霧が晴れない野球賭博

例の読売ジャイアンツの野球賭博の一件ですが、昨日11月10日に記者会見を開いた日本プロ野球機構(NPB)は、それに関わっていた3投手に無期失格、読売ジャイアンツには1000万円の罰金を下し、ひとつの区切りを迎えました。
無期失格処分は永久追放に次ぐもので、最低5年間はNPBのチームとはもちろん、NPBと協約を結ぶ国内外の野球組織とも契約が結べないというものですから、選手寿命に限りのある野球においてはかなりの厳しい処分といえるでしょう。
ただ、罰金の額はどうなんでしょう?
記者会見によると、ジャイアンツの2軍では賭博が横行していたらしく、処分を受けた3投手だけではなく、他の選手やコーチも多額の現金を賭けたトランプや麻雀をやっていたというのです。これじゃあ読売ジャイアンツ自体が反社会勢力ですぜ。

しかも3投手による野球賭博の全体像については、胴元とされる人物(末端の取り立て屋の可能性も)や仲介者からの事情聴取が難航し、「よくわからない」ままというんです。
これはつまり他に関わった選手・コーチがいるかもわからず(他球団も含め)、野球賭博から派生する形の”八百長”があったかどうかもわからないということです。
「今後は警察に任せる」とのことですが、中途半端な調査をするくらいならば”最初から”警察に任せるべきでした。
事件が発覚したのが10月5日ですからもう1ヶ月以上が経過しているわけです。
これでは容疑者に口裏合わせをしたり、証拠を隠滅したりする時間を与えただけにすぎません。
調査では処分を受けた3投手が口裏合わせをしていたことがわかっているんですからね。

現在、NPBは関連マスコミと一丸となってプレミア12とやらいう大会を盛り上げ、それを野球人気の復興に繋げようと躍起になってきますが、その努力を少しでも野球賭博問題の全容解明に向けるべきです。
警察による捜査で関わっていた人間が他にぼろぼろ出てくるのも最悪ですし、3投手をトカゲの尻尾にして警察と手打ちしたとしても、世間一般には限りなく黒に近いグレーの印象が残るだけです。
とにかくNPBも12球団も全力かつ全面的に警察に協力すべきです。
もちろん、現場の選手や監督・コーチも「自分たちは野球をやるだけ」などという子供じみたことをいっていてはいけません。
秋季キャンプなどは即刻中止して、個別の事情聴取をしたり、コンプライアンスに関する勉強会を開いたりすべきなんです。
そういう本気度を世間は見ています。
若い新監督の話題で紙面を飾ってごまかすやり方はもう通用しません。
もう昭和じゃないんです。
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