モスクワW杯アジア2次予選対シリア、勝って日本首位通過!

今日3月29日のシリア戦は、勝てばアジア2次予選グループEを首位通過できる大事な試合であると同時に岡崎慎司の代表100キャップ目の記念試合。会場がさいたまスタジアムということで、5万7千の大観衆が見つめるなか、いいゲームを期待しちゃいます。
スタメンは24日のアフガニスタン戦とがらりと変わって、GK西川周作、4バックは(左から)長友佑都・森重真人・吉田麻也・酒井高徳、ボランチは山口蛍と長谷部誠、左OMFに宇佐美貴史、右に本田圭佑、トップ下に香川真司、、そして1トップがキャプテンマークを託された岡崎慎司。

試合の方はコンディションのいい日本が序盤から勢いよくシリアゴールに迫り、サイドからの崩しで何度も好機を作るも、なかなか得点が奪えずフラストレーションが溜まっていたものの、17分に左から香川が鋭いクロスを入れると、相手GKがパンチングしたボールが相手DFの顔面に跳ね返ってゴールに入るというラッキーな形で日本先制!
そこからも日本は攻撃の手を緩めず、前線とサイドが連動した美しい攻めを見せ続け、大いに会場を沸かせますが、ぎりぎりのところでゴールに繋がらず、ちょっとモヤモヤした感じで前半終了。
シリアもこのゲームに勝つか引き分けで最終予選進出が決まるのでそう簡単にやらせてくれないということでしょう。
日本は攻め続けながらも、たまにカウンターを食らったときの守備意識もしっかりしていたので、引き締まった前半でした。

後半も圧倒的な日本ペースでスタートし、宇佐美や本田がシュートまで行く形を作るいい流れ。
このままのバランスでゲームを支配すれば自ずと追加点とその先の勝利が見えてくる、そんな雰囲気だったのですが、10分に山口蛍が浮き球をヘッドで処理しようとしたその瞬間、遅れて当たってきた相手17番が激しく頭を振ってきて、山口は鼻から出血したまま退場。
シリアの選手たちのイライラがこの最低な蛮行に繋がったといえるでしょう。故意による悪質ファウルですよ、これは。
17番にはイエローが出されたようですが、レッドでもいいくらいでした。
(山口蛍が本当に心配。大したことなければよいのですが…。)

ハリル・ホジッチ監督はすぐさま原口元気を投入するも、山口がいなくなってバランスが狂ったのと、出血退場によるショックからか日本全体に動揺が見られたのはいうまもでありません。
もちろんシリアはそこに漬け込むように圧力をかけてきてややシリアのペースに。
それでも日本は16分に本田が惜しいヘッド、しかしすぐ後に中盤で長谷部がファウルすれすれでボールを奪われ、ショートカウンターの形になってシリア9番の強烈ミドル!これはわずかに枠を外れて助かったあ…。

20分にもシリアのシュートが枠に来て嫌な感じ。こうなるといい流れの前半に追加点が取れなかったのが本当に痛い。
ひとつのことで簡単に潮目が変わるのがサッカーです。
そんなことを私が考えていた21分、日本がシリアゴール前に放り込んだなんでもないボールを相手DFがわずかにクリアミス、それを見逃さなかった本田がすかさずボールをかっさらって即座に香川へパス、それを香川が胸トラップからの狙いすました反転シュートで待望の追加点!ビューティホー!

このゴールで会場もヒートアップ、もちろんチーム全体も勢いを取り戻すと、ゴールで動きが軽快になった香川を中心に何度もいい形。
こうなると岡崎のメモリアルゴールが見たいところでしたけど、相手GKのファインセーブもあってそれはお預け。
岡崎は大きな拍手とともに33分に高校の後輩の金崎夢生と交代(岡崎はアフガニスタン戦も出ているので休まなくては)。

試合終盤は最後のチカラを振り絞ったシリアが猛攻を仕掛けてくるも、日本は集中したディフェンスで凌ぎます。
完全に崩された場面で長谷部が体を投げ出してブロックした場面には痺れました。
そんなふうにシリアが前掛かりになっている時間帯でしたけど、41分のカウンターの場面は、香川がヘッドで競り勝ったボールを清武弘嗣(40分宇佐美→)が拾い、すでに前へ走り出していた香川へ計ったようなダイレクトパス、香川がそれを落ち着いて折り返すと、最後は本田がきっちりヘッドで決めて3-0!ダメ押し!
惚れ惚れするような連動でしたね。
(清武は少ない出場時間でも存在感を見せましたね。)

44分にはGK西川のファインセーブがあり、そのすぐ後に香川がダメ押しのダメ押しゴールで4-0。
これで香川も自信と元気と取り戻してくれそう。
そして締めはロスタイム、左サイドを長友がえぐってからのクロスに3列目から上がってきた原口が頭で合わせて5-0!
長友も原口も試合終了間際まで集中力を切らしていなかったのが素晴らしい!(長友はスタミナも切らしていない!)

こうして見事な勝利でグループE首位通過を決めた我らがハリルジャパン。
レギュラー格のメンバーも好調ですし、金崎やハーフナーといった新顔も戦力として計算が立つようになりましたし、9月から始まる最終予選に向けて本当にいい状態だと思います。待ち遠しいくらいです。

それにしてもこのシリア戦は内容と同時に、選手たちの試合に臨む姿勢が素晴らしかった。
攻守に渡ってみながよく走り、球際で激しく戦い、攻撃のクオリティが高く、守備の集中力を最後まで切らさなかった。
相手どうこうでなく、自分たちで「こうやろう」というのが見えてくる、志の高い試合でした。
日本はアジアでは押しも押されぬ強豪で、同じくらいのレベルのチームは3つか4つくらいしかありません。
ですから予選、それも2次予選だとかなりチカラの差がある対戦ばかりとなって、どうしても気持ちが入らない部分もあると思うんです。
これが欧州や南米ならばチカラが拮抗したチームが多いので、予選でチームが鍛えられるわけです。
アジア地域はそれがありませんから、これはひとつの不幸ということがいえるでしょう。
しかし、嘆いてばかりはいられません。
そこで今日のように自分たちで高い目標を持って試合に臨むことが重要になると思うんです。
これを繰り返してゆけば日本はどんどん強くなりますし、ゲーム自体も面白くなるので国民の注目もより高まるはずです。

私はこの日のゲームに日本代表の明るい未来を見ました!
待ってろモスクワ!
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