2次予選対アフガン(A)、正の連鎖へ

昨日9月8日(2015年)にテヘランで行われたアジア2次予選のアフガニスタン戦は久しぶりにスカッとする快勝でした(アフガンの政情不安による中立地開催)。
6-0というスコアはハリルホジッチ監督が就任してから最も大差が開きましたし、前半に香川と岡崎が2得点、本田と森重が1得点という、”取るべきひとが取った”ということも試合後の選手たちの笑顔に繋がったのだと思います。

ネット上のファンサイトなどが選ぶマンオブザマッチは、前半10分に鮮やかな反転から思い切りのいいミドルシュートで先制点をもたらした香川真司を推す声が多いみたいですけど、私は代表初スタメンで激しい闘争心と周囲を見渡す冷静さの両方を見せた原口元気が印象に残りました。
左サイドのOMFとして起用され、香川とのコンビで相手を崩す場面も多く、それが先制点につながりましたし、自分で強引に仕掛けてファウルを取るプレイも光っていましたよね。これはいまの代表では他にない個性です。
後半はハリルの閃きか、急遽右サイドバック(サイドハーフくらいな位置)をやらせれても、そこそこ攻撃に絡んでいけたのも評価されるんじゃないかと思います。
もちろん、ゴールがなかったこと、クロスやラストパスの精度が低かったことは課題として残りましたけど、この試合を観る限り次もまたチャンスがやってくるんじゃないでしょうか。

これで左サイドのアタッカーは、この原口元気と、宇佐美貴史と、武藤嘉紀という若手3人が競う形となり、それがチーム力自体を押し上げてくれるに違いありません。
いまの代表の問題は、よくいわれる決定力不足ではありません。新陳代謝不足です。
スタメンを見てもわかるように、ブラジルW杯からほとんど面子が変わっていない、しかも主力を脅かし、”エース”や”王様”の地位を奪ってやろうという気概に溢れる若手がいないなんてのは寂しすぎます。
上記の3人も左サイドにこだわらず、たとえば原口を本田がいる右OMFに、宇佐美を香川の代わりのトップ下に、武藤を岡崎のワントップで使うというのも面白いと思うんです。とにかくもっともっと競争させるべきですよね。
後半36分から長谷部と代って入った五輪代表キャプテンの遠藤航も、短い時間ながら持ち前の当たりの強さをアピールしていましたし、他の若手たちもどんどん後に続いていって欲しいものです。

そしてまた中心選手たちは若手にポジションを取られてなるものかと奮闘する。
そうすることによって、対戦国がどんなに格下であったとしても、やる気のないような親善試合であったとしても、内なる戦いでチーム力は向上し、しかも”熱いゲーム”になりますから、観ていても退屈することはなくなります。
代表というのは結果と同時に”人気”も重要です。
強豪国がそうであるように、多くのひとに注目されることもまた強くなる秘訣なんです。

ちなみにアフガニスタン戦(日本時間午後9時25分キックオフ)の視聴率は18.4%。
3-0で勝った3日のホームでのカンボジア戦(午後7時25分)が15.9%。
6月16日にホームで行われながら0-0の引き分けに終わった2次予選初戦のシンガポール戦(午後7時30分)は22.0%。
これを見れば前の試合の結果と内容がかなり影響するということがよくわかります。
予選ではもう視聴率を落とすような試合をしてはなりません。
2018ロシアW杯に向けて、期待感を膨らませながら予選を勝ち進み、本番でそれが最高潮に達して爆発する、ハリルホジッチ監督にはそういう最高の代表チームを作って欲しいものです。

ハリルジャパンはここから正の連鎖へ突入する!
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