リオ五輪、開幕!

現地8月5日に開会式を迎えたリオ五輪は、そのショーのなかで広島への原爆投下時間に合わせて日系移民のパートが組み込まれたことで、”多様性”と”自然”と”笑顔”という今大会のテーマに”平和”が加わり、より意義のある演出になっていたと思います。
そして注目の聖火台への最終点灯者は、多くのブラジル人が予想していたペレではなく、元マラソン選手のバンデルレイ・デ・リマ。
名前を聞いてもなかなかピンときませんが、アテネ五輪の男子マラソンで終盤まで首位を守っていたのに、沿道からの乱入者に抱き付かれ、そこからペースを乱して結局3位に終わってしまった悲劇のランナーといえば、世界の多くのひとが「ああ、あの」と思い出すはずです。
デ・リマはレース後に誰を批難することもなく、結果を素直に受け入れたことで、その人格が金メダルよりも輝いていたとも評される人物です。
そのデ・リマが最終ランナーになったことで、リオ五輪はスポーツマンシップを貴ぶ大会であることを世界中にアピールしたといえるでしょう。
(ペレは体調不良を理由に辞退したことになっています。ペレはサッカーの神様ですが、元五輪選手ではないので聖火点灯者としては場違い感がありますよね。)

そうして翌日から続々と競技が始まったリオ五輪ですが、我らが日本代表は女子バレーが予選リーグの初戦を落とすという嫌なスタート。
また、金メダルが期待される男子体操団体予選も序盤からなかなかスコアが伸ばせないなかで、平行棒と鉄棒で大きなミスが出てしまって、トータル269.294というじれったい結果でした。
エースの内村航平と加藤凌平は安定した演技を見せ(内村は鉄棒でまさかの落下があったものの個人の合計スコアはグループトップ)、新鋭の白井健三は初の五輪とは思えぬ堂々とした演技だったものの、山室光史と田中佑典の2人は得意種目で大きなミスをしてチームの足を引っ張ったのが原因といえるでしょう。
水鳥寿思監督は”275点”を目安にしていたので、明後日の決勝までには各選手がしっかり修正したいですね。
予選の様子を見るに、決勝では内村と加藤が6種目ずつ出ると思いますけど、メダルの色を左右するのは、おそらく加藤の跳馬だと思います。
2015年の試合中に跳馬で怪我をしたトラウマを加藤が乗り越えたとき、その跳躍の軌跡が栄光への懸け橋となる!

というリオ五輪ですが、2020年に東京五輪を控える日本としては、いい結果を出して、期待と熱気を4年後に繋げねばなりません。
そんななか、日本選手団の高田裕司総監督は大会前に「金メダルは14個、メダル総数では30個以上を目指す」と目標を語っていましたけど、控えめすぎて私は目を疑いました。
日本は前回のロンドン五輪では”金メダル7、メダル総数は38”だったんですから(38は日本選手団史上最多)、高田総監督のいっているのは”現状維持”に等しい目標ですぜ。
ちなみに日本は前々回の北京五輪では”金メダル9、メダル総数25”でした。
そこからロンドンではメダル総数で13も上積みしたんです。
だったらリオでは、金14はいいとしても、”メダル総数は50”くらいいわなきゃいけません。
そうじゃなきゃ選手にも失礼ってものです。

スポーツの世界で控えめは美徳ではありません。
日本人らしい美徳は開会式の入場行進で誰ひとりスマホを手にしていなかったことで、十分世界にアピールすることができました。
試合では貪欲にがつがつ攻めていって欲しいものです。
日系のブラジル移民はそうやって自分たちの地位を築いていったはずですからね。
選手たちには、日本人も日系人も心から誇らしくなるような戦いを期待します。
きみたちなら出来る!
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