都知事を満喫

”都市外交”の名の下に、ファーストクラスで海外へ飛んで行っては高級ホテルのスイートルームで宿泊を繰り返すという豪遊ぶりに批判が集まっている舛添要一東京都知事ですが、今度は毎週末に湯河原の別荘まで公用車で通っていることが問題になって、火だるまのようになっていますよね。
4月28日の定例会見では、「股関節が悪いので足を伸ばして風呂に入りたい」とか「公用車は動く知事室なので、長時間東京を離れていても大丈夫」だとか、苦しい言い訳をしていましたけど、火に油を注ぐとはこのことでしょうね。

まあ私も公用車はちょっと使いすぎだと思いますけど、ただ、海外視察の際の費用というのは、いくらくらいが正しいのか見当もつきません。
そんななか、首都圏にある神奈川、千葉、埼玉の知事が、自分たちの出張費を公開した上で、「高すぎ!」と舛添さんを批判しています。
確かに、舛添さんが1泊15万~20万くらいのスイートルームを利用しているのに対し、それらの知事たちは2万~3万くらいのところに泊まっているので、その差は歴然です。
また、そこに他人をけなすことにかけては右に出る者のいない橋下徹元大阪市長・大阪知事までもが参戦して、「自分は出張規定をめちゃくちゃせこい設定に変えて、米国欧州の大都市は2万9000円、シンガポール以外のアジアの都市は1万9400円にしてやった」といい始めたので、この話題はさらに膨らんで行きそうです。

ただ、橋下さんや首都圏の知事には失礼なんですけど、東京都の知事は他の知事とはやはり”格が違う”と思うんです。
日本の首都ですし、都市のスケールも段違いですし、そこのトップの仕事も多岐に渡るでしょう。そういう事実から目を背けてはいけません。
東京都のトップと比較するならば、フランスやロンドンの市長のそれだと思います。
舛添さんもその上で批判されるべきですよ。
世界に冠たる東京都のトップが安いホテルや座席を使っていては、「恥ずかしいでしょ。相手からもその程度に見られる」という舛添さんの考えもあながち間違っているわけではありません。

…と、私も舛添さん豪遊に三分の理があるといいたかったんですけど、音喜多駿さんという都議会議員さんがブログでロンドン市長の来日時の渡航費や宿泊費と比較していて、舛添さんとの差にちょっとびっくりしました。
それによると、舛添さんがロンドン出張したときの渡航費が往復266万円、ロンドン市長が来日したときのそれが片道66万円、帰りはなんとポイント(!)を利用したそうです。
そして宿泊は舛添さんが1泊19万8000円、ロンドン市長が3万5000円。
ロンドン市長はずいぶん手ごろな感じですけど、そのせいで日本では、”安く見られて”、会ってくれないひともいたんでしょうかねえ。舛添さんとは会ったみたいですけど。
この比較には正直、ひとりの日本人として、凄く恥ずかしくなってきました…。

舛添さんはあくまで東京都知事なので、どのようなお金の使い方をしていたって、基本的には長野県に住む私がとやかくいうことではありません。
ただ、首都のトップは日本の代表ともいうことができるので、国民全体から厳しい目が向けられるのも当然といえば当然です。舛添さんも首都のトップだからこそ見得を張るわけですしね。

舛添さんは2010年の自民党離党を契機に、政治家としても、著名人としても、存在感が薄らいでしまっていたところに、ひょんなことから東京都知事となり、いまが我が世の春といったところなのでしょう。
その地位を快くまで満喫したいという気持ちがそのウキウキした表情からもよーく伝わってきます。
私は東京に住んでいないので舛添さんの仕事ぶりはわかりませんけど、都民の方たちはいったいどう評価しているのでしょう?
舛添さんに満足して、彼の楽し気な日常を許容しているのでしょうか?

今後、都民のみなさんがどう判断してゆくのか、私も注目してゆきたいと思います。
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