オバマ大統領広島訪問への反応

昨日5月27日(2016年)のオバマ大統領による広島訪問ですが、日本国内の反応は”核軍縮への言及に物足りなさを感じるものの訪問自体は評価する”という声が多かったようです。メディアも概ねその方向で伝えていましたよね。
海外の反応を見ても、訪問自体はやはり評価されていたようです。
心配だったアメリカ国内の反応も、オバマ大統領が”謝罪ではなく哀悼”という姿勢を明確にしながら、誠意あるスピーチと振る舞いをしたことで、”原爆投下が戦争終結を早めた”という昔ながらの考えの国民を刺激することなく、意義のある訪問になったという報道が多数を占めていました。

そんななか、これに否定的だったのは中国とロシアです。
中国では王毅外相が「南京でも30万人が犠牲になったことを忘れてはならない。広島には同情するが、戦争加害者である日本が責任を逃れられるわけではない」とすぐさま難癖をつけてきました。
1937年の日本軍による南京進行の際の犠牲者数は、政治的にも学術的にも定まってはいませんが、わかっていることは、国民党の蒋介石や日本軍の諸将による当時の認識記録や言行録には民間人の大虐殺があったとは少しも書かれていないということ、そして”30万”という遺体を処理するのは膨大な手間暇がかかると同時に、それがどこからも発見されていないということです。
中国がよくいう南京虐殺30万人は、広島長崎の原爆犠牲者数に合わせて作られた数字だという説がありますが、今回の中国の反応を見ていると、それも真実かもしれませんね。

そしてロシアはというと、アメリカとは諸問題で対立していますから、完全に否定的なニュアンス。
ロシアからすれば、”核軍縮が進まないのはロシアのせいだ”という空気になるのは気分が悪いでしょうし、日米関係が深化するのも好ましくはないでしょうからね。
また、ロシアの国営放送では広島市内で行われたオバマ大統領来訪に反対するデモの様子も流していて、”アメリカは原爆を投下した加害者なのにどの面下げて広島に行ったんだ”といわんばかりの構成だったのも徹底していました。

そういえば、この”反オバマデモ”ですが、日本のテレビや新聞ではほとんど取り上げていませんよね。
数十人という小さな規模だったので、これに注目してしまうと数万数十万という歓迎ムードに水を差してしまうという判断だったのかもしれませんよね。
なんて思いながら、このデモの様子を見てみると、「沖縄から出て行け」、「米軍基地を撤去しろ」、「日米同盟反対」、「天皇制賛美のサミット反対」などといった、いわゆる反米・反日デモで、被爆地広島でやる意味があるとは思えないものでした。
私だって、たとえば、「原爆投下を謝罪しろ!」とか、「核軍縮を進めろ!」とかいうデモならば、その心情はわかりますけど、”広島を利用するデモ”には決して賛同することはできません。

このひとたちは原爆ドームや慰霊碑を前に、厳粛な気持ちになるということはないのでしょうか?
デモがやりたいならば、それに適した場所と時期にやればいいんです。誰も止めはしません。
ひとりの日本人として、とても悲しくなってきます。
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