどれもカレーに合います(ゼンマイはやめておいたほうがいいかも…)。
そこにお節のお重のなかからエビやカマボコを助っ人に呼ぶとパワーアップ間違いなし。
また、私はカレーを思いっきり辛くして、舌をかえる付け合わせに伊達巻や煮豆を食べるのも大好きです。
そうこうしているうちにお正月料理も綺麗さっぱり胃袋のなかへ。

私はこの考えを進化させて、ピザの具にできないかと思案しているところなのですが、相方が「そろそろお雑煮が食べたい」というので、またお醤油に戻ることになりそうです。
離れていると恋しくなるのがお醤油の味。
お正月にわざとイクラの醤油漬けを残しておいたので、それで今宵はイクラ丼です!
人気ブログランキングへ
スポンサーサイト
プロフィール

かつしき

Author:かつしき
FC2ブログへようこそ!

最新記事
カテゴリ
月別アーカイブ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード