東京五輪エンブレム発表とみんなで盛り上がるために

昨日7月24日、”2020東京五輪・パラリンピックのエンブレム”のデザインが大々的に発表されているのを見て、「あれ、エンブレムってもうあったんじゃ…」と思ったのは私だけでしょうか?
五色の桜の花弁がリーフのような形に集まっているデザインで、開催地が東京に決まったIOC総会でもそうでしたし、その後の東京五輪関連のイベントや記者発表なんかでも象徴的に使われていましたよね(※手持ちの画像がなくてすみません)。
私は知らなかったのですが、報道によると、あれは招致活動のためのロゴだったらしく、正式なデザインが決まり、お役御免となったそうです。2011年11月に発表されてから4年半の間に、割と身近になっていた思うので、ちょっともったいなような気もします。

ただ、昨日お披露目されたデザインもかなりいいですよね。
線としては”円”と”長方形”だけ、色は黒と金と赤と白とグレーだけというシンプルなものでありながら、五輪の方は”TOKYO”、”TEAM”、”TOMORROW”の”T”、パラリンピックの方は色が裏返しのようになって、Tが縦の”=”に見えるというよく考えられた意匠で、日本人らしいきめ細やか知性を感じさせます。
漆器を思わせる色使いは和の伝統を意識しているでしょうから、デザインした佐野研二郎さんにとっても渾身の力を振り絞った一作なのではないでしょうか。

そんなふうに五輪のエンブレムを見ていて、ふと気づいたんですけど、過去の五輪のエンブレムってほとんど憶えていません…。
ざっと調べてみても、私などは最近のものを「ああ、こんなだったけ」と思い出すだけで、記憶に留まっているのは1998長野五輪のものくらいです。まあ、それも私が長野市に住んでいて、町のところどころにそのロゴが残っているせいなんでしょうけどね。
逆に案外印象に残っているのが”マスコット”で、たとえば2014ソチ五輪の気味の悪い目つきの白熊、2012ロンドン五輪の一つ目妖怪みたいな2人組は強烈でした。子供が見たら泣いちゃうんじゃないでしょうか。2010バンクーバー五輪のチューバッカ(スターウォーズ)もどきも記憶に隅で踊っています。
いずれもリアルタイムでは”不評”だったと思うんですけど、記憶に残るという意味ではインパクトが大切なのかもしれません。
もちろん、1984ロス五輪の〈イーグルサム〉や1980モスクワ五輪の〈こぐまのミーシャ〉のように、その国の伝統に由来した無理のないデザインで人気を博すのが一番なんでしょうけどね。

そこで気になる2020東京五輪のマスコットはというと、通例だと本大会の2年前くらいに発表されているので、まだしばらく待たねばならないようです。
マスコットのデザインに関しては、JOCがどこぞに依頼するのか公募にするのかいまだに発表されていないので、誰にでもチャンスがあるかも!…といいたいところですけど、エンブレムは”デザインコンテストで複数の受賞歴のある個人を対象に募集”した後に、五輪組織委員会で審査するという形を取っていたのでマスコットもおそらくそうなるのでしょう。

ただ、私はその決め方には反対です。
喧々諤々の議論を巻き起こしている新国立競技場もそうですけど、組織委員会やら有識者会議で最終決断をするというのは、”都民・国民不在”という感じしかしません。
ちなみに1998長野五輪や2016リオ五輪ではマスコットの”愛称”のみを公募していて、長野では応募のなかから組織委員会が選び、リオではインターネット投票で決められました。
東京五輪ではその一歩先をいって、デザインそのものをインターネット投票で決めてはどうでしょう。
本大会を前にみんなで盛り上がるのも大切だと思います。

まあ、それでも長野五輪の〈スノーレッツ〉より優れたものは難しいでしょうけどね!
(長野だけに手前味噌。)
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