2015年の御開帳

4月5日から始まった今年2015年の善光寺御開帳は、この春の北陸新幹線延線もあって、前回2009年よりもお客さんが増えているみたいですね。
私も昨日の日曜(12日)がいい天気だったので、相方と一緒にお参りにいってきましたけど、活気を感じました。それはただ単に参拝者が多いというだけではなく、仲見世の売り上げもずいぶんよさそうに見えたからです。店舗も以前に比べ種類が増えましたし、一軒一軒の気合の入り方も前回とは違います。景気が回復傾向のあるのも影響しているのかもしれませんね。
150413御開帳
嫌らしい話ですが、長野県では御開帳が終わると、「今回は何万人が訪れた」というだけではなく、「経済波及効果」や「宿泊客と日帰り客の割合」や「ひとりの参拝者がいくら使ったか」までがメディアで報じられるんです。
ちなみに2009年は過去最高の673万人がいらしてくれたくれたんですけど、2003年に比べて宿泊のお客さんが減ったこともあってか、消費単価も、経済波及効果も下がってしまいました(細かい数字は嫌らしすぎるので割愛)。

宿泊客減少の理由としてよくいわれるのは1998年の長野新幹線開通で、やはりそれ以降、首都圏からは日帰りが多いようです。これは北陸新幹線延線にも同じことがいえるので心配です。
残念ながら御開帳だけではなかなかお客さんは長野市に宿泊してくれないのでしょう。松代や戸隠といかに連携してゆくかも大切かもしれません(両方ともいまは長野市)。
その点でいえば松代で11日~12日かけて春祭りが催されていたことはとってもよかったと思います。この土日で善光寺と松代城址の両方を楽しまれた方もいらっしゃるんじゃないでしょうか。
来年はNHKの大河ドラマで『真田丸』が放送されるので、それによって巻き起こるであろう真田ブームに、今度は善光寺が絡んでゆくべきですよね。

ただ、もちろん御開帳単体だって宿泊のお客さんを呼べる魅力が詰まっていると私は思っています。
たとえば、早朝のお数珠頂戴からお朝事の流れ。
上人さまや貫主さまにお数珠で頭を撫でて頂いて、朝から晴れ晴れとした気持ちになり、お朝事では読経とともに厨子が開けられ、その日初めて外気を浴びる前立ご本尊のお姿が拝めるのです。これは毎日行われる初日の出みたいなものですから、なんともありがたく、清々しい気分になることは請け合いです。

それと、あまり宣伝されていないのですが、御開帳期間の境内は軽くライトアップされていて、なかなか幻想的な雰囲気なんです。
そのせいか夜は恋人同士って感じの参拝が多いようにも見受けられます。これもまた”結縁”ですよね。
そういえば最近の善光寺の周辺は空き店舗を若手経営者に貸し出す活動を積極的に行っていて、昔ながらの風情のなかに若々しい感覚が煌めく雑貨屋さんや喫茶店なんかもあるので、恋人同士やご夫婦でちょっと歩き回っても楽しいんじゃないでしょうか。

また、ご家族連れでいえば、仲見世で立ち食いができるようなお店が増えたのはお客さんを大いに喜ばせているような気がします。
味噌ソフトクリームや蕎麦ソフトクリーム、おやきなんかは定番で人気ですけど、新しく出来たお煎餅屋さんが店先で手焼きをしているので、その匂いには思わず引き寄せられてしまいます。
この仲見世で色々つまみ食いをしても楽しいですし、ここでぐっと我慢して名物のお蕎麦を何軒か梯子するという手もあるので、本当に迷っちゃいます。
…そうだ!1泊して2日に分ければいいんです!

ちなみに参拝は午前中に団体のお客さんが多いので、並ばずに回向柱に触るのは午後の方がいいかもしれません。
触っている姿を写真に収めたいところですけど、昼間は到底無理です。立ち止まっていると係員さんに注意されてしまいますしね。
でも、夜ならば大丈夫だと思います。
…そうだ!宿泊すればいいんです!

というわけで、みなさんが善光寺にいらっしゃるのを心からお待ちしております。
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