舛添さんの楽しそうな公私混同

海外を王様気分で豪遊したり、週末ごとに公用車で別荘のある湯河原と東京を往復したりと、都知事の身分を楽しみ過ぎていたのがばれて都民や世論から大きな批判を浴びている舛添要一東京都知事ですが、「法令違反ではない!」と開き直っていたのも束の間、別件で”法令違反疑惑”が浮上してしまいました。
今週発売(2016年5月11日)の『週刊文春』によると、舛添さんは知事になる前の参議院議員時代の2013年と、辞職した後の2014年に、”会議用”の名目で政治資金を使って千葉県にあるリゾートホテルに宿泊していたものの、それが単なる”家族旅行”だったというのです。
『週刊文春』にはホテル従業員の声として、「二回とも、会議は行われていません。舛添さんはお子さんを連れて、家族でご利用になりました。いずれの年もグレードの高い部屋に泊まったと思います」という具体的な内容が掲載されています。それほど前のことではないので、記憶も鮮明なことでしょう。

これが本当ならば、いうまでもなく”政治資金規正法違反”です。
舛添さんは”政治団体の事務方のミス”とでも説明して、収支報告書を修正した上で謝罪をして事を済ませようとするかもしれませんが、2度も同じホテルで宿泊しているだけに故意の疑いは消えません。
たとえ起訴されなくても、告発(捜査)はされるでしょうし、都のお金をじゃぶじゃぶ使っていることへの批判を受けているいま、都知事の座に留まるのは、並大抵のことではありません。

しかもこの報道を受けて、11日に囲み取材を受けた舛添さんの説明は、「解散した政治団体なので調べないと分かりません。事務所に指示をして書類を調べろと言っています。ちょっと時間はかかりますが、きちんと精査が終わったらまたコメントします」という”ありがち”なもの。
政治学者としてテレビに出演していたときの舛添さんは、このような説明をする政治家を大いに批判していたような気がしますけどね…。
常識的にいって、2年くらい前のことですから、家族旅行にいったことは憶えているのでしょうし、家族に話を聞いたり、手帳でも見ればすぐに確認できます。
それなのに「精査している」と説明しているということは、疑惑は真実なのでしょう。
おそらくいまは収支報告書の修正と今後の対応を決めているのだと思います。

ここまでくれば警察や検察の動きに関わらず、市民団体などが舛添さんを告発するでしょうから、舛添さんは限りなく死に体へと近づいて行っています。
別の報道では家族での高級店での外食にも政治資金を利用していたという疑惑もありますからね。
ただ、私は、舛添さんはゾンビのまま東京都知事の座にへばりつくのではないかと予想しています。
いまの舛添さんは都知事を辞めても政治家として復活の可能性はゼロですし、政治学者としてメディアに出ることも世間からは嫌がられるでしょう。
ですから、老後のためにも(67歳ですが)、残り2年弱の任期を全うして、退職金も満額もらうために蛙の面に小便を貫くと思うわけです。
政治資金の流用も額が少ないので、修正すれば起訴まではいかないというのが通例ですしね。

それにしても東京都民はとんでもないひとを都知事に選んでしまったものです(まあ14年の知事選挙の候補者はどれもあれでしたけど)。
都民にはリコールの権利もありますが、そのためには約146万の有権者による賛成署名(紙)を2ヶ月で集める必要があるそうですし、たとえそれをクリアできたとしても、その後には住民投票が待っているといるので、コストは計り知れません。
これまで日本の知事でリコールされたひとがいないように、事実上不可能なのでしょう。

2020年の東京五輪の前に任期が切れるのがせめてもの救いですかね…。
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