悪いのはアギーレなのか

スペイン1部サラゴサの監督をしていた2011年に八百長試合に関係したという疑惑が持たれているサッカー日本代表のハビエル・アギーレ監督ですが、アジアカップを準々決勝で敗退したいまも(1月30日現在)、日本サッカー協会は「スペインのバレンシア裁判所への告発状の受理がまだ確認されていない」の一点張りで、解任か続投か宙ぶらりんの状態が続いています。
これに関してはスペインの新聞が「告発状が受理された」と伝えたという報道もありますし、そうでなくとも当時サラゴサに所属していた選手が八百長の内幕を生々しく告白しているので、受理されようがされまいが、この問題はもはやアギーレ監督に生涯つきまとうことになるでしょう。
もちろん、そういう人物が、日本の誇りであり、多くの子供たちが目指す日本代表の監督を務めていていいはずがありません。
アギーレ監督はこれからバカンスに入るそうですが、2月中には決着してほしいものです。

ただ、私はアギーレ監督個人にはまったくといっていいほど嫌悪感を持っていません。
問題になっている八百長も、2部転落の危機にあったサラゴサのオーナーからの指示で行ったものでありながら、それをこれまで一切語らず、オーナーに責任を押し付けようとしないのも、男らしいといえば男らしいと思います。
日本のサラリーマンのみなさんは共感できる部分もあるんじゃないでしょうか。
そして、アジアカップで敗退したとはいえ、グループリーグ3試合での手腕も見事でしたから、監督として有能なのも間違いありません。
それだけに本当に残念です。

そもそも八百長問題にからむアギーレ監督の進退問題というのは、アギーレ監督の責任なのでしょうか?
私にはそうは思えません。
そもそも、この八百長は2011年当時から「噂がささやかれていた」(サンスポ)わけですし、日本サッカー協会は監督選考のときからそれを知っていたはずです。
それにもかかわらず就任を強行したのは当時技術委員長だった原博美現専務理事と協会です。
アギーレ監督は母国スペイン代表やスペイン1部で指揮を執ったこともある人物で、これまでの日本代表監督のなかでは最高のキャリアを持っているといっても過言ではありません。
就任当初もサッカーファンから「日本に来てくれるレベルの監督ではない」という声があったほどです。
しかし、蓋を開けてみればそれは傷物だったわけです。

けれでも、日本サッカー協会は騙されたわけではありません。
代表監督就任もアギーレ監督が売り込んできたのではなく、協会が粉をかけたものです。それも南アフリカW杯の後から(各種報道)。
責任があるのは原博美専務理事と協会です。
おそらく協会と仲良しの日本のメディアはアギーレ監督を悪者にしようとするでしょうけど、我々は騙されてはなりません。
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