『真田丸』第25話、『別離』

もうすぐ6月も終わりということで、2016年も折り返しになるわけですが、この上半期の世相を表す言葉といえば”不倫”ですよね。
まずは不倫が発覚した後に、それを肯定したり、ちゃかしたりするようなLineが暴露されてドツボにはまったベッキーさん。
奥さんが妊娠中に愛人を議員宿舎に招き入れた”イクメン衆議院議員”の宮崎謙介さん。
新婚さんをあしらう番組を長くやりながら、元タレントの女性を20年に渡って愛人にしていた桂三枝(分枝)さん。
不倫をスクープされたものの、その釈明会見で笑いをとって上手く誤魔化したとしてメディアに気味悪い擁護をされた三遊亭圓楽さん。
純真で誠実な歌をうたいながら、W不倫が発覚し、相手に子供まで出来てしまったファンキー加藤さん。
愛人とホテルにいるところを麻薬取締官に踏み込まれ、覚醒剤と大麻の所持で逮捕された高知東生さん。

ひとつひとつが今年を代表するような案件になりそうなものが、わずか半年でこれだけあるのですから、2016年は本当に当たり年です。
私は不倫は決して肯定しませんが、「著名人だし、一般人とは価値観が違うのかなあ」という思いで眺めるのみです。
上記のひとたちに関しても、不倫をしたって何をしたって、それを許すファンや支援者もいるようですし、それはそれでいいのだと思います。
しかし、こういうひとたちが許せない、観たくない、というひとがいるのもまた事実です。
そういう場合は、不貞著名人が登場するメディアを避ければいいわけですが、テレビCMのように唐突に襲ってくる場合もありますし、自分が好きな番組にたまたまそういうひとが出演している場合もあるわけです。
そうなるとほんとに困っちゃいます。
私は、そういうときは、社会性やモラルの観点から、メディア側に問題著名人を辞めさせる義務があると思います。
もちろん、これは当該著名人から仕事を奪うことを意図していません。
自分の冠番組を持つなり、ライブや寄席を開くなり、自由にすればいいのです。それに反対するひとは誰もいません。

そんな不倫問題が席巻するいま、『真田丸』第25話、『別離』はとてもタイムリーでした。
今回は秀吉が弟と嫡男を相次いで病気で失うという物悲しい流れだったのですが、そのなかで噂されていたのが”利休の呪い”。
この少し前に利休は敵に弾薬を売っていたという疑惑と、大徳寺楼門に立像を据え置き、その下を秀吉に潜らせていたという咎により、切腹をさせられていたのです。
この背景にあるのは天下統一がなったあとでの豊臣政権の内部抗争でした。
政治的立場が大きくなりすぎている利休を、石田三成らが警戒し、失脚させたわけです。

しかし、この嫌疑について不信を感じた真田信繁は利休に対面して、なぜそんなことをしたのかと問い詰めます。
すると、利休の答えはこうでした。
「わては商人、戦は儲かります。お金は世の中を動かすものです」。
信繁はこれを聞いて唖然としますが、茶を進めた利休から、「ですが、ひとの心はお金では動かせません。だからわてはお茶でひとの心を動かすのです」といわれ、得心したような顔をしていました。
ただ、大徳寺の立像の件は何の釈明もありません。
利休は、「あれで足をすくわれましたなあ。定めや」と苦笑いを浮かべるのみでした。
実はこの立像は、茶々からの依頼で作ったものが、サイズに間違いがあって返品されたのを、茶々の勧めで大徳寺に預けていたのです。
”不幸を呼ぶ女”茶々と関わったことが、破滅への定めだったということなのでしょう。

利休を演じていたのは、みなさんご存知のように桂三枝さんです。
私は「定め」というセリフに三枝さんの生身を感じました。
三枝さんは今回で『真田丸』とは別離とあいなったわけですが、ひょっとすると他の番組でも別離があるのかもしれませんね…。

私は山瀬まみさんの仕事だけが心配です。
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