Jリーグを大樹に

昨日12月5日のチャンピオンシップ第2戦でサンフレッチェ広島の優勝が決まったJ1に続き、今日6日はJ2のプレイオフでアビスパ福岡のJ1昇格が決定、そしてJ2・J3の入れ替え戦の第2戦ではJ3の町田ゼルビアが第1戦に続いての勝利を収め、見事に昇格を決めました。
この土日は全国各地で、悲喜こもごもがあったわけですけど、まずは勝者を称えて「おめでとう!」といいたいです。
そして敗れた側には「来年がある!」といいたい。私もまたリーグ戦で敗れた側のサポーターですからね。
(※町田ゼルビアは、我がAC長野パルセイロとはJ3でライバル関係だっただけに、羨ましくも、寂しくもありますが、次に会うときはお互いJ2の舞台がいいですよね。もう落ちてこないように!)

それにしても、例年ならばいまの時期は”昇格争い”ばかりが注目されましたけど、今季2015年はJ1で久々にプレイオフが導入されたことで、優勝争いが俄然注目を集めました。
リーグ戦のみの優勝争いではそれが”いつ”決まるかわからないので、サッカーファンではない一般のひとたちへのアピールがどうしても難しかったと思うんです。
特にテレビ中継においては”日程が決まっている”というのは本当に有利で、チャンピオンシップ決勝(ホーム&アウェイ)が11年ぶりにゴールデンタイムで生中継されたことは新鮮な喜びがありました。
視聴率は2日(第1戦)が7.6と微妙でしたけど、5日(第2戦)の分は明日月曜日に発表されるので、それがちょっと楽しみです。
第1戦ではサンフレッチェ広島とガンバ大阪が素晴らしい試合を展開してくれていたので、第2戦の視聴率は絶対に上がると思うんです。第2戦も白熱した好ゲームでしたしね。
そうしているうちに”Jリーグを地上波で観る”という習慣が定着してくることが大事なんです。

そのためにはメディアの協力が必要なのはいうまもでありません。
しかし、残念ながら今年のJ1プレイオフの扱いは、テレビ新聞では決して大きなものとはいえず、特に中継局でないテレビ局とその関連の新聞社では本当に寂しいものでした。
野球選手の年俸がいくらかよりもそっちを伝える方が公共のメディアとしては本筋だと思うですけどね…。

たとえばプロ野球の日本シリーズはどこの放送局も新聞も大きく伝えていますよね。
あれはプロ野球チームの親会社の多くがメディア関連だからです。
そのため、自分のチームがシリーズに進出していなくたって、プロ野球というコンテンツを応援するために盛り上げるわけです。
しかし、Jリーグはメディアとはそういう関係ではありませんから、視聴率や購読料といった部分でメディアから「儲かるコンテンツだ」と認識される必要があります。サッカー日本代表の試合などはまさにそれです。
Jリーグ中継はどれだけ代表と絡ませることができるかが重要ですし、ほとんどのテレビ局はそういうスタイルで放送していますけど、それをさらに強化する必要があると思います。
今回のチャンピオンシップ第2戦でもNHKでハリルホジッチ監督をゲストに招いていたのはよかったんじゃないでしょうか。
あまりJの試合を観ない視聴者でも、サンフレッチェとガンバに代表候補がいると、思わせれば、それはいいアピールポイントになると思うんです。
現役代表監督が優勝決定戦に臨席している、というのは色んな意味で価値があることです。
今回それができたのも、日程が決まっていたおかげです。たまたまというのはかなりの強運ですからね。
これもチャンピオンシップ制度の功績のひとつといっていいでしょう。

Jリーグを盛り上げることが日本サッカー全体を向上に繋がることは間違いありません。
今季のプレイオフは前期後期のステージ優勝に年間順位を組み合わせるというわかりにくい方式だったので、そこを問題視する声は多々ありましたけど、注目が集まって、ある程度巷の話題にもなったという意味では成功といえると思うんです。
いまのJリーグは一般国民へのアピール力が低すぎます。
〈Jリーグ百年構想〉というのは、全国津々浦々にサッカークラブが出来て、そのひとつひとつが根となり、大きくて強い幹を作るという考えなんでしょうけど、寄らば大樹の陰という言葉があるように、幹の太さが先にあった方が有利ということもあるんです。
また、その太さというのは実際そうでなくとも、「太そうだなあ」と思わせるだけでも違うものです。
それが”存在感”というものですし、それを高めることがいまのJリーグにとって一番重要なことだと私は思うんです。
極論すれば、制度なんてどうでもいいんです。
とにかく注目を集めること。
ぜひ、今年をそのきっかけに!
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