リオ五輪男子サッカー 最終予選対北朝鮮戦

五輪男子サッカー(U23)といえば、いまでは日本代表も出場するのが当たり前になっていますけど、1996年のアトランタ五輪出場を決めたときはなんと”28年”ぶりだったんです。
その後、シドニー、アテネ、北京、ロンドンと連続で出場するうちに、我々は”出て当たり前”という感覚になっているわけです。

しかし、サッカーファンやメディアによると、今年2015年リオ五輪への道はかなり厳しいとのこと。
五輪の下のカテゴリーであるU20の世界大会(2年ごと)に、日本代表が2007年から出場を果たせていないということで、今回の代表にはアジアを勝ち抜くチカラがないと思われているわけです。
まあ、しかし4年前も似たような状況で、似たようなことをいわれていたものの、見事にロンドン五輪に出場し、ベスト4になったのですから、私は今回も大丈夫だと思っていますけどね!

ただ、そうは思っていても、初戦というのは異常なくらい不安なものです。
しかも、今回の予選のレギュレーションは従来のホーム&アウェイ方式ではなく、カタールで開催されるセントラル方式ですから、たとえ実力があったとしても、約2週間しかない大会期間でチームが調子を崩したり、怪我人が出たり、よからぬゲームをしたりすれば、あっけなく敗退が決まる可能性もあるわけです。
ですから、こういう大会は初戦が大切。
ここで波に乗れば一気にいける!
(※4ヶ国が4つのグループに分かれ、上位2ヶ国が決勝トーナメントに進出することができ、そこで3位以上に入れば五輪出場切符を獲得できます。)

昨日1月13日に行われたグループBの日本の初戦の相手は難敵北朝鮮。
北は選手の年齢詐称疑惑が度々取りざたされるように、年齢制限のある大会では思いのほか手ごわいサッカーをするので要注意です。国威発揚のために妙にモチベーションも高いですしね。
しかし、このゲーム、前半5分という早い時間に先制したのは日本!
右CKのチャンスに、相手のマークを上手く外した植田直通が右足インサイドで丁寧に蹴り込んだ!
北はセットプレイ時のマークに甘さがありましたし、立ち上がりということで集中力を欠いていましたね。
そこを上手くついた植田選手のクレバーさが光るゴールでした。

この試合は勝ちにこだわるのではなく、”引き分け以上”を確保すればミッションは成功なので、日本はここから自分のペースで試合を運んでほしいところでしたけど、1点を守る意識が強かったのか、引いてしまい、逆に北朝鮮に攻め込まれる展開になってしまったのはサッカーではよく見る光景。中盤でも落ち着きを作ることができませんでした。
また、こうなれば攻撃陣には、前掛かりになった北の裏をついてカウンターを仕掛けて欲しいところだったのですが、それが精度を欠いていたのも残念。
中盤と前線には選手の組み合わせも含めて問題が多いように感じました。

後半もそんな具合に推移するので、手倉森誠監督は17分にFWの南野拓実を矢島慎也と交代。
期待の南野選手でしたけど、輝くことはできませんでした。
しかし、「ボールの逃がしどころ」(試合後手倉森監督談)にするつもりだった矢島選手が初戦の緊張からかミスを連発して、ボールの取られどころに。
短期決戦の大一番というのは選手が思うように動かないものだと痛感させられます。
逆に32分にボランチの大島僚太に代って入った原川力は落ち着いていて、「ボールを動かす」という監督の狙いを忠実に遂行していました。
この原口選手もそうですし、先発左SBの山中亮輔なんかも、予選や強化試合ではそんなに存在感を出せていませんでしたけど、本番になるとチカラを発揮するのですから、短期決戦ではこういう選手を積極的に使わねばなりませんよね。
もちろん、エースの久保裕也のように別格の能力を随所に見せている選手は辛抱強く使うべきですけど。
鈴木武蔵なんかも得点の匂いはしませんでしたけど、前線で体を張って起点になったり、ファウルを取っていたのはチームへの十分な貢献だと思います。

そうして初戦はなんとか1-0で逃げ切ったわけですが、勝因は最終ラインを中心とした粘り強い守備。
北はガンガン前にボールを蹴ってくるので、かなり厄介でしたけど、当たり負けしたり、崩されたりした場面はほぼなかったわけですから大したものです。外国の守備が強いチームを見ているようでした。
そんな奮闘を見ていて、今回のチームは泥臭くリオ五輪出場を勝ち取ると私は確信しました。

”五輪出場が当たり前になっている”、というのは悪い感覚じゃありません。
それをプレッシャーにするのではなく、自己暗示にすればいいのです。
「俺たちはやれる!」、「俺たちは強い!」、「絶対にリオに行ける!」、それでいいんです!
応援する我々も若武者たちを信じましょう。疑っていたらそういう悪い空気が選手たちに伝わってしまいます。
我々もまた自己暗示です!
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