ドローンと善光寺御開帳

4月に首相官邸がドローン(小型無人航空機)によるテロに遭ったときは、遠いところの事件のようでしたけど、まさか長野市で、しかも善光寺御開帳でドローンが騒動を起こすとは思ってもいませんでした。

4月5日に始まり、5月31日で終わる2015年の御開帳ですが、その間にいくつもの行事があります。
法要の数々、花まつり、奉納獅子舞、どれも煌びやかで参拝客を飽きさせることがなく、江戸時代には善光寺参りが一大エンターテイメントだったことをうかがわせます。
そして、そんな行事のなかで最も重要なものが、今日5月9日(土)の中日庭儀大法要だったわけですが、上人さまご一行が大本願から本堂に向かわれる行列の真っ最中に、山門付近にドローンが墜落して、境内は一時騒然となったというのです。
幸いにして住職さまたちや参拝客に当たることはありませんでしたが、ひとつ間違っていれば大事になったかもしれません。

すぐに駆け付けた警察(警備しています)がドローンを回収したところ、小型カメラが取り付けられていたとのことですから、大法要の様子を空中から撮影していたのでしょう。目撃情報によると山門の屋根に当たって墜落したとのことです。
ドローンによるイベントの盗撮事件というのは近年、世界中で問題になっていますけど、ついに日本でもその波がやってきてしまったわけです。
早くルール作りをしないと、類似の事件が頻発することになるでしょう。

墜落事件から1時間半ほど後、臨時派出所にドローンの持ち主だといって名乗り出たのは横浜市から来た中学校3年生の少年でした。
少年は「飛ばす練習をしていたら強風にあおられて落ちた」(読売新聞)と説明したとのことですが、このドローンによる盗撮は動画サイトに配信されていますし、少年はその動画サイトにこれまでもいくつも動画を配信している有名人です。
つまり、明らかな”嘘”をついたわけです。
それなのに長野中央署では、少年から話を聞いて、”注意”をしただけで帰してしまったというのです。
この事件はどう見たって威力業務妨害です。
しかも、少年にどういう意図があったのかも、果たして本当に操縦者が少年だったのかも、共犯者がいたかどうかも調べもせずに帰すなど、長野中央署はいったいどういうつもりだったのでしょう?私には理解できません。
ドローンはまだ警察で預かったままだそうですから、今後も捜査を継続してくれるものと信じるよりほかありません。

これはドローンによる盗撮事件捜査の先駆けです。
きちんと捜査しなくてはこれがモデルケースになってしまいかねません。
長野の警察は”信濃のコロンボ”だけじゃないところを見せてほしい!
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