岡田克也代表とドイツ政府の全面対決

日本人は”外国からの評価を気にする民族だ”とよくいわれますが、ここ最近は”外国人が日本をどう見ているか”、”日本人の知らない日本の良さ”といった書籍やテレビ番組が増えていますよね。
私はそれを気にしすぎるのもなんだかなあ、とも思いますけど、そういう感覚が日本の近代化を加速させたのでしょし、現在もまた国際的なルールや価値観を順守しようとする態度に繋がっていると思うので、日本人の美徳だと受け止めています。

しかし、ここで一番危険なのは、”外国がこういっているから日本もこうしよう!”と、自分の都合のいいように世論を誘導しようとする輩が出てくることです。
いきすぎた先の戦争への懺悔、慰安婦捏造、死刑廃止論、夫婦別姓論、移民推進、データや歴史に基づく指摘へのヘイトスピーチという批判などなど、挙げていったら切りがありません。
おそらくそういう輩は”日本らしさ”や”日本の誇り”を破壊しようとしているのでしょう。
そしてまた恐ろしいことは、日本ではそういう輩がマスコミや政治家のなかにごまんといることです。
3月9日(2015年)に2日間の日程で来日したドイツのアンゲラ・メルケル首相はそんな輩のいい道具にされてしまいました。
手ぐすね引いて待っていたんでしょうねえ。

まずは”朝日新聞主催”の講演会で、記者がメルケル首相に「戦後、ドイツはフランスとの関係を改善を改善したが、隣国同士の和解はどう進めるべきか?」と日中・日韓関係が念頭にあるであろう質問をしたのに対し、メルケル首相が「ドイツは過去ときちんと向き合い、隣国の寛容さもあった。あらゆる努力を惜しまず、平和的な努力をする必要がある」と差しさわりのない返答をすると、朝日新聞は『メルケル独首相、東アジアの緊張緩和促す』と大見出し。
もちろん他の左派系マスコミも喜び勇んで同じことをしたのはいうまでもありません。
でも、これってメルケル首相は少しも促していませんよね!
もっといっちゃえば一般論を語っているだけですよね!

また、マスコミに輪をかけて世論誘導にご執心なのが民主党の岡田克也代表。
10日に都内のホテルでメルケル首相と会談した岡田代表は、メルケル首相が日韓関係について、「慰安婦の問題などはきちんと解決した方がよい。和解をすることが重要だ」と述べた、と発言。
ようするに同じ敗戦国であり、日本も学ぶところのあるドイツがそういう示唆をしたというのです。
左派マスコミは嬉しさが隠し切れないといった具合にこの岡田発言を大々的に報道、筆が躍ります。

ところが13日、ドイツ政府の報道官は岡田発言は「正しくない」、つまりメルケル首相はそんなこといっていない、と全面否定。
メルケル首相は日本でも”過去との向き合い方を助言するために日本に来た訳ではない”との立場を取り、岡田代表との会談でもそれは同じだったというのです。
しかも、菅義偉官房長官によると、日本政府にもドイツ政府から説明が届いたとのことですから、これはまさに公式の全面否定です。
また、このドイツ政府の発表は、岡田代表に対してというだけではなく、日本の左派系マスコミに対する牽制であるのも間違いないでしょう。マスコミが伝えた通りならばメルケル首相は内政干渉をしてしまったことになります。

これに対し、岡田代表は「私もかなり丸めていっているが、メルケル首相が慰安婦問題を取り上げたことは紛れもない事実だ」と真向反論。
他国の首相の発言を”捏造”したというのであれば、代表辞任、いや議員バッジを外せという批判も出てくるでしょうら、岡田さんも必死です。
私はこういうトラブルを生んでしまっただけで大問題だと思いますけどね。

それにしても、”嘘つき”はいったどちらなんでしょう?
なぞなぞなら、”どいつだ!”で決まるところですが、今回は岡田さんに分が悪いのは間違いありません。大多数の日本人はドイツ側を信じるでしょう。
なにしろ日本人は”外国からの話をよく聞く国民性”ですからね。
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