2015負けられない残り4試合のパルセイロ

全39節というJ3の長い長い戦いも、残すところあと”4節”。
昨年はJ2入れ替え戦に敗れ、涙を呑んだ我がAC長野パルセイロの今季は、大エース宇野沢祐次の怪我による長期離脱、
美濃部直彦の病気による途中辞任などのトラブルがあって、なかなか勝ち点を伸ばせず、35節が終わった時点での順位は3位。
J3の規定では、優勝で即昇格、2位はJ2・21位との入れ替え戦ということになっていますから、3位になんの意味もありません。
そして現在の勝ち点でいうと、レノファ山口が勝ち点73で首位、町田ゼルビアが勝ち点70の2位、そこから少し離れてパルセイロが勝ち点63で3位ということになっています(4位のSC相模原は勝ち点51なのでノーチャンス)。

ご覧のようにパルセイロは本当に厳しい状況に追い込まれています。
公平に見れば、絶望的といっていいでしょう。
しかし、地元信州では違うんです(とくに北信・東信)。
私たちはまだまだまったくあきらめていません。
パルセイロはここかた4連勝すればいいだけなんです。
そうすれば勝ち点は75。
もちろん、山口があと1勝、町田があと2勝すれば、もう望みを絶たれるのはわかっています。
けれどもそれがなんだっていうんです。
とにかく75をゴールに突っ走るしかないんです!

パルセイロは前の35節(10月25日)に、今季のJ3を席巻する山口をアウェイで破り、勢いがついています。
そして最終39節はホーム南長野での町田戦。
願わくばそこまでに”勝ち点差2”の状況を作っておきたい。
そして奇跡の逆転入れ替え戦へ。
そんな夢を私は見ています。

その夢のためにも重要なのが今日11月1日(36節)のホームでのU22との一戦。
日本サッカーではよく、「絶対に負けられない戦いが、そこにはある」なんていいますけど、パルセイロはここからの4試合がすべてそれなんです。
希望をつなげるためにも絶対に落とせない!
4000人を超えるオレンジのサポーターの大声援が新スタジアムにこだまするなか始まった試合ですが、前半のパルセイロは手堅い試合運び。思い切った攻めもなかなか見られません。
負けられないということもあるでしょうし、相手のU22は若手強化のためにJ1やJ2から試合出場のチャンスがない選手が寄せ集まった集団なので、日によって選手も違いますし、戦い方も若干違うので、相手を観察していたという部分もあるかもしれません。
応援しているこちら側としても、「はやく1点!」と思いつつも、「失点したら終わってしまう…」という恐怖もあるので、本当に重苦しい前半戦でした。ちょっと危ない場面もありましたしね…。

しかし、0-0で前半が終わり、勝負に出なければならない後半、パルセイロは勇気を持って仕掛けてゆきます。
ラインが上がり、エース宇野澤が中心となって、選手同士の距離が縮まり、攻守に渡って連動してゆくパルセイロらしいサッカー(衛藤元監督代行の手腕か選手の意志かわかりませんけど、美濃部監督の頃よりいまの方が私の好みです)。
時間帯が続き、62分と63分には 菅野哲也と西口諒の両ウィングを投入して、さらに畳みかけにゆくパルセイロ。
そうして先制の期待が膨らんできたわけですが、こういうときに落とし穴が待っているのがサッカーなんですよね…。
75分にカウンターを食らうと、数的不利に陥り、右サイドからのセンタリングがファアに抜けたところに対応しきれず、まさかの失点。
私は目の前が真っ暗になりました。シーズンが終わった…、と心が折れました。
引き分けでも手痛いというのに、勝つためには残り15分で2点を取らなければならないんです。今季、逆転勝利がいくつあったでしょう?おそらく1試合だけです。今季は得点力も低く、残り時間を考えても本当に厳しい状況です。涙が出そうです。

そんなふうに私は半ばあきらめかけていたわけですが、選手とベンチは違いました。
さらに前への圧力を強め、戦う姿勢を崩しません。
すると82分、縦に入ったボールを宇野澤が上手いポストプレイで佐藤悠希へと落とすと、これを佐藤が豪快に蹴り込んでパルセイロ同点!目が覚めるような一発!
そうしてスタジアム全体がイケイケの雰囲気になると、U22はラインがずるずると下がり、85分にはパルセイロが右サイドから崩して、最後は菅野!電光石火の逆転劇だ!

ここで残り時間はあと5分、しかしロスタイムはけっこうありそう。
負けているときは1秒でも欲しいこのロスタイムですが、逆転すると0.1秒も欲しくありません。
そこからのパルセイロはただただ必死のディフェンス。
命をかけて守るという意味の死守という言葉がありますけど、まさにそれでした。
相手CKからフリーでシュートを撃たれた際も、GKの正面をつく幸運もあって、パルセイロは2-1で逃げ切り成功!
負けられない4試合の1試合目を取った!よっしゃあ!

昇格争いをしている町田も勝利して勝ち点差は縮まりませんでしたけど、奇跡の匂いがぷんぷんしてきました。
”新スタジアムでのJ2昇格”という当初の目標を諦める必要はまったくありません。
このチームには底力があるんです。念ずれば通じるんです。
1部に昇格したレディースに続いての歓喜はもうすぐだ!
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