梅雨にすっきり

私の住む長野市でもこのところ連日の雨で、まさに梅雨真っ只中。
平年だと梅雨明けは7月21日ごろなので、まだあと3週間以上もこれが続くのかと思うとちょっと滅入ってしまいます。
こういうときは美味しいものでも食べたり飲んだりして気を晴らすのが一番なんですけど、梅雨の時期というのはこれといって旬のものもなければ、気候的にも昼間は暑く、夜は案外冷えたりもするので、昼間は冷たいものが食べたくても夜はそうでもないといった感じになって体も調子が出てきません。衛生面でも色々と注意が必要ですしね。

そんなこんなで食欲が落ち気味な今日は、冷蔵庫に余っていた野菜を刻んでベーコンと一緒に油で炒めてスープを拵えました。
ニンニクとハーブで風味付けをして、胡椒を多めにふったのもよかったのか、相方も私も大皿一杯をぺろりと平らげていました。
こういうのを体が求めていたんでしょうねえ。
最近は冷たいものを食べすぎだったかも…。

梅雨の時期というのは、湿気や思わぬ冷え、そして日照不足で、どうしても体がだるく、重い感じになりがちです。
そういうときは野菜を多めに入れたスープがとてもいいと思いますし、スープにあきてきたら、いよいよカレーの出番だと思います。
もう少し暑くなれば夏野菜のカレーなんて最高なんですけど、いまはまだ時期尚早。
こういうときのカレーってどんなのがいいのかなあ、と考えているうちに思い浮かんだのが、京都に住んでいるころによく食べた喫茶店のカレー。

全部が全部そうではないんですけど、京都の喫茶店のカレーというのはある一定の特徴があります。
まず、主役は牛のすじ肉。
これを寸胴で水から煮て、灰汁を取りながら15分ほどしたら、一度鍋から上げて水洗い。
それをまた寸胴に戻し、別の水で柔らかくなるまでコトコト煮ます。
その間にニンジンとニンニクと生姜のすったものと玉ねぎのスライスを飴色になるまで根気よく炒め(かなり多め)、寸胴に投入。
そこにトマトホール缶とカレー粉(追記:ウスターソースを忘れていました!)、それに固形ブイヨンなどを加えて煮込むわけですが(市販のカレールーでも)、ここでのポイントはすじ肉がボロボロに溶けるまで煮ること。原型を留めていてはなりません。
ここに隠し味でコーヒーを入れるお店もありますし、ジャガイモでほっこりさせてくれるお店もありますが、総じてどこのお店もちょっと辛口。
そのカレーで口のなかがひりひりしているところに、京都ならではのドロッとした熱々のコーヒーを流し込んで、マゾっ気たっぷりに食事を終えるのがなんとも懐かしいです。

梅雨の時期というのは汗をかくのも体にいいそうですし、辛いカレーはうってつけ。
上に「梅雨には旬のものがない」と書きましたけど、枝豆やグリーピースは数少ないそれなので、豆ごはんカレーにするとより美味しそう。見た目も綺麗ですしね。

と、ここまで書いてきて私もなんでこの梅雨の時期に京都のカレーを思い出したのか、自分自身もよくわからなかったのですが、はっと気づいたんです。
カレーのなかのすじ肉がボロボロに崩れて繊維だけが残っている様子、あれが五月雨を思わせるんです。
ああ!すっきりした!
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