台湾の抗日パレードに思う

今日7月4日、台湾で〈抗日戦争勝利70年記念〉の軍事パレードが行われたというニュースを見ていて、私も負けた側の人間として決していい気分はしませんでしたけど、
馬英九総統が「抗日戦を記念するのは恨みをあおるためではなく、平和を追求するためだ」(産経新聞)、「侵略の誤りは許せても、血と涙の歴史は忘れることはできない」(毎日新聞)などと述べ、現在は友好関係にある日本に配慮する姿勢を取っていたので、多少は我慢することができました。
まあ、台湾、すなわち中華民国からすれば、”日本に勝ったのは我々であり、中国共産党ではない”という主張を世界に配信するのが目的でしょうから、こういうアピールをしなければいけないのもわかります。

いまさら歴史を書くまでもありませんが、大東亜戦争で日本が戦った相手は中華民国です。
カイロ宣言にも中華民国の蒋介石が参加していますし、戦勝国となり、国際連合の常任理事国になったのも中華民国でした。
しかし、1912年に中華民国は中国全土をしっかり掌握していたわけではなく、共産党とは長く対立関係にあり、日本に対抗するために手を組みもしましたが、大戦後にはまた激しい内戦となり、共産党が勝利した結果、中華民国は実行支配下にあった旧日本領・台湾に逃げ落ちる形で現在に繋がっているわけです。

ちなみに台湾には〈台湾地位未定論〉というのがあって、ポツダム宣言や日華平和条約において日本は台湾を手放してはいるものの、国際法上でいうとどこの国の領有か定まっていないというのがこの考え方です。
台湾は17世紀に一度独立したことはあるものの、清によって併合され、日清戦争後の下関条約によって日本に割譲されました。日本の台湾支配は国際法に則ったものです。
現在の中華民国はそういう手続きを取っていないのですから、支配権は不確かであるといえるでしょう。
もちろん、台湾の中華民国は国として60年以上の歴史があるわけですし、島に生きる2300万人のひとたちの権利は尊重されるべきだと私個人は思っていますけどね。
むしろ日本が中華民国を正式に国として承認していないことの方が残念です。

今回の台湾のパレードだって、日本側は招待されたかどうかわかりませんが、参加してもよかったかもしれません。
現在の”両国”の関係はとても良好で、世論調査をしても、〈親しみを感じる〉は互いに50%をゆうに超えています。
それでも過去の事実というのはあるわけで、それを認めた上で、未来志向の関係をより確かに築いてゆけばいいと思うんです。
なにしろ中国共産党の方は過去の事実を捻じ曲げ、南京問題のような嘘をまき散らしたり、戦勝国気分で自分たちも今年の9月に〈抗日戦争勝利70周年記念式典〉をやろうというのですからね。
しかも、中国共産党はそれに日本側を招待したんです。
もちろん、安倍晋三総理はそれを一蹴断しましたけどね!プロパガンダに使われるとわかっているのに行くわけないでしょ!
(前の政権の阿呆な総理たちならホイホイ出席していたかもしれませんが…。)

日本は隣国がおかしなとこだらけなので、台湾とはどうにか友好な関係を築いて欲しいものですし、できればそれが未来的なものであることを私は期待しています。
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