共有できない価値観

今日3月5日午前7時40分ごろ、ソウル市内でリッパート駐韓米国大使が韓国人の男に刃物で右頬などを切りつけられて負傷したというニュースには本当に驚きました。
ある程度、経済的に発展した国で、外国の大使がこのような事件に巻き込まれるというのは最近聞いたことがありません。
現場は南北統一を目的にした市民団体による朝食会の席で、朝日新聞によると、その場ですぐに取り押さえられた犯人は「戦争演習反対」や「独島(※日本の竹島はそう呼んでいます)は我々の領土だ」などと叫んでいたようですが、演習とは米韓軍事演習のことでしょうし、竹島に対する不満は先月の末にシャーマン米国務次官が「日中韓の歴史問題をめぐる対立は3ヶ国すべてに責任がある」という旨の発言をし、アメリカが韓国寄りの姿勢を改め始めたからだと思われます。

ちなみにこの犯人は竹島が韓国の領土だと妄想する団体に所属していて、2010年7月には重家俊範駐韓日本大使にセメントの塊を投げ付け、それが大使館職員の女性に当たって怪我をさせ、懲役2年の有罪判決(執行猶予付き)を受けた人物です。

私は今回の事件でふと、1909年に日本国初代総理大臣・伊藤博文が朝鮮人テロリストに殺害された事件を思い出しました。
当時は第二次日韓協約によって、日本による大韓帝国の支配が強まっており、テロリストはそれに反対して蛮行に及んだわけですが、国同士の国際法に則った取決めを暴力によって覆そうというのは、今回の事件と本当によく似ていると思います。
これはありえないような想定ですが、かりに今後アメリカの国力が衰退し、韓国が北朝鮮と統一されたり、中国の一地域になったとしたら、駐韓米国大使を切りつけた男も伊藤博文を襲ったテロリスト同様に、韓国では”英雄”になってしまうんでしょうねえ。

韓国では上記のシャーマン米国務次官の発言も、「韓国政府のアメリカでのロビー活動が足りないせいだ!」とメディアが政府批判しているそうですけど、”本当の歴史”というのはロビーでどうこうなるものではありません。
ありもしない苦難と屈辱の植民地支配、ありもしない性奴隷、ありもしない我が領土、ありもしない英雄を主張することこそ、”歴史修正主義”なのです。
それが歴史を重く受け止める日本との決定的な違いといえるでしょう。

2月2日に更新された外務省のホームページの韓国との関係を解説する部分で、その前まで書かれていた「基本的な価値を共有する」という文言が削除されたことがちょっとした話題になっていて、安倍晋三内閣でも最近ではこの言葉を一切使わなくなりました。
これは産経新聞の前ソウル支局長が、パク大統領に関するなんでもない記事を書いただけなのに名誉棄損で訴えられるなど、韓国の法の支配への疑問もあるようですけど、歴史修正主義にしても、かの国は簡単にいえば”ご都合主義”なんでしょうね。”自分たちさえよければいい”というやつです。

隣国とはいえ、こういう国とまともに付き合ってゆくのは本当に難しいと思います。
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