ハリルホジッチ新監督の”規律”に期待

昨日2015年3月13日金曜日、日本代表監督就任の記者会見を開いたバヒド・ハリルホジッチ新監督ですが、一夜明けた今日土曜日にはFC東京×横浜Fマリノス(味の素スタジアム)を視察。
かつてハリルホジッチ監督が率いていたコートジボワール代表のサロモン・カルーが、日本のメディアに「彼はサッカー熱にうかされたようなひとだ」と語っていた通りの人物のようです。
私もそうですけど、こういう”仕事の虫”って日本人は大好きなんじゃないでしょうか。

ハリル監督(メディアを見ているとこう呼ぶことになりそうですね)のサッカーへの情熱は就任会見からも明らかで、笑顔のひとつもないままに、内容のある話をたくさんしてくれました。
サッカーのスタイルについては、「もとFWなのでどちらかというと攻撃が大好きだ。ビルドアップでもどんどん前に行って、
たくさんの人数をかけたい。ボールタッチ数も制限して、たとえば、1タッチ、2タッチを使っていきたい」としながらも、「守備も組織的に、みなが関わらなければならない」として、「負けるのが大嫌いだ。病気になるほど嫌いだ」というのですから、かなり”結果”を重視しそうですね。選手選考については「まだ日本の選手をよく知らない」といって話をさけたものの、勝利に執念を燃やすタイプを求めるのは必定です。

そしてもうひとつは”規律”。
報道によれば、ブラジルW杯でハリル監督がベスト16に躍進させたアルジェリアの選手たちはそれを最も求められたと語っていますし、監督の弟さんも「兄は真面目で研究熱心、そして規律を重んじる」と評していました。
世界中の色んなオファーのなかから日本代表を選んだ理由について、ハリルホジッチ監督は、日本サッカーが「厳しさ、規律、人を尊敬すること、真面目さ」を持っていて、その価値観が「自分と似ている」と語っていますし、本当に頼もしいひとが就任してくれたものです。

このハリル監督はフランスのクラブを複数率いた経験があり、代表では2008-10のコートジボワールで1敗しかしていませんし、アルジェリアをブラジルW杯で史上初のベスト16に導いたことでも名を上げたことから、”名将”といってもいいでしょう。アギーレ監督の緊急解任から1ヶ月でよくこんなひとを捉まえることができたものです。
アルジェリアの監督を退任した後に就任していたトルコのクラブとは11月に双方合意のもと契約解除と相成っていたので、我々日本にとっては本当にラッキーでした。

もちろんこの契約をまとめた霜田正浩技術委員長の手腕も評価しなければなりません。
欧州からもオファーがあるような評価の高い監督が、世界のサッカーでは僻地といえる日本に来てくれるなんてそう簡単ではありませんからね(しかもアギーレとは違って”傷”もなさそう!)。
そんな霜田委員長ですが、アギーレ解任の際は”責任論”も出て、本人も協会に辞任を申し出たものの、慰留されて仕事を続け、ハリルホジッチのような監督を引っ張ってきたのですから、責任は取ったといっていいでしょう。

ただ、そもそもアギーレを獲得したのは”前”技術委委員長の原博美理事なのですから、本来、霜田委員長にはなんの責任もないはずなんです。
一方で原博美理事が辞任を申し出たという話は一切聞きませんが、どうなっているのでしょう?
ハリルホジッチ監督が求める”規律”はピッチの上だけではないはずです。
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