2015NHK杯 喜びのときを待つ

「休養中に、まだできると思い始め、自然と、試合の時に最高の演技をした時の達成感や喜びの感覚が恋しくなり、試合に戻りたいと思うようになりました。」

今年2015年5月、浅田真央はそういって、公式ブログで現役復帰を表明しました。
日本の多くの方は、このコメントを読んだだけで、いい演技をしたあとの浅田さんの表情を思い浮かべたはずです。
ほっとしたような笑顔のときもあれば、満足げに大きく息を吐くときもありましたし、緊張から解き放たれて涙で頬を濡らすときもありました。
多くのファンは、そのたびに浅田さんと同じ表情になり、気持ちを共有させてきたはずです。
だから、浅田真央の”最高の演技”が恋しい。
それをいつだって求めてしまう。
けれども、最高の演技というのはそう簡単にできないから最高の演技なのです。

今季の浅田さんは10月のジャパンオープンで早くもまとまったFSを披露し、GPS中国大会ではFSはミスが目立ったものの、3Aを成功させたSPのリードで優勝。
そうして満を持して迎えたNHK杯だったので、国民からの期待は相当なものがあったと思います。
しかし、結果的にはSPでもFSでもジャンプをなかなか決められず、不本意な内容での3位。
ワグナーやポゴリラヤが不調でなければ、表彰台を逃していてもおかしくありませんでした。
浅田さん本人もFSが終わった瞬間からがっくりとうつむき、キス&クライでも表情が冴えません。
表彰式でもNHK杯初優勝の宮原さんを称える余裕すらないように見えました。
相当ショックだったのでしょう。

翌日の記者とのやりとりによると、浅田さんは悔しくてなかなか眠れなかったそうです。
私もそうです。眠れないし、何もやる気がしないし、ブログを書く気力も沸いてきませんでした。
私の相方も大の真央ファンなので、うちは火が消えたように真っ暗。二人ともまるで生きる屍でした。
そんなご家庭が日本全国に五万とあったに違いありません。
浅田真央が笑顔でいてくれないと日本は大変なことになってしまいます。
早く元気になってくれ!

そんな願いが届いたのか、日曜日(大会は金土日の3日間)に行われたエキシビションの浅田さんはけろっとした表情。
報道によると、「いろいろ考えた結果、考えるのをやめようって。自分が戻ってきたいと思って現役に戻ってきたので、目指すものをただやるしかない」と語ったそうなんです。
さすがといいますか、一夜にしてなんという切り替えの早さ。
でも、そうですよね、語っている通りです。
この悔しさ、この苦しみも、浅田さんが選んだ道なんです。
また、それがなければ真の達成感はないんです。
待ちましょうよ、”最高の演技”を。

浅田真央が復帰したということは、我々ファンも辛苦と歓喜のジェットコースター乗り込んだということです。
私もこの感覚をちょっと忘れていたのかもしれません。心的ダメージの耐性が下がっていたようです。
それもそうですよね、1年以上もブランクがあったんですもの。
そのブランクでいえば、浅田さんだったまだまだ心も体も競技のそれに切り替わっていないと思うんです。
復帰というのはそう簡単ではないはずですし、浅田さんが全てを賭けてきたフィギュアスケートはそんな簡単な競技ではないはずです。
だからこそ達成したときの喜びが強いんです。

我々ができるのは、前を向いて歩み続ける浅田真央を信じてついてゆく、それだけです。
一緒に悩み、苦しみ、喜びましょう!
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