『真田丸』第18話、『上洛』

大坂編に入ってからというもの、めっきり出番が少なくなった草刈正雄さん演じる真田安房守昌幸ですが、4月25日の〈うえだ祭り〉や5月8日の〈九度山真田まつり〉に特別ゲストとして参加し、テレビの外では大活躍だったようです。
しかし、上田では昌幸の扮装で馬に跨っていたのに、なぜ九度山ではスーツ姿で赤のオープンカーに乗っていたんでしょう…。かっこよかったですけど…。

そんな昌幸ですが、5月8日放送の第18話『上洛)では完全に物語の中心人物。
ついに秀吉に謁見する日が来たのです。
ただ、秀吉から「大名に取り立てる」という書状が上田に届いたものの、昌幸は「大名の地位は自分で勝ち取るもの」という信念から、上洛するかどうか大いに迷ってしまいます。
しかも、これまで自分が下についた武田信玄も織田信長も志半ばでその生を終えていることから、「秀吉は大丈夫か…」との疑念も晴れません。
そんなとき、老母から「秀吉の勢いに陰りが見えたら寝首をかけばいい」というナイスアドバイスをもらった昌幸は形だけ頭を下げることを決断。
8日は母の日だったせいか、久々に登場した草笛光子さん演じる老母も大活躍です。
そういえば草笛さんと草刈さんて苗字が似ているだけではなく、顔立ちもどことなく似ていますよね。
ほんと、『真田丸』はキャスティングが興味深い。

そんなわけで渋々大坂に出向いた昌幸ですが、石田三成から貢物をバカにされたり、ひどい宿舎をあてがわれたりしたばかりではなく、なんと秀吉が直接会ってくれないという屈辱的扱い。
これに静かに怒りを燃やす昌幸と激高する長子・信幸ですが、先に大阪に人質に来ていた次男・信繁が何とか秀吉を説得して、謁見を実現させます。
そこで秀吉は前に軽く扱ったことなど忘れたかのような笑顔、しかも昌幸からの献上品である毛皮を着用し、上座から降りると、昌幸の手を取って「誰よりも家臣にしたいと思っていた。頼りにしておるぞ」との最大級の扱い。

これで晴れて真田は豊臣方の大名として承認され、今後は領地も安泰、よかった!
と喜びたいところでしたけど、秀吉から徳川の与力大名になれとの命が下って、がっくり肩を落とす昌幸。
長年対立してきた敵であり、つい先ごろは上田で激突し、見事追い払った相手の下につくことの無念やいかに。
「わしはどこで間違えた…」、その父の自問を信幸信繁の兄弟は黙って聞いているより他ありませんでした。

そんなとき、信繁は父を力づけるように、「父上に会わせたいひとがいる」と、数年前から行方知れずとなっていた姉・松を連れています。
しかし、記憶を失っていた松はなかなか父や弟たちのことを思い出しません。みなで昔の思い出を語るも効果なし。
それでも昌幸は、「生きていればいい。辛いことがあれば、その分いいこともあるものだ」と自分にいい聞かせるのですが、松がふとしたきっかけで記憶を取り戻すと、家族みなで抱き合って爆発したように大喜び。
”真田丸という家族船で戦国乱世を乗り越えてゆく”という『真田丸』のテーマそのもののシーンとあいなりました。
それもあってか、大坂から上田に帰る途中、駿府に立ち寄って家康に挨拶をした昌幸は腹をくくったような表情。
「頭は下げても心は渡さない」、そんな矜持の昌幸が今後、秀吉や家康とどう向き合ってゆくのか、『真田丸』は定説とは違う状況設定や人間関係なので、展開は予断を許しません。

いやあ、それにしても草刈昌幸が出てくると物語が締まりますよね。
久しぶりにぐいぐい引き込まれて、45分があっという間でした。
今週で上田に帰っちゃったのでまた出番が減りそうですけど、早く大坂に戻ってきてもらって、もっともっと秀吉と絡んでいって欲しいものです。
やっぱり第二次上田合戦(関が原)までは昌幸が”主役”の方が面白いですよ!
人気ブログランキングへ
スポンサーサイト
プロフィール

かつしき

Author:かつしき
FC2ブログへようこそ!

最新記事
カテゴリ
月別アーカイブ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード