2015年紅白事務所合戦

昨日1月4日、2015年大晦日に放送された紅白歌合戦の視聴率が発表され、その第2部の39.2%という数字が歴代最低を記録したというのがメディアでちょっとした話題になっていました(2014年は42.2%)。
私などからすれば十分すぎる数字に思えるのですが、”国民的番組”としては物足りないということなんでしょうかね。

その低視聴率の原因としてエンタメ系サイトなどで分析されていたのは、今年は”目玉”といえる出演者がいなかったことと、白組のトリを飾った近藤真彦さんと、紅組のトリで番組自体の大トリを任された松田聖子さんという”人選”。
ネット掲示板などでも、特に近藤さんへの批判の声が強く、「何年も歌手活動をしていなかったひとが、デビュー35周年だとかいっていきなり紅白のトリで歌うのはいかがなものか」というまっとうな意見が多く聞かれました。
私もこれには共感してしまいます。
2015年の音楽シーンで話題になったわけでもなく、出場するだけでも意味がわからないのに、それがトリになってしまうのですから理解に苦しみます。
「目玉がいない」っていいますけど、19年ぶりに紅白に帰ってきた近藤さんが目玉だったはずですし、責任は重大ですよね。

では、なぜそんな近藤さんが選ばれたのか?
多くのメディアが、所属する”ジャニーズ事務所のチカラ”のせいだと書いていましたけど、一般人から見てもそうでしょう。それ以外に考えられません。
ジャニーズ事務所のタレントさんは毎年複数組が紅白に出場するだけではなく、毎年のように司会も任されるのですから、その貢献度と影響力は計り知れません。彼らがいなければ”いま”の紅白は成立しないといっていいでしょう。
近藤さんはそんなジャニーズ事務所の序列1位に君臨するタレントであり、事務所では取締役まで務めているといいますし、昨年はデビュー35周年のメモリアルイヤーに設定していたということもあって、トリでなくては納まりがつかないということなのでしょうか、よくわかりませんけど(35周年というのも中途半端ですよね)。

その事務所のチカラでいえば、大した歌手活動をしていないのに毎年当たり前のように出場している和田アキ子さんも、摩訶不思議な存在ですよね。
これもまた所属する大事務所”ホリプロ”のチカラと考えるのが妥当なのでしょう。
同事務所所属の綾瀬はるかさんが司会に選ばれたことも含めて、NHKとの蜜月関係は明らかです。

NHKは2015年紅白の選考基準として、1.今年の活躍、2.世論の支持、3.番組の企画・演出(に沿っているか)を設定していました。
しかし、出演52組をざっと眺めてみる限り、その半数もこれを満たしていないといっていいでしょう。
近藤さんや和田さんなどはその最たる例です。かすってすらいないと思います。

紅白歌合戦は昨年で66回を数え、長らく国民に愛されてきたまさに国民的番組ですし、高い公共性を持っていることはいうまでもありません。
それなのに近年は、NHKの他番組(朝ドラ、大河、朝の情報バラエティ)の宣伝色が濃くなっていたり、大事務所の影響力が顕著になりすぎているのですから、由々しき事態といっていいでしょう。
日本放送協会(NHK)はいわずとしれた”公共放送”なのですから、多くの国民が納得する番組作りをする義務があります。
今回の視聴率の低下は国民からNOを叩きつけられた結果です。
これを重く受け止め、猛省するべきです(籾井勝人NHK会長、頼みますよ)。

…それにしても、近藤真彦さんはあのパフォーマンスで堂々とトリで歌えるのですから、やっぱりスターですよね。
ある意味感心してしまいました。
トシちゃんとヨッちゃんがサプライズで登場すれば絶対に盛り上がったのに!
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