やり放題の捏造を懲らしめるのは

自民党議員の勉強会で、「捏造ばかりをしているマスコミを懲らしめるには広告料収入が無くなるのがいちばんだ」などと、あたかも政治的権力でマスコミを攻撃しようとしていたとして党から厳重注意処分を受けていた大西英男衆議院議員が今日6月30日、国会内で記者団の取材に応じ、騒動についての反論を行っていました。

「自由主義世界で、資本主義社会で、広告料をなくすなんてことができるの?広告を出す企業は、自らの信念と良識に基づいて、選択をしなさいというのが私の気持ちですよ。日本の国を過てるような、そういった誤った報道をするマスコミに対して私は広告なんかは自粛すべきじゃないかな、とは個人的には思いますよ。だけど政治家として政治権力を使うとか、政党の力でそういうことをやるというのは民主主義の根底を揺るがすことですよ。言論の自由や表現の自由というのは民主主義の根幹ですよ」
(産経ニュース)

大西議員はこのように述べて”圧力”を否定し、「誤解、曲解を与える発言は反省している」と述べていました。
その上で、「マスコミは都合のいいところだけを編集して自分の真意を捻じ曲げている」と報道陣への批判を繰り広げていました。
勉強会の様子を完全収録した映像や音声は公開されていませんから(存在しているかどうかも不明)、ことの真偽は判然としませんが、”財界”や”経団連”といった単語を使ったことを大西議員は否定していないので、マスコミはそこから記事を広げていったのでしょう。
大西議員からすればマスコミは”汚い”ということなのかもしれませんが、私には大西議員の脇が甘いとしか思えません。保守系の勉強会にやってくるマスコミなどは”失言”や”暴言”の類を舌なめずりしながら待っているだけですからね。

ただ、私は大西議員の”個人的見解”には大賛成です。
ほんと、捏造や偏向ばかりをしているテレビや新聞や雑誌に広告を出す企業っていったいどういうつもりなんでしょう?悪事の片棒を担いでいるようなものです。
こういうことを止めさせたいという思いは至極まっとうですが、一方で”言論の自由”の問題がありますから、法律や行政指導や政治的圧力で止めさせるわけにもゆきません。
唯一、企業を正すのは一般消費者の”良識”です。
大西議員も国民にそう訴えればよかったと思います。

もっとも、大西議員からすれば、国民に正論を訴えたくてもその窓口であるマスメディアが”まともなじゃい”という思いが強いのかもしれません。
なにしろ今日の取材でも大西議員が朝日新聞の慰安婦捏造事件を取り上げ、そういうやり放題のマスコミを懲らしめなければならないという思いからの発言だったと語った部分、これを多くの新聞・テレビはスルーしています。当事者である朝日グループはまだしも、公共放送たるNHKさえそうなのですから日本って本当におかしな国ですよね。

メディアの捏造は大西議員のいう通り、”やり放題”です。
つい昨日もフジテレビが、6月5日に放送された『金曜プレミアム『池上彰緊急スペシャル!』』という番組内で、韓国人女性が朝鮮語で「文化がたくさんあるから外国人がたくさん訪問してくれるようですね」と話している映像に、「日本は嫌いですよ、だって韓国を苦しめたじゃないですか」という嘘の日本語の音声とテロップをかぶせたことを認め、謝罪したばかりです。
こんな大胆な”捏造”はなかなかありません。日本にだって朝鮮語のわかるひとは多いでしょうに。

フジテレビは編集上の単純なミスを説明していますけど、なんらかの意図を持っている可能性もゼロではなく、そうだとしたら世論を自分たちの思うように誘導しようとしていたわけで、背筋がぞっとしてきます。こんなことがあると一般的な街頭インタビューや世論調査もなかなか信用できなくなってきますよね。
私などはフジテレビに総務省が入って徹底的に調べるべき事案だと思いますけど、いまのところそういう話は聞こえてきませんし、新聞やテレビでもそういう論調はまったくもって見られません。
マスコミは自分たちが攻撃されたと思うとどこまでも執拗に記事にするくせに、身内にはとことん甘いのですから、なにが「報道の自由」なのか、ほんと笑っちゃいますよね。
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