思いもよらぬ本震

一昨日4月14日午後9時26分頃に起きた震度7・M6.5の熊本地震は、大きな余震が頻発する厄介な地震で、私などは2004年の中越地震によく似ているな、と思っていたのですが、今日16日になってみて、まったく違うものだということを思い知らされました。

16日午前1時25分頃に同じく熊本地方で震度7・M7.3という大きな地震があったのに続いて、その後、朝の9時48分頃までに震度5弱~6強の揺れが6回もあったというのですから、現地の方たちはまさに眠れぬ夜だったことでしょう。
私は朝起きてこのことを知ったのですが、言葉がないとしかいいようがありません。
被害規模は14日よりも大きなくらいで、その範囲も東へと拡大し、南阿蘇村の土砂崩れや、東海大学の学生アパートの倒壊の映像は悪夢のようでした。

これを受けて16日の未明に記者会見を開いた気象庁は、14日の地震が前震で、16日午前1時の地震が本震だと訂正をしました。こういう場合はマグニチュードが大きい方が本震となるようです。
しかし、前震といったって14日の地震もかなりの大きさでした。普通はもっと小さなもので、大きな本震があった後に「あれが前震だった」と振り返られるのが一般的です。
ちょっと調べてみてもM5を超える前震はほとんどありませんし、それがM6を超えているのですから、今回の熊本地震はかなり異質だということができるでしょう。

こんな地震があると、我々は余震に怯えるだけではなく、次に来るかもしれないより大きな本震にも怯えるはめになってしまいます。
1995年の阪神淡路大震災以降、日本列島は定期的にM6を超えるような大きな揺れに襲われています。震災を実際に経験した方も多いことでしょう。そうしたなかで知識も少しずつ積み重ねられてきたと思うんです。
ですから、私なども「あの地震に似ているな…」とすぐに考えてしまうのですが、やはり大自然の脅威というのは規格のないものです。予断や思い込みが許されないものです。今回はそれを痛感しています。

おそらくこのことは、政府や自治体、救助の最前線に立つ自衛隊や消防・警察の方々もより強く感じていることでしょう。
特に現場では恐怖との戦いだと思います。
私はメディアを通して被災地の様子を眺めることしかできませんが、正直いって朝が来るのが怖いです。情報を知るのが怖いです。

今日16日の夜からの熊本は雨だそうです。
祈るしかありません。
人気ブログランキングへ
スポンサーサイト
プロフィール

かつしき

Author:かつしき
FC2ブログへようこそ!

最新記事
カテゴリ
月別アーカイブ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード