高木投手への処分とプロ野球への不信感

去年(2015年)の11月から世間を騒がせている読売ジャイアンツの野球賭博事件ですが、この3月に明らかになった4人目の関与者、高木京介投手への日本プロ野球機構(NPB)からの処分が今日3月22日に発表されました。
その内容は、高木投手へは”1年間の失格処分”、ジャイアンツへは500万円の罰金とのことです。
(※ジャイアンツは高木投手との契約を解除。)

私はこれを見てちょっと混乱しちゃいました。
11月に発覚した笠原将生、福田聡志、松本竜也の3投手へは”無期失格処分”でしたよね?
同じことをやった選手に1年と無期じゃあ、いくらなんでも量刑が違いすぎます。
その減刑理由について、熊崎勝彦コミッショナーは、「賭博をしていた期間が短いこと」、「他の選手を誘っていないこと」などを挙げていましたが、前に処分された松本投手も、他の2人よりも短い期間で、他の選手も誘っていなかったはずです。
ましてや、高木投手は前の3投手と違って、11月に行われた球団からの聞き取り調査では、「やっていない」としらばっくれたのに、この春になって週刊文春が賭博への関与を嗅ぎ付けたことで渋々白状したのですから、悪質性はより高いということがいえます。
それなのに3投手より軽い処分になるのですからわけがわかりません。
世間一般の方々も戸惑っているんじゃないでしょうか。

おそらく本当の理由というのは、あまり厳しい処分を下してしまうと自首する選手が出てこなくなること、そして事実上の永久追放である無期処分にしてしまうと、自暴自棄になった賭博選手が週刊誌等で球界の内部事情をあれやこれやとしゃべりまくって、野球賭博以外のまずいものがボロボロと出てきてしまうので、NPBはそれを恐れたのでしょう。
実際、笠原投手は処分後に、チーム内で”高校野球くじ”が流行っていたと、週刊誌で暴露していますしね。

その高校野球くじでいえば、横浜DeNAやソフトバンクホークス、阪神タイガースやヤクルトスワローズでも行われていたことが球団による内部調査で発覚しています。
これは厳密にいえば違法賭博だと思うんですけど、NPBは「野球協約違反ではない」として、どうやら処分は下さない方針のようです。
ただね、2012年に同じ高校野球くじが発覚した社会人野球の大阪ガスは公式戦出場を辞退しているんですよ。
国内最高峰のリーグであり、”プロ”を標榜する組織が、それより甘い対応をするなんてありえません。
発覚球団の方も選手に対して「今後はするな」と注意するだけなんですから、プロ野球という世界は世の中の常識からかけ離れすぎです。

NPBや各球団も内部調査を一生懸命やっていますけど、そのきっかけはいつも週刊誌での暴露なんです。自ら進んでやるというのは見たことがありません。
おそらく、深入りすると藪蛇ところか猛獣や毒虫や魑魅魍魎が溢れだし、手に負えなくなってしまうのでしょう。
そういえば、今日の報道のなかで、阪神とヤクルトでは、ドーピング検査の対象となった選手に対し、慰労金としてチーム内でカンパしたお金を渡していたというのがありました。
これは”円陣の声出し役への報酬”や”練習時のエラーの罰金”などと一緒のお遊びとして聞き流しそうになるところですが、ちょっと違和感が残ります。
穿った見方をすれば、検査対象のランダム抽選を無視して、チームで代表を出したり、替え玉を出したりしたときの謝礼ということも考えられるからです。

私はもうプロ野球に関しては何も信じられません。
そしてもう何が起きても驚きません。
大好きだったプロ野球をもう見捨てちゃっているのかもしれませんね…。
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