暑い季節は長野の弱点

ところ変われば品変わると申しますが、いま私の住む長野市は善光寺御開帳で大いに盛り上がり、県内外から来られた大勢のお客さんも、長野市のちょっと変わったところを見つけてくださっているものと思います。
その一番目でいえば、おそらくお蕎麦屋さんの多さに驚かれている方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。
たとえば長野駅から善光寺までの約2キロ、それこそ数えきれないほどの暖簾が掲げられています。
そして特筆すべきは、そのほぼすべてのお店が”手打ち”で、どこも間違いなく「美味い!」ということ。
これはもう長野市民の誇りであり、自慢といっていいでしょう。

そんな蕎麦の町・長野ですが、近年は全国的にも”ラーメン激戦区”などといわれ、研究熱心な店主たちが鎬を削り、いいお店が増えているのは事実です。
ただ、その長野ラーメンには”これ”といった形はなく、各々のお店が自由にラーメンをこしらえているので、県外の方なんかにアピールするという意味からすれば、ややパワー不足といわざるをえません。
全国的に有名なご当地ラーメンというのは”自分たちの形”を持っていますからね。
私も市内のラーメン屋さんはかなりの数、行っていますけど、いくら考えても共通点というのは思い出せません。
全体の味付け、スープの出汁、麺の太さや形状、お店の雰囲気…、バラバラといっていいでしょうね。
古いお店だと豚骨ベースの醤油味に、やや太めで加水率の高い麺という”昔ながら”の味という具合ですけど、古いお店の数自体が多いわけではないので、それを”長野ラーメン”と呼ぶにの少々難しいといったところです。

…いや、ひとつだけ共通点がありました。
それは量が”多いこと”。
大盛り無料のお店なんかもありますし、私もラーメン屋さんでお腹がいっぱいにならなかったことは一度もありません。
ただ、この特徴というのはラーメン屋さんに限らず、長野市の飲食店全般にいえることなんですよね。
これだと長野ラーメンの個性とはいえないかな…。
あと、もうひとついえば、これは味自体の個性ではありませんが、味噌ラーメン専門店の数が多いのと、各ラーメン屋さんが味噌ラーメンに力を入れているというのはひとつの特徴かもしれません。
長野といえばやっぱりお味噌ですからね。

そんなわけで、善光寺参りの際にはぜひ、味噌ラーメンを!といいたいところですけど、夏を思い出させるような暑い日が続くこの5月に味噌ラーメンというのはちょっと…。
観光客の方も、シャキッと冷水でしめられたお蕎麦の方がいいですよね。
ただ、残念なことにお蕎麦の旬は晩秋なので、いくら夏のザル蕎麦・盛り蕎麦が心地よいといっても、それだと長野のお蕎麦の深淵を味わったということはできません。
ぜひぜひ秋に長野にいらして欲しいものです。

そういえばキノコや山菜、野沢菜といった長野らしい食べ物もことごとく暑い季節から外れている…。
おやきも冬っぽいし…。
どなたか涼しげな名物が考案してください!
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