2次予選カンボジア戦(A)、準備が終わったハリルジャパン

アジア2次予選グループE首位に立つ我らが日本代表の6試合目はアウェイのカンボジア戦。
カンボジアは勝ち点0でグループ最下位。日本の勝利は揺るぎないものといっていいでしょう。
というわけで、スタメンも普段はベンチスタートの選手が多く、GK西川周作、4バックに長友佑都・吉田麻也・槙野智章・藤春廣輝、
Wボランチに山口蛍と遠藤航、攻撃的MFが原口元気・香川真司・宇佐美貴史、1トップに岡崎慎司。
事前報道では4-3-3もあるのではないかと、とか南野拓実の初スタメンがあるのではないか、といわれていただけに、新戦力のテストという意味ではやや中途半端な印象はぬぐえません。

人工芝ということもあるのか、序盤から簡単なミスが多く、そこから相手にボールが渡り、危うい場面を招いたり、攻めでもパスの精度が低かったり、もったいないロストがあったりと、じれったい展開。
特に槙野のミスが多い。23分にはそこから致命傷になりかねないカウンターを食らう。30分にはPAのちょっとソロでファウルを犯し、相手にFKを与える。
攻撃の形らしきものもほとんど作れないし、サイドからの攻めも少ない。
シュート数は日本の方が多いが、カンボジアのカウンターの方がゴールに近い印象。
46分、香川からいいボールがゴール前に送られ、藤春が飛び込むも惜しくもポスト。

後半は頭から遠藤に代って柏木陽介を投入。
前半はまったくといっていいほど中盤からボールが出なかったので、ハリルも我慢がならなかったのでしょう。
するとその柏木を中心にボールが動き出し、後半2分にビッグチャンスが訪れると、香川がPKをゲット。
いつもなら蹴るのは本田ですが、ピッチにいないので、スポットにボールを置いたのは日本サッカー史上最高のFWである岡崎真司。この日はキャプテンマークも巻いています。
しかしPKはまさかの失敗。しかも相手GKにがっちりキャッチされるという屈辱。
こうしてなんだか嫌あな空気が漂ってきたわけですが、そのすぐ後に得たFKを柏木が正確なキックでゴール前に送ると、それをDFと競り合いながら岡崎がヘッドで決めて日本先制!さすが岡崎すぐに取り返した!

柏木へのプレスがほとんどないので中盤から自由にボールが配給され日本は楽な攻め。
両サイドを使ったり、縦にいったり、チャンスをいくつも作り出します(柏木はセットプレイでも貴重)。
しかし、ぎりぎりのところでなかなか点が入らない!
後半17分には宇佐美→本田圭佑。これで攻めがよけいに分厚くなります。2次予選のレベルだと本田のフィジカルは大きな武器ですね。チャンスの幅が格段に広がります。
本田はツートップのような位置取りをし、空いた右サイドのスペースでは長友が躍動。2人の関係もよし。
この日、久々に右に入った長友は攻守ともにさすがの安定感。人工芝だのなんだのも関係なさそう。これも経験でしょうね。

しかし、圧倒的にボールを支配するも日本はなかなかゴールを奪うことはできず、41分に岡崎→南野。
1トップには本田。原口が左に南野は右に。43分には南野の初シュート。早く初ゴールが見たい。
44分には藤春のクロスに本田が頭で合わせて2-0!これで本田はW杯予選5戦連続ゴールの記録樹立!
これはもう「さすが」の一言。残してきた結果で周囲を黙らせるのが本田圭佑のサッカー道。ミランでもがんばれ!

こうして今年最後の代表戦も2-0での勝利で終わり、日本はグループ首位をがっちりキープ。
正直いってカンボジアはまったく歯ごたえがなく、”テスト”という意味でも思い切った選手起用もなかったので、勝ち点以外のどこに価値を見出していいかわからない試合でしたけど、それはまたハリルホジッチ監督が
日本サッカーと日本選手をようやく把握できたということなのかもしれません。
我々は忘れがちですけど、アギーレ前監督が八百長問題で解任され、ハリル監督が就任したのは今年の3月のことなんです。
それなのにサッカー専門家やメディアは、結果も内容も強欲なまでに求めまくる。
私はそうではなく、まずはハリル監督を信頼し、サポートすることが大切だと思います。
アルジェリアを初のW杯ベスト16に導いたような”名監督”を手に入れるのは本当に難しいことですぜ。

このカンボジア戦を観て確信しました。
もう準備は終わったのです。
来年からが本当のハリルジャパンのスタートです!
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