東京五輪追加種目決定、ここからがスタート

小池百合子新東京都知事の誕生と丸川珠代五輪担当大臣の就任で新しい段階に入った2020東京五輪ですが、昨日8月3日(スイス時間)のIOC総会で、懸案だった開催都市推薦の5競技18種目の追加がついに承認されました。
これはいまのところ”2020大会のみ”の実施ということになっていますが、世界的な競技環境が整い、人気も上がってくれば、2024以降の正式種目になるものもあることでしょう。ぜひ東京五輪をその足掛かりにして欲しいものです。

その選ばれた競技はといいますと、日本では人気の高い”男子野球・女子ソフトボール”、いまや世界的な広がりを見せ、長い間五輪競技となることを望んでいた”空手”、北米を中心に若者に人気のある”スケートボード”、都市型スポーツとして競技人口も増回中という”スポーツクライミング”、やるスポーツというだけではなく観るスポーツとしてもお洒落で世界的人気も高い”サーフィン”の5つになります。
野球・ソフト以外は会場設営も簡単でしょうから、”コンパクト五輪”の理念には合致していると思います。
もちろん、日本開催なら野球場にも困りませんが、次の五輪開催地が北米以外だとかなり困ったことになるでしょうね…。
(※プロ野球は東京五輪開催中はリーグ戦を中断するそうです。この協力姿勢には驚きました。)

それにしても、この追加競技の関係各所はいま大盛り上がりだと思います。
競技人口も増えるでしょうし、出来る場所も増やさねばならないでしょうし、用具・器具もどんどん作らねばなりません。
そうやってまず日本での人気を確かなものにして、正式種目入りを目指すわけです。
ここがゴールではなく、スタートという認識にならなくては、一過性のもので終わってしまいます。

そんななかで、私が最も注目しているのは空手です。
東京五輪は男女3階級の”組手”と、男女合わせて8種目の”形”が採用されたわけですが、組手に関しては、流派によって様々なルールがあるなかで、全日本空手道連盟は”寸止め”を提案し、それが採択されたわけです。
”五輪ルール”になったことで、これから2020年までは寸止めが空手の主流となることは明らかです。
フルコンタクトルール(実際に拳や蹴りを相手に当てる)の流派のなかには忸怩たる思いを持っているひともいるでしょうけど、仕方のないことです。

ただ、これは私の予想ですけど、実際に五輪で寸止めルールが行われた後には、世界中から「わかりにくい」という声が少なからず上がってくると思うんです。
いまの五輪はテレビ(映像)五輪ですから、”わかりやすくて、観ていて面白い”というのが重視されます。
レスリングだって柔道だって、それでルールを変えたり、胴着の色を変えたりしてきました。
ですから、将来的にはフルコンタクトルールになる可能性も十分あるはずです。
そんななかで、日本は”空手の母国”として、わかりやすくて興奮できるルールを模索し続けなければなりません。
それが五輪正式書目入りへの道です。

そして、追加種目に選ばれたいまだからこそ、”ルール変更の舵取りの権限を握る”必要もあるわけです。
”日本の空手が世界の空手を主導する”という形をいまのうちに作らねばなりません。
欧州の連中が自分たちの国発祥の種目をそうやってコントロールしていることは私たちはよく知っていますし、それで日本はいくつかの種目で長く苦しめられてきました。
本来ならば日本は柔道でそれをせねばならなかったわけですが、政治感覚のなさから失敗し、柔道は日本の手を離れて、JUDOになってしまったわけです。
空手はKARATEになってはいけません(BABYMETALの影響でそうなっているかも…)。

追加種目となったことに浮かれず、帯を締め直すときです。
正式種目となり、”空手道”として、存続させることが目標なのです!
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