冨田真由さんの回復を祈って

5月21日に東京都小金井市で起きた、ストーカー男による女性アイドル歌手めった刺し事件ですが、被害を受けた冨田真由さん(20歳)が長野県千曲市出身ということで、長野県内のニュースでも大きく取り上げられ、地元からは悲しみと憤りの上がっています。
冨田さんは胸や背中など30箇所も刺され、23日午後現在も意識不明の状態が続いているとのことですが、どうにか命を取り留めて欲しいと、私も強く願うばかりです。

それにしても、この事件で悔しいのは、犯人による数百という異常な回数のツイートに恐怖を感じた冨田さんが、今月9日、武蔵野署に相談を入れていたにも関わらず、凶行を許してしまったという点です。
報道によると、警察は犯人に警告を行っておらず、冨田さんには何かあったら110番するようにアドバイスをしていただけだったというのです。
”何かあったら”もう遅いとしか思えませんが…。
警察からすれば、ツイートの内容が重大な犯行を匂わすそれではなく、最近の犯人はライブにも姿を見せなかったとの冨田さんの話から、切迫してはいないという判断だったのかもしれません。
また、ストーカー規制法では、「電話をかけて何も告げず、又は拒まれたにもかかわらず、連続して、電話をかけ、ファクシミリ装置を用いて送信し、若しくは電子メールを送信すること。」(第2条5項)を規制しているものの、ツイッターなどのSNSは想定されていないので、捜査が難しかったということもできるでしょう。
しかし、それでも警察から一度でも犯人に警告があれば…、と誰だって思ってしまいます。もっと柔軟な対応ができなかったのでしょうか。本当に残念です。
これを機会にストーカー規制法を改正して欲しいものです。いや絶対にしてもらわねば困ります。

冨田さんは地元にいたころから芸能事務所に所属し、高校卒業と同時に上京したいまは、大学に通いながらシンガーソングライターを目指しているとのことです。
長野県からは冨田さんと同じように、夢や希望を持って都会に進んでゆく女の子が、毎年たくさんいます。
地元の家族や友人はそれを心配しながら一生懸命応援しているわけです。
それはどんな地方も同じことでしょう。
そんな女の子が都会で恐ろしい目にあって、夢を邪魔されるなんてあってはならないことです。

冨田さんの事件でも今月4日に、まずお母さんが犯人の住む京都市でストーカー被害を報せたそうです。
そうして、京都府警からは「娘さんが住む地域で相談してください」と説明されたとのことで、その後冨田さん本人が武蔵署に相談したのでしょう。
しかし、警察は何もしてはくれませんでした。
わざわざ京都市まで行って警察に相談した(別の用事があったついでとのこと)お母さんからすれば、凶行を防げなかったことが、悔しくてたまらないはずです。いまは病院で冨田さんを見守っているであろうお母さんの心中を察すると、私も言葉がありません。

冨田さんの回復を祈るのみです。
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