ロッテは韓国の企業

「私も大学に入るまでロッテが外国の企業だとは知らなかった」。
今朝、テレビのワイドショー番組を観ていたら60代くらいのゲストコメンテーターの男性がこういって苦笑いを浮かべていました。

確かにロッテって日本の企業みたいですよね。60年前から「お口の恋人」とかいってガムを売っていますし、プロ野球の球団まで持っているんですもの。
でも、創業者はシン・キョクホ氏(日本での通名は重光武雄)という韓国人ですし、グループ企業の持ち株会社であるロッテホールディングスの本社が日本にあるといっても、グループ全体の売り上げの約8割が韓国でのものというのですから、やはり”韓国の企業”というのが正しいのでしょう。
8月11日に韓国で記者会見をしたキョクホ氏の次男、シン・ドンビン氏(通名・重光昭夫)もそう明言していましたしね。

ロッテという会社はシン・キョクホ氏が1948年に日本で創業し、日本有数のお菓子メーカーに育て上げた後の60年代からは韓国でも菓子の製造を開始、それと同時にホテル業や百貨店、はたまた重工業の分野まで手を伸ばして〈韓国ロッテグループ〉という巨大財閥が出来上がりました。
日本のロッテはあくまで菓子メーカーなので売り上げは韓国ロッテの方がずっと大きいわけです。
シン・キョクホ氏は韓国ロッテを創業する際、「日本での儲けを韓国に投資する。韓国のそれは日本には戻さない」という理念を掲げたそうですから、韓国の方が肥え太って当然ともいえますよね。
ただ、ここでややこしいのは日本ロッテも韓国ロッテも日本の法人であるロッテホールディングスの傘下にあるということです。

そしてそのロッテHDはシン・キョクホ氏が代表を務めていて、日本のロッテは長男であるシン・ドンジュ氏(通名・重光宏之)が、韓国のロッテは次男のシン・ドンビン氏が経営を任されるという形を取っていたんです。2014年までは。
件のお家騒動というのは、14年の12月~15年の1月にかけて、長男ドンジュ氏が日本のロッテグループとロッテHDの役職を解かれ、後継者が次男ドンビン氏に一本化されたことに始まり、父キョクホ氏もそれを認めていたかと思われたものの、7月には父親と長男が臨時取締役会を開いて次男を追放、と思われた次の日、株式を多く持っていた次男がその人事を無効とし、逆に父親から代表権を剥奪してなんの権限もない名誉会長に追いやったという泥沼劇です。
父親も長男もまだまだ争う姿勢を崩していないらしく、まだまだ下らないお家騒動は続きそうですが、外国の企業のことなので正直いって私はあまり興味がありません。
日本にあるお菓子のロッテも、製品の品質やオリジナリティに疑問を感じていますし、すべての経営を韓国に移してもらってもまったくかまわないと思っているくらいです。

では、なぜ今回ブログで取り上げたかといいますと、みなさんご存知のようにロッテがプロ野球の千葉ロッテマリーンズを所有しているからです。
〈日本プロフェッショナル野球協約〉では、運営会社の”外国人”の持株比率が49%を超えてはいけないことになっているので、ロッテHDが出資し、オーナーがシン・ドンビン氏である運営会社〈株式会社千葉ロッテマリーンズ〉はグレーゾーンといっていいわけです。
これはロッテが1971年に球団を買収した際も問題になったものの(当時のオーナーはキョクホ氏)、会社自体は日本にあるので
OKという強引な論法で現在に至っているようですが、現オーナーであるドンビン氏が「ロッテは韓国の企業だ」と明言したことで、事実上、協約違反を認めたことになります。
これに日本プロ野球機構がどのような対応を取るのか、私は大いに興味があります。

このロッテなる会社が日本の顔と韓国の顔を都合のいいように使い分ける様は、本名と通名を使い分ける在日韓国・朝鮮人のそれとよく似ています。
日本からは吸い尽くせるだけ吸い尽くすという姿勢もそうでしょう。
もう一度書きます。
ロッテは韓国の企業です。
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