2015アジア杯開幕とサッカーの未来

2015アジアカップの初戦となったパレスチナとのゲーム、我らが日本代表は4-0と快勝し、”数字の面”では連覇に向けて順調なスタートを切りました。
しかし、試合内容はどうだったでしょう、パレスチナが完全に引きこもるなか、どれだけそれを崩せたのか、決定機が幾度あったのか、連携が利いた攻めは見られたのか。
私には大いに不満が残る試合でした。
この試合に価値があるとすれば、アジアカップ初出場のパレスチナの選手たちが、試合後、日本の選手たちと笑顔でユニフォームを交換していたことだけです。見ている限りすべての選手が交換していました。
今回の日本代表のユニフォームにはアジア王者のエンブレムが付いていましたし、おそらくパレスチナの選手たちはそれを自宅に飾り、いい思い出にすることでしょう。
そして、この大会のことを子供たちに語ってゆく、それがパレスチナサッカーの未来に繋がってゆくのだと思います。

その”未来”でいえば、日本代表にとって、今回のアジアカップはすぐそこにある未来を占う場でもあります。
一部報道によれば、日本サッカー協会は、ベスト4を逃せば、八百長問題の渦中にあるアギーレ監督を解任ともいわれているんです。
もし本当ならばこんなに卑怯なことはありません。八百長で首にしたいならしたいでアギーレときっちり話し合い、違約金を払って辞めてもらえばいいんです。
ベスト4といったハードルを設定し、そこに到達しなければ解任というやり方は、簡単にいえば”責任を選手に押しつけている”ということに他なりません。
選手たちもそれはわかっているでしょうし、かえってモチベーションが上がっているかもしれませんよね。

私はこのアジアカップでアギーレジャパンに求めているのは、優勝はもちろん、4-3-3の”習熟”と”損切り”です。
就任して7試合、このシステムが上手くいったのは1試合もないといっても過言ではありませんが、すぐに諦めてしまえば、成長もありません。
アジアカップという激しい戦いのなかで、それを必死になって自分たちのものにしようとあがく姿が私は見たい。
そしてもしダメならば、大会中にであっても、4-3-3をすっぱりと諦める、それでいいんじゃないでしょうか。
本田や香川が窮屈そうにプレイしているのを見て楽しい日本のサポーターなどひとりもいるはずがありません。

そして、アギーレには優勝した後に、「自分の哲学を曲げての優勝に価値はない」といって自ら代表監督を辞してもらう。それが誰も傷つかない幕引きです。
ただし、ろくに調査もせずにアギーレを選出した原博美専務理事には「一身上の都合」でもなんでもいいので、協会を離れてもらわねばなりません。日本人としての良識や美学があれば、原理事もそれはわかっているはずです。

誰も責任と取らないのであれば、日本サッカーに未来はありません。
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