フロンターレに驚嘆する

6月25日に鹿島アントラーズが1stステージ優勝を決めたのも束の間、7月2日から始まった2016年2ndステージですが、鹿島の完全制覇とともに注目したいのはやはり川崎フロンターレの執念ですよね。
なにしろ川崎は1stステージ残り2試合というところまで首位に立ち、残す相手はアビスパ福岡と大宮アルディージャという状態だったので、優勝の二文字をはっきりと視界にとらえていたわけです。
ところが、最下位の福岡との試合がまさかのドローに終わり、鹿島にまくられると、そのまま優勝をさらわれるという悲劇。
フロンターレの20年の歴史のなかでも、これほど悔しかったことはそうはなかったはずです。

そんな川崎ですから、2ndステージでは屈辱をばねに是が非でも優勝して、チャンピオンシップで鹿島と雌雄を決したいところでしょう。
そのためにも大事な2ndステージ開幕戦は、アウェイでペガルタ仙台を3-0で下す好スタート(意識したい鹿島はガンバ大阪に敗戦)。
ここからは夏場ですから、しっかり体を整えて、ひとつひとつ勝ち星を積み上げてゆかねばなりませんよね。
Jリーグは夏休みに厳しい日程になりますし、フロンターレは五輪に2選手を送り込むので、やりくりも大変になることでしょう。
中村憲剛、大久保嘉人の両ベテランが大黒柱のチームですから、試合の合間の適切な休みが大切になってくるはずです。

と、私はそんなふんに考えていましたから、仙台でのペガルタ戦の翌日、川崎が陸前高田で復興チャリティイベントを開いたというニュースには本当にびっくりしました。
選手たちは子供たちと一緒にボールを蹴って楽しんだのはもちろん、控え選手同士ながら、ペガルタ仙台との真剣勝負を思わせるようなチャリティマッチを行ったのも規格外の出来事といえるでしょう。
サッカーだけではなく、ハードなスポーツというのは試合の翌日にはクールダウンするのが常識なので、それを押して陸前高田に向かったフロンターレの男気には驚嘆する以外ありません。
また、川崎フロンターレは今回のイベントを唐突に行ったのではなく、2011年4月から継続的に被災地支援を続けているのですから、本当に素晴らしいと思います。

熊本地震の際にもロアッソ熊本市民を勇気づけたように、サッカーにはひとびとを繋ぐ力があります。
それは同じピッチで、ひとつのボールを選手と子供が一緒に蹴れるからです。
そこには被災者も支援者もありません。
ひとつの目標にみんなで向かってゆくのがサッカーなのです。
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