御柱祭の事故に思う

全国ニュースでも取り上げられていましたけど、諏訪御柱祭の事故で、今日5月6日の長野県はどこか暗い一日でした(事故自体は5日)。
御柱祭といえば、日本だけではなく世界にも知られた7年に一度の奇祭ですから、この年は長野県全体が本当に盛り上がります。晴れの一年といっていいでしょう。
そういったなかで痛ましい事故が起こったことは本当に残念でなりませんし、亡くなられた氏子さん(41歳男性)のご家族やご友人の心中も察して余りあるものがあります。

しかも、今回の事故は祭りの最中ではなく、社に御柱を建てる〈建て御柱〉という行事が終わって、柱に巻きつけてあった縄をほどくために氏子さんが高さ17mの柱に上っていた際に、過って転落してしまったというのです。
御柱祭では前回2010年にも下社の建て御柱の最中に氏子さん2人が転落死するという事故があって、今回は柱を建てる際には命綱を着けるよう徹底していたそうですが、後片付けの際はそれがなされていなかったのでしょうか。出来ればそこにも注意して欲しかったものです。
これっじゃあ、本当に悔しいですよ。

私は後片付けにはハシゴ車などを使ってもいいのではないかと思っています。
みなさんご存知のように、伝統的な祭事、例えばこの諏訪御柱祭や善光寺御開帳(回向柱)、伊勢神宮や出雲大社の遷宮の際の材木というのは、基本的には人力で運び、人力で組み立てることになっています(※回向柱は牛も運びます)。
それが神事であり、伝統ですから、いくら危険伴なおうと、私もそれを変えるべきとは思いません。
ただ、神事から外れた場面では、もっと機械を活用してもいいと思うわけです。

こんなことを書いちゃいけないのかもしれませんが、実は回向柱や御柱の用材切り出しには”電動ノコギリ”が使われているんです。
私はこれってちょっと違うような気がするんですけど、関係者の方々はその現場を当たり前にマスコミに取材させているので、問題がないと考えているわけですよね。
機械にはそんなに抵抗はないんです。

御柱祭も御開帳も、”秘すれば花”という部分は少なくなって、出来るだけオープンにして、外からどんどんお客さんを呼びたい、というお祭りになっています。
ですから、お客さんにマイナス印象を持たれないためにも、安全管理はもっともっと徹底すべきです。
もちろん、伝統的な祭事というのは、そこで起きるハプニングをスリルとして楽しむという側面もありますし、御柱祭などはそれが人気の秘訣でしょうから、私もそれは否定しません。
しかし、祭りの表で起きるスリルと、裏で起きる危険は意味が違います。それは誰も求めていないんです。

今回のことを教訓に、6年後はさらなる安全対策が構築されていることを強く望みます。
笑顔で終われる祭りにして、もっともっとみんなで楽しみましょうよ!
人気ブログランキングへ
スポンサーサイト
プロフィール

かつしき

Author:かつしき
FC2ブログへようこそ!

最新記事
カテゴリ
月別アーカイブ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード