壮行試合ニュージーランド戦、4年前と違うもの

6月に始まる2015FIFA女子ワールドカップを前にした壮行試合2連戦の初戦5月25日の相手はお馴染みのニュージーランド。
前半23分に宮間のCKを澤が女豹のような動きで相手DFを引きはがしてのボレーシュートを決めたときはゴールラッシュになるかと思ったんですけど、ニュージーランドもなでしこの戦い方はよくわかっているので、なかなか自由にはやらせてくれませんでした。
それどころか後半立ち上がりに熊谷が微妙なプレイでPKを与えて相手が外してくれた場面、後半13分にGK山根が相手FKをパンチングしようと前に出て空振りして、こぼれたところを相手がシュート、それを岩清水が間一髪で防いだ場面などはヒヤヒヤもの。
なでしこジャパンの守備の悪癖なんでしょうけど、相手ボールホルダーに当たりにいかず、ずるずると下がってピンチが続く時間帯が必ずありますよね。試合は1-0の辛勝だったものの、引き分けになってもおかしくない試合展開でした。
とにかく守備です、ここを改善せねばW杯連覇はありません。

相手ボールホルダーに当たりにいかないのは、かわされたらピンチが広がるという考えかたなのかもしれませんが、勇気を持って一歩前に出て欲しい。そうでなければ結局やられてしまいます。そんな場面をいくつも見てきたではありませんか。
そんななか唯一、勇気を持った守備をしていたのは大黒柱の澤穂希。
フォアチェックでも思い切って相手に襲い掛かるプレイもありますし、みなが見習って欲しいですよね。

ただ、攻めに関しては全体のスピード感、ダイナミズムが増した印象。
遅攻だけではなく、速攻もいい形がいくつもありました。
特に左サイドの宮間から正確なボールがでたときは大きなチャンスになります。
左右の足から繰り出されるセットプレイといい、相手チームからしたら宮間って顔を見るのも嫌でしょうねえ。

こう書いてきて思ったんですけど、4年前と中心選手がほとんど変わっていません。
スタメンで前回のW杯を経験していないのはGKの山根恵里奈とボランチの川村優理のみ(2人ともロンドン五輪も出ていません)。
この4年間、佐々木則夫監督は色んな若手を試しましたけど、最後に落ち着くのはやっぱりいつものメンバーなんです。
それだけレギュラー陣の壁が厚いということですし、その選手たちは間違いなくこの4年間で個々にレベルアップしている。
私はそういう成熟したなでしこジャパンに大いに期待しています。

そして28日の壮行試合2試合目のイタリア戦は私の住む長野市での開催。
市内のファミリーマート(なでしこのスポンサー)では店員さんたちがレプリカユニフォームを着て雰囲気を盛り上げています。
4年前の壮行試合は1試合だけで、そのときのスタメンはW杯の初戦のスタメンとまったく同じでしたから、このニュージーランド戦ともどもスタメンには注目ですね。
ちなみにこの日のスタメンはGK山根恵里奈、4バックに近賀ゆかり・岩清水梓・熊谷紗希・鮫島彩、川村優理と澤穂希のWボランチ、左サイドハーフが宮間あや、右が川澄奈穂美、2トップは安藤梢と大儀見優季。
4年前との違いはGK海堀あゆみ、ボランチの阪口夢穂、右サイドハーフの大野忍のところだけなんですから、本当にあまり変化がありません。

ただ、4年前と大きく違うことがあるんです。
それは壮行試合の観客数。
4年前の愛媛ニンジニアスタジアムは4202人。
昨日の香川県立丸亀競技場は前売り券1万4000千枚が完売(当日券1000枚)。
注目度の差は比べようがありません。
これこそがこの4年間でなでしこジャパンが築き上げてきた実績です。
しかもこれは”結果”で全てを勝ち取ってきたものです。
カナダでも勝利を貪欲に目指して欲しい!

というわけで長野市での初の代表戦、楽しみに待っていますぜ!
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