北朝鮮の事実上のミサイル

昨日2月7日(2016年)は、午前9時半頃に北朝鮮が”事実上のミサイル”を打ち上げをたことで日本政府は対応に追われ、マスコミも大騒ぎの一日となってしまいました。これはアメリカや中国、韓国といった関係国も同じようなものだったことでしょう。
北朝鮮は先月、水爆実験(自称)を行って国際社会の批判を浴び、親分である中国からもミサイル実験中止を求められていたのに、それをあざ笑うかのように強行したのですから、もはや話の通じない狂犬です。
そんな国が核やミサイルで武力を強化し続けているのですから危険極まりありません。国際社会は一丸となってこれを封じ込める必要があります。

しかし、そんな状況なのに、呑気なことをいっている政党が日本にはあるんです。
社民党の又市征治幹事長は、「日本や北東アジアの平和と安全に悪影響を及ぼす」と、北朝鮮に抗議をする姿勢を示しつつも、「いたずらに北朝鮮の脅威を煽り、ミサイル防衛システムの強化や沖縄における自衛隊の戦力増強をすることはかえって北東アジアの緊張感を高める」などと述べているんです。しかもこの談話のタイトルは『北朝鮮によるロケットの発射に抗議する』なんです。
社民党はいったいどこの国の政党なのでしょうかねえ。

これまでも社民党やリベラルの一部は、北朝鮮が打ち上げているものを「ミサイル」ではなく、「ロケット」といい張っています。
技術的なことをいうと、ロケットは”ガスを噴射して推進力を得る方法”であり、それによって衛星などを宇宙に飛ばせば〈衛星ロケット〉という呼ばれ方をしますし、自動操縦の爆弾を飛ばせば〈ミサイル〉という呼ばれ方をするわけです。
ですから、北朝鮮のものもロケットといえばロケットなわけです。しかも今回も国際海事機関に「衛星ロケットを打ち上げる」と通告して、なんらかの物体を衛星軌道上に運んだことは確かなようですしね。

しかし、ここで大事なのは、これまで核実験を繰り返している北朝鮮は国連安保理決議において、”いかなるロケット実験も禁止”されていることです。
それを破って強行し、しかも先月には自称水爆実験も行っているわけですから、「事実上のミサイル」というのが適切としかいいようがありません。
国際社会への”威圧”という危険物を積んでいるわけですからね。

ただ、この”ミサイルとロケットの違い”に関していうと、日本でもどこでも、友好国やそれに準じる国の実験には「ロケット」、逆に友好国ではなかったり国際社会が危険視している国のそれは「ミサイル」と、政府やメディアが区別をしていることも事実だと思います。
たとえば韓国が2009年~13年にかけて3度に渡って行った実験は、日本では「ロケット実験」で通っていますけど、これは本当に「ロケット」でいいんでしょうか?
この実験計画が宣言されたのは、北朝鮮がテポドン1号ミサイルの実験を行った1998年8月の翌9月ですからそれに影響されたことは間違いなく、韓国が技術協力を求めたアメリカも「軍事転用の恐れがある」としてそれを断っているんです。
困った韓国は最終的にはロシアにすがりついたわけですが、本来ここは”仮想敵国”でしょうし、同盟国のアメリカもいい顔はしなかったはずです。それでもロケット技術が早急に欲しかったというのはやはり軍事的な理由としか思えません。
ですから韓国の実験も「事実上のミサイル」といって差し支えないのではないでしょうか。
リベラルのみなさんもこういうところに警鐘を鳴らしてください。
これはまさに”軍拡競争”ですよ。

北朝鮮に対しては、公平な批判をすることが彼らを追い詰める方法だと思います。
これからも我慢比べが続きそうですね…。
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