嘘か真か北朝鮮の水爆実験

今日2016年1月6日、北朝鮮の国営テレビ放送が特別重大報道と銘打って、この日午前に北朝鮮軍による”水爆実験”が成功したと、大々的に報じました。
水爆は原爆に比べて威力が桁違いに高いというだけではなく、技術的にも高度で、世界でもアメリカやロシアなど数ヶ国しか保有しておらず、それを北朝鮮が開発できるのかどうかは疑わしいものがありますけど、”揺れの規模”からして通算4度目となる核実験であることは確かなようですから、国際社会としてももちろん看過できるものではありません。
アメリカや日本や韓国だけではなく、北朝鮮の後ろ盾である中国ですら「断固として反対する」という強い声明を出していました。
瀬戸際外交だかなんだか知りませんけど、本当に面倒くさい国です。

今後の対応としては、アメリカと日本は国連安保理の緊急会合を要請し、そこで非難決議や制裁の強化を提案するつもりのようです。日本は今年から非常任理事国入りしているので都合がよかったですよね。
いまの世界情勢は中東ばかりがクローズアップされ、ウクライナ問題ですら霞んでいますけど、東アジアにも世界に国々の意識を向けさせねばなりません。
そうして世界中が”北朝鮮を許さない”という空気にならなければ、中国をこちら側に引き入れることはできませんからね。

今回、アメリカが「同盟国である韓国を守る」という声明を出しているように、北朝鮮の核というのは韓国(とアメリカ)に向けられたものです。朝鮮戦争はあくまで”停戦状態”なのです。
そしてその朝鮮戦争で北を助けて一緒に戦ったのが中国で、いまでも両国は同盟関係にあるとともに、経済的にも強固に結びついているわけです。
北朝鮮は2006年に初めて核実験をしたときに国際社会から経済制裁を食らったにもかかわらず、2009年、2013年、そして今回と定期的に核実験を繰り返しているわけですけど、その資金力を支えているのは中国に他なりません。
ですから中国が制裁に加わらなければ、その効果は限定的になってしまいます。
日本はアメリカと歩調を合わせて国際世論を動かし、中国の姿勢を改めさせる必要があります。
北朝鮮問題の責任は中国にあるんです。

また、それと同時に、日本としては北朝鮮の暴発に備える必要もあるでしょう。
国家安全保障会議による情報収集や今後の方針の作成、防衛体制の見直し、アメリカ軍との連携強化など、新年早々政府には大いに働いてもらわねばなりません。
そう思うと、昨年成立した安全保障関連法はタイムリーでしたね。こういうものはことが起こってから話し合ってもどうしようもないものです。
それなのに今日の国会の代表質問で共産党は「戦争法」などといって批判しているのですから、呑気にもほどがあります。
まあ、志位和夫委員長が昨年11月のテレビ番組で、「北朝鮮にはリアルの危険はない」といっちゃうような党ですから、地域の安全や日本の平和を守るつもりなんて毛頭ないんでしょうけどね…。

とにかく、北朝鮮に対しては国際社会全体としてリアリティのある対策をとって、彼らのやり方が「間違っている」とじっくり教えてやらねばなりません。そうしてキム王朝を緩やかに崩壊させ、北朝鮮をまっとうな国際社会の一員にするしかないわけです。
それには時間がかかるでしょうけど、すでに核を保有してしまっている北朝鮮ですから、できるだけ安全にことを運ばなければなりません。
…その状況が拉致問題を抱える日本にとってはなんとも苦々しい。
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