低俗なGENJI物語

私はこれまでにこのブログでゴシップ的な記事は書いたことがないと思うんですけど、今回は最近話題になっている大沢樹生さんの”托卵裁判”についてちょっとふれてみることにします。

まずはざっと経緯を。
超人気アイドルグループ、光GENJIの元メンバーとして有名な大沢さんが、女優の喜多嶋舞さんと、いわゆる出来ちゃった結婚したのが1996年。
それからお二人は紆余曲折あって2005年に離婚。
一人息子の親権は当初喜多嶋さんが持ってたものの、2007年に大沢さんに移り、そこからは大沢さんが大変な苦労(自叙伝によると)のなか、障害を持つ息子さんを育ててきたそうです。
話がややこしくなってくるのは、大沢さんが2008年に別の女性と再婚をし、その女性との間に女児をもうけた2013年、以前から「あまり自分に似ていない」と感じていた息子さんとの間のDNA検査を行ったところ、”父子確率ゼロ%”という結果が出て、事態が一変します(検査を行ったのは、女児が生まれたことで、相続の問題が浮上したからではないでしょうか)。

この鑑定をもとに大沢さんは息子さんの親権を喜多嶋さん側(喜多嶋さんが拒否したため本人ではなくその母親)に渡すことになるわけですが、喜多嶋舞さんは「息子の父親は大沢さん」といい張って一歩も譲らず、騒動は法廷へ。
この間、大沢さんの涙の記者会見があったり、本当の父親は誰かといった話が週刊誌やワイドショーなどを大いに賑わしたのは記憶に新しいところです。

そして今年2015年11月19日、東京家裁で下された判決は、「婚姻から200日目に出生した長男は民法772条2項で親子関係が推定されず、DNA鑑定でも生物学的父親ではない」として大沢さんの勝訴。
これで大沢さんは新しいご家族と安心して暮らせることになるでしょうし、芸能記者とやらいうひとたちの飯のタネがひとつ減って、めでたしめでたし、となるはずだったのですが、今日12月8日発売の『婦人公論』に喜多嶋さんの”反論”が掲載されたことで騒動の行方は不透明に。

私は正直いって、今日まで「大沢さんがかわいそうだなあ」という以上の感情は持っていなかったんです。
かの『源氏物語』でも似たような話がありますけど、桐壺帝にしたら我が子でなくともk実孫なだけまだましか…、なんて思っていたり。
しかし、喜多嶋さんの反論内容を報道で見て、これは見過ごしてはならないと思い始めました。
これは喜多嶋さんへの批判というよりも、『婦人公論』への疑問です。
まず断っておきますけれども、喜多嶋さんは裁判に出廷しなかったばかりか、弁護士も雇わず、完全なる不戦敗を選んだんです。
それは一般的には、大沢さんの主張を認めた、ということになります。
ところが、インタービュー記事のなかで喜多嶋さんは、これまでと同じく「息子の父親は大沢さん」という主張を繰り返すばかりか、法廷で争わなかったのは息子をメディアから守るためであり、自分は大沢さんの借金(どうやら結婚した際に購入したマンションのローン)の連帯保証人だから、争えば争うほど大沢さんの仕事がなくなって自分に借金が回ってくると思った、などと自分勝手な弁解に終始しているわけです。

『婦人公論』は商業誌なので何を載せても自由といえば自由なんでしょうけど、この喜多嶋さんのインタビューは論拠も乏しい上に、あまりにも一方的で、まったく公平とはいえないものです。
雑誌といえども、公共性もあるわけですから、これは本当に問題があると私は思います。
また、こういう記事を載せるのは雑誌の格や品を落とすことです。
『婦人公論』のモットーは「女性の幸せを追求する」、「年齢にとらわれない自由な生き方を応援する」だそうですけど、自由と自分勝手はまったくの別物です。

これは喜多嶋さんを擁護するひとたちにもいえることです。
女性である前にひとりの人間として、過ちを認め、謝罪するところから始めるのが、美しい生き方というものではないでしょうか。
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